沖縄美ら海紀行（万座毛）

万座毛

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沖縄美ら海紀行（八重山）

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和田義男

万座毛まんざもう

　万座毛は、沖縄本島のほぼ中央に位置する恩納村（おんなそん）にあり、沖縄海岸国定公園に含まれている。隆起珊瑚（りゅうき・さんご）でできた高さ約20mの断崖から西に臨む東シナ海は、立つ位置や太陽の運動とともに刻々と海の色合いが変化し、sunset の雄大な景観が素晴らしい一大景勝地である。

　琉球石灰岩の台地には天然芝が広がり、その周辺の植物群落は県指定の天然記念物に指定されている。

万人の野原

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	万座毛は、「万人が座する草原」という意味で、毛（もう）とは野原のこと。1726年、この地を訪れた尚敬王（しょうけい・おう）が「万人を座するに足る毛」と賞賛したのがこの名前の由来といわれる。

象の鼻のような断崖絶壁

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風光るアダンの浜辺万座毛　　北舟

かぜひかる　あだんのはまべ　まんざもう

万座まんざ

ビーチ　

　万座毛の北には、エメラルド・ブルーの珊瑚礁に囲まれた万座ビーチがある。岬の先端に立つ万座ビーチホテルは、純白の大型客船のような形をした美しいフォルムを誇っている。

エメラルド・ブルーの万座ビーチ

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	万座ビーチは、万座ビーチホテルのプライベート・ビーチで、ダイビングやクルージング、フィッシングなど、種々のマリンスポーツが楽しめる大型リゾート・エリアとなっている。

船のようなリゾート・ホテル

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注連縄が張られた万座ビーチの奇岩

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恩納おんな

ビーチ　

　万座ビーチの南に恩納ビーチが隣接し、その南奥には、恩納漁港がある。漁港入口の防波堤の壁にはカラフルなペインティングが施されている。エメラルド・ブルーに輝く海には、定置網が敷設されていた。

美ら海ちゅ　うみ

の定置網　

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	万座ビーチから見た万座毛
	万座ビーチから西方に見える万座毛の眺望は素晴らしい。とき既に太陽が西に傾き、雲の間から放射状の光線が海を黄金に染めはじめていた。バスの車窓から撮影できたラッキー・ショット！

万座毛の落日

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	東シナ海の入り日
	万座ビーチを後に、その近くにある「かりゆしビーチ・リゾート・ホテル」にチェック・イン。オーシャン・ビューの部屋には全室バルコニーがあり、万座ビーチで見た太陽が今まさに東シナ海に沈もうとしていた！

感動的な東シナ海の落日

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