ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク
 

和田義男

 旅紀行ジャパン

2005年6月5日改訂

♪安里屋ユンタ・十九の春・谷茶前・与那国小唄 夢 現

写真をクリックすると新しい窓が開き 拡大写真(1600x1200)487KBが表示されます(以下同じ)。

2005年5月20日作成

獅子舞(琉球村・道ジュネー/沖縄本島)

獅子舞(琉球村・道ジュネー/沖縄県那覇市)

本島編

沖縄美ら海紀行

伝統絵巻

みち

ジュネー

   中央広場では午前と午後の2回、道ジュネー(沖縄風パレード)が行われる。幸運にも、これまで正月や旧正月などに限って行われていたこのイベントは、本年度から毎日開催されるようになった。  
   沖縄では古代から伝わる神祭り行事が数多く残され、今でも年中行事として行なわれているが、一年かかって行われる行事をひとときで見ることができるこの道ジュネーは、非常に有り難い。  
 

 
   午後3時半から、国王・王妃・三司官*(さんしかん)・旗頭(はたがしら)**を先頭に二度目のパレードが始まった。  
  *三司官 : 士族の最高の位。行政の最高責任者。三人いて、通常は輪番で勤務したが、難しい問題には三人が合議して決めた。  
  **旗頭 : 布や紙を棹に掲げ、空中にひるがえる旗頭は、村の象徴。  

国王・王妃・三司官

国王・王妃・三司官

拡大写真(1200X1040)380KB

ウスデーク

  最初は女性だけによる円陣舞踊・ウスデークが披露された。神アシャギで鼓を持ったノロ(神女)を先頭に、土地の事柄や王朝賛美を歌いながら踊る神事舞踊である。  

神女の踊り・ウスデーク

神女の踊り・ウスデーク

拡大写真(1600x900)304KB

ジュリ馬 じゅり うま

   旧暦1月20日にジュリ(遊女)達が美しい紅型(びんがた)衣装に身を包み、木馬(もくば)の手綱(たづな)を操りながら、ユイ、ユイ、ユイと歌三線*(うたさんしん)に合わせて舞い歩く。  
  *歌三線 : 唄いながら三線を弾く、絃声一体のこと。  

ジュリ(遊女)たちの踊り・ジュリ馬

ジュリ(遊女)たちの踊り・ジュリ馬

拡大写真(1600x1200)571KB

空手と棒術

   祭祀の年中行事ではないが、沖縄から世界に広がった空手(からて)と古武道の棒術の演舞が披露された。  

沖縄から世界に広がった空手

沖縄から世界に広がった空手

拡大写真(1200X800)297KB

沖縄の古武道・棒術

沖縄の古武道・棒術

拡大写真(1200X900)383KB

彌 勒 ミルク

   ミルク(彌勒)は、海の彼方から人々の幸せや農作物の豊かな実り、村の繁栄をもたらしてくれる来訪神。旧暦7月16日にミルク節*と共に大きなうちわを持って愛嬌をふりまく。弥勒(みろく)菩薩が訛ってミルクになったもので、白い顔は弥勒菩薩の化生といわれる中国唐代の禅僧・布袋和尚(ほてい・わじょう)の顔だという。  
  *ミルク節 : ミルク(弥勒)を迎える民謡。八重山地方では祝宴のお開き(解散)に唄われるという。  

村の繁栄をもたらす神・ミルク(彌勒)

村の繁栄をもたらす神・ミルク(彌勒)

拡大写真(1200X900)200KB

 春の空団扇を翳す彌勒かな  北舟 

はるのそら うちわをかざす みるくかな

獅子舞

   琉球の獅子舞は、本土の獅子舞ほどの細かい芸はないが、大らかで、鷹揚。どこか間の抜けた動作と面構えは、南島人*(なんとうじん)の特色を良くあらわしているといわれる。  
  *南島人: 昔、大和朝廷が琉球に住む人たちを南島人と呼んだ。  

獅子舞

獅子舞

拡大写真(1600x1200)487KB

風車祝カジマヤー

   旧暦9月7日に97歳の長寿者を村をあげて祝うのがカジマヤーといわれる風車祝。この歳まで元気でいると童心に帰るということで、カジマヤー(風車)を飾って祝う長寿国・沖縄ならではの行事である。人力車の「おばあ」は、とても97歳とは思えないほど元気で、羨ましい。  

元気な97歳の「おばあ」

元気な97歳の「おばあ」

拡大写真(1200X1040)322KB

庶民の踊りマミドーマ

   農耕の振る舞いを取り入れた庶民の集団舞踊・マミドーマ。鍬(くわ)、鎌(かま)、ヘラを持ち、軽快でユーモラスなこの踊りは、八重山地方から沖縄本島まで、運動会から結婚披露宴まで、広く親しまれて踊られているという。  

鍬や鎌を持って踊るマミドーマ

鍬や鎌を持って踊るマミドーマ

拡大写真(1600x1150)354KB

和田義男

 
和田義男

撮影 2005年4月15・16日
 

OLYMPUS E-300 & E-1

11-22mm 14-54mm
SIGMA 55-200mm


800万-500万画素

 
1,484枚  2,278MB
 

 初めての家内と共に沖縄を巡り、間もなく満5歳を迎えるWa☆Daフォトギャラリーに待望の沖縄の作品を加えることができた。
 大作になってしまったが、これでもまだ前編であり、後編の八重山編が残っている。
 後編は、がらりと違った沖縄の大自然を記録しているので、ご期待いただきたい。

 梅雨に入る前に出掛けた沖縄だったが、期待通りの素晴らしい天候に恵まれ、予想外の良い写真が撮れ、掲載する写真を絞るのが大変だった。
 主力の OLYMPUS E-300 はCCDがコダック製で、「コダック・ブルー」と呼ばれる深い青色には定評がある。今回は、特にそれを活かすことができ、沖縄の鮮やかな空や海の色を十二分に写し撮ることができた。自信作が完成したのは、E-300のお陰である。〈 完 〉
  フォトギャラリーへ 特集!旅紀行目次へ 世界の名城 感動写真集目次へ  
旅紀行ジャパン目次へ   多摩川紀行
旅紀行日本の祭り 旅紀行日本の裸祭り 旅紀行日本の花目次へ
Wa☆Daフォトギャラリー

今 日

 和田フォトギャラリー

昨 日

 Copyright (C) 2000-2006 Yoshio Wada. All Rights Reserved. 

ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク