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和田義男

 旅紀行ジャパン

2005年1月10日改訂

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♪蓮 BGMの小箱

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2004年2月13日作成

白川郷の夜景

白川郷の夜景


白川郷のライトアップ

 白川郷の冬の風物詩として人気の高いライトアップ。しかし、1シーズン7回しか行われない。ライトの据付けや照射作業、そして撤収と大変な労力がかかるため、頻繁には行えないのだろう。

 今回の白川郷へのツアーは、このライトアップを見たいと思ったことが発端だった。2月6日の金曜日以外は全て土曜日に行われるが、土曜日は大変な人出だと聞き、休暇を取ってこの日を選んだ。

合掌住宅のライトアップ

合掌住宅のライトアップ

拡大写真(1200X900)49KB 【E-1 38mm/28-108mm  F2.9 1秒 ISO200】

 見上げれば合掌の家雪明り 北舟 

槍のような雪

ライトが当たっているところだけ槍のように雪が写っている。

槍のような雪

拡大写真(1200X900)67KB 【E-1 34mm/28-108mm  F2.8 1/5秒 ISO200】

障子と

氷柱つらら

障子と氷柱

拡大写真(1200X900)61KB 【E-1 56mm/28-108mm  F3.1 1秒 ISO200】

雪囲いの家

雪囲いの家

拡大写真(1200X900)87KB 【E-1 34mm/28-108mm  F2.8 1/1.3秒 ISO200】

明善寺

庫裡くり

の障子明り

明善寺庫裡の障子明り

拡大写真(1200X900)39KB 【E-1 46mm/28-108mm  F3.0 1秒 ISO200】

 ほんのりと障子の明り庫裡の妻 北舟 

ほんのりと しょうじのあかり くりのつま

食事処たなか屋

ライトアップ鑑賞のあと、冷えた身体を内部から暖めるのが最高!

食事処たなか屋

拡大写真(1200X800)150KB 【E-1 28mm/28-108mm  F2.8 1/1.6秒 ISO200】

 雪しまき家路を急ぐ里の夜 北舟 

夜のであい橋

大雪の中、庄川を渡り、駐車場に急ぐ人々。

夜のであい橋

拡大写真(1200X800)56KB 【E-1 34mm/28-108mm  F2.8 1秒 ISO200】

終  章  EPILOGUE

幻想的な雪の里

 和田家住宅を見たあと、午後3時半頃展望台に着いた。最前列は既に場所取りの三脚で一杯だったが、なんとか隙間を見つけて三脚をたて、白川郷の全景を撮影し、午後5時30分のライトアップを待った。

 しかし、全景を撮ったときが一番視界が良いときで、その後は大雪となり、2時間ほど粘ったが、白川郷は全く見えなかった。徐々に離脱する人が増え、私も後ろ髪を引かれる思いで展望台を後にした。

 坂道を下りていく途中、歓声が上がったので、ふと振り向くと、お伽の国のような白川郷が見えた。私は大勢の人垣の中で三脚を据え、夢中で撮影した。更に三脚を固定しようとしているときに見えなくなってしまった。
 後で調べると撮影できたのは3分間で、枚数は7コマ。そのうちタイムスタンプが17:51:25のP2061185.JPGだけが鮮明に写っていた。このときの感激は終生忘れられない。
 振り向けば雪の切れ目に合掌屋 北舟 

ふりむけば ゆきのきれめに がっしょうや

坂道から南方を臨む。手前が和田家住宅。そのまわりに大勢の人垣が見える。

白川郷の夜景

拡大写真(1200X900)319KB 【E-1 108mm/28-108mm  F3.5 1秒 ISO200】

注:文中の表記は全て35mm換算によるもので、 「274mm/100-400mm」は50-200mmズームレンズの137mmで撮影したという意味である。

和田義男

 
撮影 2004年2月6日
 
OLYMPUS E-1

 
14-54mm 50-200mm EC-14

500万画素


 790枚  870MB
 

 日本で唯一、人の居住する世界遺産を見た。そこには昔と殆ど変わらない生活があった。
 白川郷からホテルのある高山へ向かうバスの中で、地元の女性ガイドは「冬が一番好き」と言った。
 冬は雪かきも大変だし、暮らしは不便である。しかし、それを喜びとする知恵があるのだろう。
 高度文明化社会の中で当然のように暮らしている我々都会に住む人間が忘れてしまったものが、こゝにはあるように思えた。〈 完 〉

謝辞 雪の白川郷は合掌造りの全景が見えないため、2003年夏に白川郷に行かれた南光優さんから貴重な写真をお借りしました。ご厚意に心より感謝申し上げます。また、忍耐強くつきあってくれた家内にも感謝! (^^;
▲▲ 世界文化遺産・

五箇山ごかやま

 の合掌屋 ▲▲
** 上平村菅沼集落 **
【 特別出展 】

藤村恒人氏撮影

2004年2月7日     写真集 生きる

五箇山の合掌屋 1

五箇山ごかやま

 五箇山は、富山県南西部、岐阜県境付近にある。行政的には東砺波郡(ひがしとなみぐん)平村、上平村、利賀村(とがむら)に属する。庄川上流部とその支流のつくる上梨谷、下梨谷、赤尾谷、小谷、利賀谷の峻険な五つの谷にある小集落群が五箇山の地名の起りだという。

 かつては、冬季には豪雪で交通が途絶するため秘境の感が強く、茅葺き屋根の合掌造家屋に象徴される伝統的な生活様式をもっていた。近世加賀藩政下、特別の保護をうけて火薬原料の煙硝、和紙、蓑(みの)、蝋(ろう)の生産や養蚕(ようさん)が営まれていた。
五箇山の合掌屋 2
 五箇山は、平家落人伝説が多く、こきりこ節や麦屋節(むぎやぶし)などの民謡の宝庫でもある。大正末期以来大規模な電源開発が行われて近代化が進み、第二次世界大戦後、製炭業や和紙製造なども衰退して大幅に人口が流出して合掌造りも減少し、現在では全住宅の約1割にすぎない。
 五箇山は、かつては国境を境に接する飛騨白川村とともに大家族制で知られていた。五箇山の大家族も基本的形態は白川村の大家族と同一であるという。
 五箇山の合掌造り集落は、平成7年(1995)、白川郷とともに世界文化遺産に登録された。
五箇山の合掌屋 3

藤村 恒人 ふじむら つねひと

  さんのこと
藤村恒人氏
 藤村さんは、全日本写真連盟会員で、プロと変わらない実力の持ち主である。 生きる というホームページを主宰されておられる。私は藤村さんのホームページを見て、写真だけでなく、人生哲学を前面に打ち出しておられることに感動し、メールをお送りしたことから文通が始まった。
 現在では、私が作品をお知らせするごとに貴重なご感想や写真をお送りいただいている。藤村さんのキャリアや装備資器材は私のとうてい及ぶところではなく、勝手に師と仰いで勉強させていただいている。
 昨日「雪の白川郷」をお知らせをしたところ、直ぐにご返事をいただいた。拝見すると、何と藤村さんは2月6日に白川郷の同じ展望台でライトアップを待っておられたという。大雪と大勢のカメラマンの中で、私はまったく気づかず、すれ違ってしまったのである。
 藤村さんは、その日は富山に泊まられ、翌日五箇山のライトアップを撮られた。その中の1枚をお送り頂いた。私の下手な写真とは全くレベルの違う素晴らしさに感動し、写真掲載をお願いしたところ、快諾を得た。
和田義男
 お陰様で、世界遺産に登録された白川郷と五箇山の双方を紹介することができた。大感激である!
 藤村さんは、毎年8月の誕生日に人間ドックを受けておられ、全く異常がないとのこと。私などはあちこち指摘を受けているのに、羨ましい限りである。今年の8月には73歳になられるが、ますますお元気でご活躍を願っている。 和田義男 (2004年2月14日)
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