ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク
 

和田義男

 旅紀行ジャパン

2009年3月16日改訂

ログイン時刻

 

 

 

今 日

昨 日

♪ゼラニウムの詩 Geranium

拡大写真(1600X1630)432KB

入り日差す三郎岳の霧が花   北舟

2009年3月13日制作

The setting sun is shining on the frost flowers of Saburo Peak.

霧氷林が広がる三郎岳(1,412m)

霧氷林が広がる三郎岳(1,412m)(山形県山形市)

早春の蔵王高原

鳥兜駅

標高1,387mの

鳥兜とりかぶと

標高1,387mの鳥兜駅

   山頂の鳥兜駅に着くと、15人乗りのキャタピラー型雪上車3台が迎えに来ており、ツアー一行は分乗して雪のスロープを下り、中央ゲレンデにある国際蔵王高原ホテルに向かった。
鳥兜駅に迎えにきてくれた蔵王高原ホテルの

雪上車せつじょうしゃ

 2009.2.26 15:50

鳥兜駅に迎えにきてくれた蔵王高原ホテルの雪上車

拡大写真(1800x1150)256KB

   鳥兜山の北方一帯は、なだらかなスロープが続く高原になっており、蔵王高原と呼ばれる理由が良く分かった。

パノラマの蔵王高原/鳥兜駅

パノラマの蔵王高原/鳥兜駅

パノラマ写真(1800x950)262KB

 

三宝荒神山さんぽうこうじんさん

   蔵王は古くから修験(しゅげん)の山として知られる。この山も修験者により命名されたもので三宝荒神は日本仏教における信仰対象の一つで、仏・法・僧の三宝を守護し、不浄を厭離(おんり)する荒神*である。
*荒神:仏法(ぶっぽう)と伽藍(がらん)の守護神
霧氷原と

三宝荒神山さんぽうこうじんさん

(1,703m)/鳥兜駅

霧氷原と三宝荒神山(1,703m)/鳥兜駅

拡大写真(1600X1200)406KB

   俳句では、霧氷や樹氷は冬の季語になっている。霧氷には、霧の花、霧氷林、樹霜、粗氷、霧氷の華などの用例があり、樹氷には樹氷林、木華(きばな)、木花などがある。白い花のように見えるため花や華が付く例が多い。

霧氷林むひょうりん

に分け入るスキーヤーたち

霧氷林に分け入るスキーヤーたち

拡大写真(1600X1200)463KB

  入り日差す三郎岳の霧が花  北舟 

いりひさす さぶろうだけの きりがばな

The setting sun is shining on the frost flowers of Saburo Peak.

霧氷林が広がる三郎岳(1,412m)

霧氷林が広がる三郎岳(1,412m)

拡大写真(1600X1630)432KB

スノボー(スノーボード)全盛のゲレンデ

スノボー(スノーボード)全盛のゲレンデ

拡大写真(1600X1200)367KB

 

スキーパトロール

 
   山形蔵王にはスキーパトロール詰所(つめしょ)が5箇所設けられ、赤十字を背負った隊員がゲレンデの安全と事故があったときの救護活動に従事している。格好いい制服はスキーヤーの憧れの的だが、全日本スキー連盟が認定する「公認スキーパトロール」の資格が必要である。
スキーパトロール隊と詰所

スキーパトロール隊と詰所

拡大写真(1600X1630)432KB

雪上車せつじょうしゃ

 雪上車は、キャタピラー(無限軌道)などを装着して雪上や氷上を走行する特殊自動車である。積雪地における人員や物資の輸送に用いられる。今回、15人乗りの雪上車3台を利用したが、どれも震動がもろに身体に伝わって乗り心地が悪く、当たり前のように思っていた普通自動車の乗り心地が如何に素晴らしいかを体感した。
中央ゲレンデの国際蔵王高原ホテルに向かう雪上車 15:55

中央ゲレンデの国際蔵王高原ホテルに向かう雪上車

拡大写真(1800X1100)286KB

   午後4時頃、国際蔵王高原ホテルに到着。海外と違って国内旅行なので、既に部屋割りやホテルの宿泊ガイドが終わっており、到着するとフロントからキーを受け取るだけで、入室できた。
国際蔵王高原ホテルに到着

国際蔵王高原ホテルに到着

   ホテルは鳥兜山の山陰に入っていて、既に日没状態だったがまだ辺りは明るかったので、荷物を部屋に入れただけで、愛機のオリンパスE-30を携えて蔵王高原の散策に出かけた。
日が沈んだ中央ゲレンデ 16:00

拡大写真(1800X1100)323KB

三五郎小屋さんごろうごや

 国際蔵王高原ホテルの山側にヨーロッパの山小屋風の三五郎小屋があり、陽気なスイスのヨーデルが聞こえてきた。「山形蔵王、中央ゲレンデ、標高1350mの高原に位置するロッヂ。赤い三角屋根の大きな小屋です」がキャッチ・コピー(宣伝文句)。

ヨーデルが流れるスイス風の三五郎小屋

ヨーデルが流れるスイス風の三五郎小屋

拡大写真(2000x1200)318KB

   英語の表記があり'H. SANGORO' 'Sangoro goya'などの横文字が見える。海外客も多いのだろう。目立つので、散策の目印になる。三郎岳と五郎岳の間にあるので、三五郎と名付けたことは容易に想像がつく。

美しい霧の花

美しい霧の花

拡大写真(1200x1600)484KB

   筆者の若い頃、何度か山形蔵王に来て、スキーを楽しみ、蔵王温泉で疲れを癒したが、山上のホテルに泊まったことがない。夜はゴンドラやリフトが止まるので、温泉街から蔵王高原に上がることができない。
風上に向かって成長する霧氷

風上に向かって成長する霧氷

拡大写真(1600X1150)420KB

   蔵王にスキーに来たときは山頂に立っても滑り降りることに夢中で景色を楽しむゆとりがなかった。こうして閑散とした蔵王高原を散策してみると、当時は、自然の素晴らしさを十分に味わっていなかったことに気付いた。

スキーヤーがいなくなった黄昏のゲレンデ 16:10

黄昏のゲレンデ

拡大写真(1600x1200)450KB

Wa☆Daフォトギャラリー

今 日

 和田フォトギャラリー

昨 日

 Copyright (C) 2000-2012 Yoshio Wada. All Rights Reserved. 

ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク