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山頂の鳥兜駅に着くと、15人乗りのキャタピラー型雪上車3台が迎えに来ており、ツアー一行は分乗して雪のスロープを下り、中央ゲレンデにある国際蔵王高原ホテルに向かった。 |
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鳥兜駅に迎えにきてくれた蔵王高原ホテルの |
雪上車 |
2009.2.26 15:50 |
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鳥兜山の北方一帯は、なだらかなスロープが続く高原になっており、蔵王高原と呼ばれる理由が良く分かった。 |
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蔵王は、古くから修験(しゅげん)の山として知られる。この山も修験者により命名されたもので、三宝荒神は、日本仏教における信仰対象の一つで、仏・法・僧の三宝を守護し、不浄を厭離(おんり)する荒神*である。 |
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*荒神:仏法(ぶっぽう)と伽藍(がらん)の守護神 |
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霧氷原と |
三宝荒神山 |
(1,703m)/鳥兜駅 |
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俳句では、霧氷や樹氷は冬の季語になっている。霧氷には、霧の花、霧氷林、樹霜、粗氷、霧氷の華などの用例があり、樹氷には樹氷林、木華(きばな)、木花などがある。白い花のように見えるため花や華が付く例が多い。 |
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いりひさす さぶろうだけの きりがばな |
The setting sun is shining on the frost flowers of Saburo Peak. |
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霧氷林が広がる三郎岳(1,412m)
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スノボー(スノーボード)全盛のゲレンデ
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山形蔵王にはスキーパトロール詰所(つめしょ)が5箇所設けられ、赤十字を背負った隊員がゲレンデの安全と事故があったときの救護活動に従事している。格好いい制服はスキーヤーの憧れの的だが、全日本スキー連盟が認定する「公認スキーパトロール」の資格が必要である。 |
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スキーパトロール隊と詰所
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雪上車は、キャタピラー(無限軌道)などを装着して雪上や氷上を走行する特殊自動車である。積雪地における人員や物資の輸送に用いられる。今回、15人乗りの雪上車3台を利用したが、どれも震動がもろに身体に伝わって乗り心地が悪く、当たり前のように思っていた普通自動車の乗り心地が如何に素晴らしいかを体感した。 |
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中央ゲレンデの国際蔵王高原ホテルに向かう雪上車 15:55
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午後4時頃、国際蔵王高原ホテルに到着。海外と違って国内旅行なので、既に部屋割りやホテルの宿泊ガイドが終わっており、到着するとフロントからキーを受け取るだけで、入室できた。 |
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ホテルは、鳥兜山の山陰に入っていて、既に日没状態だったが、まだ辺りは明るかったので、荷物を部屋に入れただけで、愛機のオリンパスE-30を携えて蔵王高原の散策に出かけた。 |
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国際蔵王高原ホテルの山側にヨーロッパの山小屋風の三五郎小屋があり、陽気なスイスのヨーデルが聞こえてきた。「山形蔵王、中央ゲレンデ、標高1350mの高原に位置するロッヂ。赤い三角屋根の大きな小屋です」がキャッチ・コピー(宣伝文句)。 |
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英語の表記があり、'H. SANGORO' 'Sangoro goya'などの横文字が見える。海外客も多いのだろう。目立つので、散策の目印になる。三郎岳と五郎岳の間にあるので、三五郎と名付けたことは容易に想像がつく。 |
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筆者の若い頃、何度か山形蔵王に来て、スキーを楽しみ、蔵王温泉で疲れを癒したが、山上のホテルに泊まったことがない。夜はゴンドラやリフトが止まるので、温泉街から蔵王高原に上がることができない。 |
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風上に向かって成長する霧氷
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蔵王にスキーに来たときは、山頂に立っても滑り降りることに夢中で、景色を楽しむゆとりがなかった。こうして閑散とした蔵王高原を散策してみると、当時は、自然の素晴らしさを十分に味わっていなかったことに気付いた。 |
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スキーヤーがいなくなった黄昏のゲレンデ 16:10
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