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ミデルト Midelt からはモワイアン・アトラス Moyen Atlas (中アトラス)山脈との谷間を進む。左に3,737mのエアシ山 Jbel Ayachi を見ながらモワイアン・アトラス山脈のザッド Zad 峠(2,176m)を通過。このあたりは遊牧民族のベトウインがテントを張って山羊を放牧し、遊牧生活をしている。 |
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ベドウィンの山羊の放牧 |
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モロッコのグランドキャニオン2/2 |
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モワイアン・アトラス越えの渓谷 |
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途中、イフレン Ifrane のカフェでトイレ休憩のあと更に北上し、午後6時ころ、モロッコ最古の都市で世界文化遺産の街フェズに到着。我々はこゝで2連泊し、タップリとフェズの観光を楽しんだ。 |
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世界文化遺産の街フェズ |
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はるかぜや ふぇずのまちなみ しろぞうげ |
Spring wind, Féz the town of white ivory. |
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フェズ・エルジェ・ディドにある王宮 |
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モロッコの北部を走るリフ山脈とその南に横たわるモワイヤン・アトラス(中アトラス)山脈の間に位置するフェズは、かつてマリーン朝などのイスラム王朝が首都とした。13世紀から14世紀に発展し、多数のモスク、マドラサ(イスラム式学校)、大学などがある。現在77万人が住むフェズは、350万人のカサブランカ、120万人の首都ラバトに次ぐモロッコ第三の都市である。 |
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精緻な幾何学模様 |
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フェズの町は3つの地区に分かれている。メディナ(旧市街)のフェズ・エル・バリ
Féz el Bali とフェズ・エル・ジェディド
Féz el Jédid (新フェズ)、ヌーベル・ヴィル
Nouvelle Ville (新市街)である。フェズ・エル・ジェディドは同じメディナでもこちらは13世紀に栄華を誇ったマリーン朝の時代に建設されたもの。 |
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メラー Mellah のユダヤ人街 |
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フェズ・エル・バリのブー・ジュルード門 Bab Bou Jeloud |
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特に面白いのは、メディナ(旧市街)にあるフェズ・エル・バリである。ブー・ジュルード門 Bab Bou Jeloud をくぐってメディナに入ると、本を持った学生やファッショナブルな女性たち、ジュラバ Jellaba に身を包んだ老人、重い荷物を背負った驢馬(ろば)、外国人観光客たちなどが狭い路地を歩き廻っている。 |
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フェズ・エルバリのスーク(市) |
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駱駝の生首のある肉屋 |
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撮影:南光桂子 |
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フェズ・エル・バリの神学校 |
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ジュラバはモロッコの民族衣装。男性も女性も着ているフード付きのコートで、夏は日差しを避け、冬は寒さから身を守ってくれる。フードをかぶると、その後姿は水木しげるの漫画『ゲゲゲの鬼太郎』に出てくる「ねずみ男」を連想させる。(^^; |
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ジュラバを着たねずみ男?/ 神学校の中庭 |
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資料 |
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フェズは、頭頂部から房の垂れ下がったツバのない円筒形の帽子である。色は赤や臙脂色であることが多い。「フェズ」という名はモロッコの都市フェズにちなむ。 |
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日本ではトルコ帽と呼ばれることが多く、またエジプトなどではタルブーシュと呼ばれる。19世紀から20世紀初頭にかけてオスマン帝国とその周辺地域で流行した。 |
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もともとは現在のモロッコの辺りで用いられていた帽子だったが、オスマン帝国がマフムトII世の近代化改革によって文官・武官共に洋装を取り入れることになった際に、従来イスラム教徒が頭に巻いていたターバンに代わるものとして導入された。 |
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ジュラバを着たモロッコ人の話を聞く観光客 |
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ハミッド宅でティーセレモニー(ミントティー) |
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撮影:南光桂子 |
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