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Wa☆Daフォトギャラリー

 感動写真集

2008年4月26日改訂

今 日

昨 日

♪Maqam Kurd by Ud

春風やフェズの街並白象牙   北舟

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Spring wind, Féz the town of white ivory.

2008年4月16日制作

世界遺産の街フェズ

世界遺産の街フェズ(モロッコ)

世界文化遺産

モロッコ感動の旅

フェズ

 ツアー7日目の2月17日(日)、一行はサンライズ見学を終えたあとで朝食を取り、午前8時30分、4WDに分乗して元来た道を引き返し、エルフード・ホテルに帰還。ツアーバスに乗り換え、一路北上してフェズを目指した。  

ツアーコース(赤線)

ツアーコース(赤線)

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サハラ砂漠の 一瘤駱駝ひとこぶらくだ

サハラ砂漠の一瘤駱駝

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ズィズ渓谷  Gorges du Ziz

 午前10時半ころ、ズィズ川沿いに広がる雄大なズィズ渓谷に差し掛かった。広漠とした砂漠の大地を削り取ってできたナツメヤシの緑のオアシスが延々と続いている。素晴らしい景観である。

雄大なズィズ渓谷

雄大なズィズ渓谷

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オアシスに咲く花

オアシスに咲く花

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撮影:南光桂子

モロッコのグランドキャニオン

 2月15日に見学したトドラ渓谷もモロッコのグランドキャニオンといわれるが、ズィズ渓谷の方がアメリカのグランドキャニオンによく似た景観である。

モロッコのグランドキャニオン1/2

モロッコのグランドキャニオン1/2

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 ミデルト Midelt からはモワイアン・アトラス Moyen Atlas (中アトラス)山脈との谷間を進む。左に3,737mのエアシ山 Jbel Ayachi を見ながらモワイアン・アトラス山脈のザッド Zad 峠(2,176m)を通過。このあたりは遊牧民族のベトウインがテントを張って山羊を放牧し、遊牧生活をしている。  

ベドウィンの山羊の放牧

ベドウィンの山羊の放牧

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モロッコのグランドキャニオン2/2

モロッコのグランドキャニオン2/2

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モワイアン・アトラス越えの渓谷

モワイアン・アトラス越えの渓谷

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フェズ  FEZ

 途中、イフレン Ifrane のカフェでトイレ休憩のあと更に北上し、午後6時ころ、モロッコ最古の都市で世界文化遺産の街フェズに到着。我々はこゝで2連泊し、タップリとフェズの観光を楽しんだ。

世界文化遺産の街フェズ

世界文化遺産の街フェズ

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  春風やフェズ街並白象牙  北舟 

はるかぜや ふぇずのまちなみ しろぞうげ

Spring wind, Féz the town of white ivory.

フェズ・エルジェ・ディドにある王宮

フェズ・エルジェ・ディドにある王宮

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 モロッコの北部を走るリフ山脈とその南に横たわるモワイヤン・アトラス(中アトラス)山脈の間に位置するフェズは、かつてマリーン朝などのイスラム王朝が首都とした。13世紀から14世紀に発展し、多数のモスク、マドラサ(イスラム式学校)、大学などがある。現在77万人が住むフェズは、350万人のカサブランカ、120万人の首都ラバトに次ぐモロッコ第三の都市である。  

精緻な幾何学模様

精緻な幾何学模様

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   フェズの町は3つの地区に分かれている。メディナ(旧市街)のフェズ・エル・バリ Féz el Bali とフェズ・エル・ジェディド Féz el Jédid (新フェズ)、ヌーベル・ヴィル Nouvelle Ville (新市街)である。フェズ・エル・ジェディドは同じメディナでもこちらは13世紀に栄華を誇ったマリーン朝の時代に建設されたもの。  

メラー Mellah のユダヤ人街

メラー Mellah のユダヤ人街

フェズ・エル・バリのブー・ジュルード門 Bab Bou Jeloud

フェズ・エルバリのフージュルード門

 特に面白いのは、メディナ(旧市街)にあるフェズ・エル・バリである。ブー・ジュルード門 Bab Bou Jeloud をくぐってメディナに入ると、本を持った学生やファッショナブルな女性たち、ジュラバ Jellaba に身を包んだ老人、重い荷物を背負った驢馬(ろば)、外国人観光客たちなどが狭い路地を歩き廻っている。  

フェズ・エルバリのスーク(市)

フェズ・エルバリのスーク(市)

駱駝の生首のある肉屋

駱駝の生首のある肉屋

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撮影:南光桂子

フェズ・エル・バリの神学校

フェズ・エル・バリの神学校

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ジュラバ  Jellaba
 
  ジュラバはモロッコの民族衣装。男性も女性も着ているフード付きのコートで、夏は日差しを避け、冬は寒さから身を守ってくれる。フードをかぶると、その後姿は水木しげるの漫画『ゲゲゲの鬼太郎』に出てくる「ねずみ男」を連想させる。(^^;  

ジュラバを着たねずみ男?/ 神学校の中庭

ジュラバを着たねずみ男?/ 神学校の中庭

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トルコ帽のフェズ
トルコ帽のフェズ

資料

   フェズは、頭頂部から房の垂れ下がったツバのない円筒形の帽子である。色は赤や臙脂色であることが多い。「フェズ」という名はモロッコの都市フェズにちなむ。
   日本ではトルコ帽と呼ばれることが多く、またエジプトなどではタルブーシュと呼ばれる。19世紀から20世紀初頭にかけてオスマン帝国とその周辺地域で流行した。
   もともとは現在のモロッコの辺りで用いられていた帽子だったが、オスマン帝国がマフムトII世の近代化改革によって文官・武官共に洋装を取り入れることになった際に、従来イスラム教徒が頭に巻いていたターバンに代わるものとして導入された。

ジュラバを着たモロッコ人の話を聞く観光客

ジュラバを着たモロッコ人の話を聞く観光客

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ハミッド宅でティーセレモニー(ミントティー)

ハミッド宅でティーセレモニー(ミントティー)

撮影:南光桂子
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