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■ 八日目/5月29日(木):フンシャル観光〜空路〜リスボン(泊) |
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9時にホテルを出発。ガイドのルネさんと一緒に島の中心地フンシャルの観光を楽しんだあと、ポルトガル航空1682便でリスボンに宿泊。 |
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75.7km2に約9万人が暮らすフンシャルは、マデイラ島最大の都市で、マデイラ諸島の中心地である。最初の植民者たちがフンシャルの地にやってきたとき、甘い香りを放つ野生のハーブ、フェンネル
funcho が生い茂っていたことから Funchal と名付けられたという。 |
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サンタ・カタリーナ公園 / フンシャル |
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サンタ・カタリーナ公園 Parque de Santa Catarina
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▲▼ フンシャルの中心部からやや西方にあるサンタ・カタリーナ公園は、美しい花々が咲き乱れており、その一角に、海に向かって大航海の構想を練るクリストファー・コロンブスの銅像がある。 | |
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マデイラ島に住んでいたコロンブスの像 |
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クリストファ・コロンブス Cristovāo
Colombo
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探検家・航海者として知られるクリストファー・コロンブス Christopher Columbus
(英)(1451頃-1506)は、イタリアのジェノヴァ出身といわれ、大航海時代にキリスト教世界の白人としては最初にアメリカ海域へ到達したひとりである。 |
マデイラ島のサトウキビ栽培で生産された砂糖を買い付けに来たクリストファー・コロンブスは、1479年ころマデイラ諸島のポルト・サント島の領主の娘フェリパと結婚し、フンシャル
Funchal で航海学を学んだという。 |
二人のなれそめは、彼がロス・サントス修道院のミサで彼女を見初めたことにはじまる。貴族階級の女性との釣り合わない結婚の背景には、フェリパが25歳という当時としては晩婚といえる年齢であったことや父が20年前に死去して持参金を準備できなかったこと、逆にコロンブスは航海士・地図製作者として一定の成功を収めていたことなどがあったといわれている。1480年頃マデイラ島で長男ディエゴが生まれている。 |
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1484年末頃、コロンブスはポルトガル王ジョアン
II 世に西方航路を開拓するための援助を求めたが、受け入れられず、結果的にポルトガルは大きなチャンスを逃した。(のちにコロンブスの計画を承認したスペイン王室が大魚を得た。)コロンブスは妻フェリパを亡くし、1485年の中頃、8年間過ごしたポルトガルに別れを告げた。 |
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ミモザ売りのおばさん |
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通りでお茶を楽しむおじいさん |
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青いポストは速達用 |
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フンシャルのカテドラル |
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▲▼ フンシャルのカテドラルは、15世紀末にキリスト騎士団によって建てられた。ポルトガルが本土以外に建設した最初のカテドラルで、マヌエル様式で美しいアズレージョが見られる。 |
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カテドラルと下弦の月 |
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カテドラルの内部 |
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ラヴラドーレス市場 |
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ラヴラドーレス市場 Mercado dos Lavradores
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▲▼ フンシャルのラヴラドーレス市場は、ポルトガルで一番美しいといわれる
市場である。熱帯の鮮やかな花々をはじめ、野菜や果物が所狭しと並んでいる。また、マグロやタチウオといった海産物や籠(かご)の工芸品など、島の産物も見られるので、ウィンドウ・ショッピングだけでも楽しい。 |
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熱帯の鮮やかな花々
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豊富な果物
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魚屋さん
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マデイラ・ワイン Vinho da Madeira
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▼ マデイラ島では、15世紀にギリシャのクレタ島からブドウの木が持ち込まれて以来、ブドウ栽培が盛んで、このブドウを使ったマデイラ・ワインは世界的に名が知られており、マデイラ諸島最大の輸出品目である。 |
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エストゥファという加熱処理により、独特の風味を持ち、17〜22%と一般的なワインよりもアルコール度数が高く栓を開けても劣化が少ないため、1本のワインを少しずつ飲むことができる。「マデイラ」は、ポルトのポートワイン「ポルト」とスペインの「シェリー」と共に世界三大酒精強化ワインのひとつに数えられている。 |
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マデイラ・ワイン |
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マデイラ島のブドウ栽培 |
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資料 |
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ゴンドラで丘の中腹にある街モンテへ |
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▲▼ フンシャルの北方8kmの山腹にあるモンテという町は、トボガン
Tobogan と呼ばれる柳籠(やなぎかご)の橇(そり)で山道を下る「トボガン・ラン(トボガン下り)」で知られる。我々ツアー一行もロープウェイの Teleférico で山腹まで上って挑戦した。 | |
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モンテを目指すゴンドラ
Teleférico |
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モンテから見る美しい街並み |
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楽しみな籠橇下り 「トボガン・ラン」 |
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▲▼ 高低差250m、約2kmの坂道を橇で滑り降りるトボガン・ランは、マデイラ島の名物アトラクションで、とても楽しい。2〜3人乗りの橇の両サイドには、民族衣装の2人の男性がアテンドしているので、危険はない。 | |
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トボガンは、19世紀頃から人や作物を運ぶための交通手段として使われていたそうで、現在では、マデイラ観光の目玉として町興しに一役買っている。 |
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500mの高台から滑り降りるトボガン
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までいらの かごぞりくだり なつやまじ |
The mountain road in summer, running down in
the basket toboggan at Madeira. |
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マデイラ名物「トボガン・ラン」
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