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2006年7月7日(金)から7月16日(日)までの10日間、家内と二人で阪神航空(阪神電鉄航空営業部)のベストセラーツアー「ワンダフルスイス10日間」に参加し、スイスを旅した。ツアー参加者は28名。実質7日間のツアーは好天に恵まれ、1年で最も美しい夏のスイスの旅を満喫した。 |
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ツアー初日の午前10時過ぎ、スイス・インターナショナル・エアラインズLX-169便で成田を出発し、約13時間のフライトで午後4時頃チューリッヒに到着。その日は空港近くのホテルで一泊。サマータイムのため時差は-7時間。 |
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翌日、専用のツアーバスでチューリッヒを出発、「アルプスの少女ハイジ」の舞台で知られるマイエンフェルト(標高510m、以下同じ)に到着。雨も小降りになり、アルプスの冷水が流れるハイジの泉やその周辺を散策した。 |
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なつやまや はいじのさとの めぐみあめ |
Summer mountains,
A mercy rain at Haiji village. |
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バスは更に南下し、スイスの高級リゾート・サンモリッツ(1,775m)に到着した。グラウビュンデン州に属するサンモリッツは、サンモリッツ湖に面する人口5千人ほどの村で、ヨーロッパ最古のスキーリゾートとして知られる。 |
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サンモリッツのイラストマップ |
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資料:地球の歩き方 |
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第2回(1928年)と第5回(1948年)の冬季オリンピックは、サンモリッツで開催された。かつてダイアナ妃が王子たちとともに避暑に訪れたことでも知られ、5つ星の高級ホテルが並ぶ。 |
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サンモリッツは古くから「シャンパン気候」として知られ、到着して最初に深呼吸をする。晴天日が年平均322日もあり、シャンパンのように弾ける爽快感があるという。 |
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サンモリッツのレストランで昼食をとったあと、ケーブルカーでコルヴィリア Corviglia (2,490m)まで上がり、ロープウェーに乗り換えてピッツ・ネイル Piz Nair 展望台(3,057m)まで上がった。 |
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ケーブルカーに乗り込むまでは雨が降っていたが、高度を増すに連れて視界が開け、頂上のピッツ・ネイルに着くと嘘のように晴れ渡り、素晴らしい眺望を楽しむことができた。「アルプスは登ってみないと分からない」といわれるが、まさにそのとおりであった。 |
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ピッツ・ネイルのシンボルはサンモリッツを見下ろすシュタインボックの銅像。アイベックス* Ibex の一種でアルプス山羊とも呼ばれるシュタインボックは、大きな角を蓄える風格ある雄山羊で、「アルプスの少女ハイジ」では「大角のだんな」として登場する。 |
*アイベックス:後ろに曲がった大きな角を特徴とする山羊の総称。 |
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展望台からは、オーバー・エンガデンの谷と、落葉松(からまつ)の林に囲まれたエメラルド色の湖水、そして、その向こうに広がるベルニナ・アルプスの雄大な山々が見えた。 |
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なつのやま ひょうがくずるる おとかすか |
Summer mountains,
a faint sound
of collapsing of a glacier. |
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氷河の音 |
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添乗員の小川一明さんといっしょに耳を澄ましていると、ときおり 「パチパチ、ドドーン・・・」 と、遠くで花火を打ち上げているような音が微かに聞こえた。それが氷河の崩れる音と知って、感動した。 |
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サンモリッツの朝 |
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サンモリッツの宿は、郊外の村落にあるホテル「オイローパ Europa 」。翌朝、早起きして村の周辺を散策した。 |
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朝もやの高原 |
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ホテルの前は緑の草原が広がり、朝靄(あさもや)に霞んでいたが、朝日で霞や雲が仄かに色づきはじめた頃、低くたれ込めていた雲が晴れ、標高1800m近くもある高原のすがすがしい朝の澄んだ冷気を満喫することができた。 |
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高原の朝ぼらけ |
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ホテルの前の一本道を下って行くと、アルプスの冷たい雪解け水が流れる小川があり、その向こうにとんがり帽子の時計台のある教会が建っていた。石造りのチムニーからは一筋の煙が流れていた。 |
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早朝の村の教会 / 06:10 |
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牧場の朝 |
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ホテルに引き返して朝食をとったあと、氷河特急の出発時刻までには間があったので、家内と二人で散策した。教会の向こうまで足を伸ばすと、朝露の中で無心に草を喰む馬の放牧場があった。 |
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アルプスに抱かれた牧場の朝 |
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湖水の朝 |
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更にその先まで足をのばすと、朝日に輝く静かな湖水があり、湖面にアルプスや落葉松林の影を宿していた。 |
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湖面にアルプスの姿が映るサンモリッツの朝 |
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村の教会まで引き返すと、朝靄(あさもや)の落葉松林を背景に薄いベージュ色の時計台が午前8時35分を示し、朝日に照らされて眩いばかりだった。緑の小型車が止まっており、職員が出勤してきたようである。 |
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朝日に照らされた村の教会 / 08:36 |
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