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自由行動を終え、GGB ゴルナーグラート駅から下りの電車に乗り、ローテンボーデン Rotenboden で下車して、リッフェルベルク Riffelberg までの一区間を約1時間半かけて歩くトレッキングを楽しんだ。 |
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スイス・アルプスのトレイル(山道) |
マウスカーソルで画面のどこかをポイントすると説明が現れます。
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拡大写真(2000x970)574KB
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せっけいの れんざんそらを ふこうする |
The mountain ranges
with snow valleys,
deepening the sky. |
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この区間のトレイル(山道)は、初心者でも安全に歩けるので、お勧めコースである。緩やかな下り道を進むと、間もなくリッフェルゼー湖 Riffelse に至る。この小さな湖水は、逆さマッターホルンで知られる。湖面に逆三角形の影を落とすマッターホルンの姿は素晴らしく、筆舌に尽くしがたい。 |
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リッフェルゼー湖の逆さマッターホルン |
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小さな湖の周りのまだ芽生えたばかりの夏草と高山植物が我々を歓迎してくれる。誰もが詩人になる光景である。 |
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岸辺から見た逆さマッターホルン |
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あるぷすの いわやまやどす なつのうみ |
The rocky mountain
reflected in the summer lake
of Alps. |
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見事な逆さマッターホルン |
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パノラマ写真(1200x1600)443KB |
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エーデルワイス
edelweiss / Leontopodium alpinum Cass. |
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スイスの国花エーデルワイスは、夏に美しい白い花を開くキク科の多年草で、ヨーロッパと小アジアの高山に産し、日本のミヤマウスユキソウと近縁。高さ10〜20cm。茎・葉に白い軟毛を密生し、頂端の星状に開く苞の上に数個の頭花をつける。 |
ウスユキソウの仲間をこの名で呼ぶことがある。高山植物として有名で、人の近づかない万年雪の岩の裂け目に野生するため、登山家たちのあこがれの花となった。 |
名前はドイツ語の
Edel (高貴な) Weiss (白)に由来する。 Leontopodium というエーデルワイスの学名は〈獅子の足〉の意で、毛皮状の葉にくるまった花がライオンの足を思わせるためといわれる。 |
イタリア語では「ステラ・アルピナ(アルプスの星)」、フランス語では「エトワール・ダルジアン(銀の星)」と呼ばれている。 |
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資料 |
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[伝説] スイスには純潔の乙女と結びつける伝説が語られている。昔アルプスの村に絶世の美女がいたが、彼女を妻とするにふさわしい男が絶えていなかったため、乙女はついに嫁ぐことなく世を去った。 |
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エーデルワイスは乙女の生れ変りで、アルプスの山男や狩人がその白い花を帽子に飾るのは、最も美しい乙女を妻に迎えたいという思いを表しているのだという。 |
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花ことばは〈気高く毅然(きぜん)とした勇気〉〈純潔と不死〉。スイスの国花、ミュージカル《サウンド・オブ・ミュージック》中の曲名としても有名。 |
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岩陰にひっそりと咲く綿帽子のようなエーデルワイス |
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拡大写真(1162X895)94KB |
撮影:南光優. |
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なつやまじ えーでるわいすの わたげかな |
The path
on the summer mountain, the fuzz
on a edelweiss. |
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スイスでも貴重なエーデルワイス
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アルペンローゼとエンツィアンと共にアルプス三大名花の一つに数えられるエーデルワイスは、スイスでも自生しているのを見るのは困難なほど減少している。約90年ほど前にスイスに高山植物保護法が出来たのも、エーデルワイスが土産や薬草用に乱獲され著しく減少したのがきっかけだという。 |
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写真のエーデルワイスは、南光優さんがマッターホルンのトレッキングの際に見つけて撮影されたもの。
マッターホルン/南光優 |
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Edelweiss (
Sound of Music ) |
Edelweiss, edelweiss, every morning you greet me.
Small and white, clean and bright,
you look happy to meet me.
Blossom of snow may you bloom and grow,
bloom and grow forever.
Edelweiss, edelweiss, bless my homeland forever!
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Blossom of snow may you bloom and grow,
bloom and grow forever.
Edelweiss, edelweiss, bless my homeland forever! |
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丁度同じ頃、偶然にも感動写真集でお馴染みのアマチュア山岳写真家・南光優さんがイタリア・アルプスを旅行中で、快晴の空をバックにイタリア側からマッターホルンを撮影されていたので、ここに掲載させて頂いた。 |
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イタリア人が誇りを持って見上げるモンテ・チェルビーノ Monte Cervino は、首を右にかしげ、座したる巨人の背中を見るようで、説明を受けない限り、マッターホルンとは思えない山容である。 |
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イタリア(南)側から見たマッターホルン |
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↓モンテ・チェルビーノ |
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拡大写真(1400x1050)378KB |
撮影:南光 優 2006.7.22 |
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アルプス三大名花 |
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アルペンローゼ |
エーデルワイス |
エンツィアン |
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拡大写真(1600x1200)560KB |
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(1162X895)94KB |
撮影:南光 優 |
(480X640)92KB |
資料 |
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エーデルワイスとアルペンローゼと並んでアルプス三大名花に数えられるエンツィアン。フランス名でゲンティアンと呼ばれるこの花は、リンドウ科の一種・ゲンチアナ・コキアナで、6月〜8月、アルプスの高地で鮮やかなブルーの花を咲かせる。 |
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背中の特等席 |
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拡大写真(1400x1050)233KB |
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アイガー(3,970m)とグランド・ジョラス(4,208m)と共にアルプス三大北壁の一つに数えられるマッターホルン。その北壁は、標高差1,100mの巨大な壁の何処にもテラス(岩棚)がないのが大きな特徴である。 |
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そのため、1日で登頂出来なければ、ハンモックか蓑虫のような格好でビバーク(露営)することになり、大きな危険を伴う。また、真夏でも岩の割れ目に氷が張り付いているため、ロック・クライミングだけでなく、アイス・クライミングの技術が要求されるという。 |
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マッターホルンの下で一休み |
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拡大写真(1300x1600)444KB |
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マッターホルンは、1865年(慶応元年)にエドワード・ウィンパーがヘルンリ稜から初登頂に成功しているが、ドイツ人のフランツとトニー・シュミッドの二人が初めて北壁を征服したのは、66年後の1931年(昭和6年)であった。 |
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この登頂は「アルプスの偉大な業績」として讃えられ、翌年の第10回ロサンゼルス・オリンピック大会で金メダルが贈られたというから凄い。 |
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マッターホルンに最接近! |
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拡大写真(2000x1500)445KB
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マウンティン・バイク |
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スイス・アルプスでは、マウンティン・バイクが盛ん。登山電車には自転車を積み込む区画があり、体力に応じて途中下車し、ゴルナーグラートまで漕ぎ上がる愛好者が散見された。 |
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自転車で山登り |
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今年、7月8日に開催されたツェルマット・マラソン Zermatt Marathon のゴール地点で二人の若者に遭遇し、感動の写真を切り取ることができた。(写真下) |
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マッターホルンとマウンティン・バイク |
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拡大写真(1600x1150)297KB
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