|
|
|
|
|
|
|
|
2007年1月21日(日)午前11時から神奈川県藤沢市江ノ島片瀬海岸東浜で第26回江ノ島寒中神輿錬成会が開催された。既に2004年と2006年に取材し、それぞれ作品を発表しているが、先週、鐵砲洲稲荷神社寒中水浴大会に参加した三木芳樹さん(浦安市 60歳)が神輿を担ぐというので、今年も取材に出掛けた。 |
|
|
|
|
|
|
|
砂浜を掃き清めた式典 |
|
パノラマ写真(2000x775)283KB |
|
|
|
|
|
|
江ノ島寒中神輿錬成会は、神社の祭礼ではなく、藤沢鎌倉神輿連合会(山口昌明会長)が主催するもので、藤沢・鎌倉両市の神輿愛好者約300人による年に一度の大会である。 |
|
|
|
|
|
|
|
整列した4基の神輿 |
|
拡大写真(2000x870)374KB |
|
|
|
|
|
|
例年4基の神輿が参加する。一番大きな神輿が藤沢鳳龍會(ふじさわほうりゅうかい)の鳳龍で、4点棒の江戸前神輿。片瀬諏訪睦(かたせすわむつみ)の神輿、腰越小動會(こしごえこゆるぎかい)の神輿そして藤沢鎌倉神輿連合(伊勢睦)の神輿は、いずれも二点棒。
|
|
|
|
|
|
|
|
柏手を打つ江ノ島神社宮司 |
|
|
|
|
|
|
|
開会式では、江ノ島神社の相原圀彦宮司が安全祈願祭を執り行い、地元選出の国会議員などの来賓の挨拶など、かなり長い式典が続いた。 |
|
|
|
|
|
|
|
宮司から祝いの襷と記念品をもらう新成人たち |
|
拡大写真(1600x1000)328KB |
|
|
|
|
|
|
式典が終わるまで、はやばやと褌一丁になった担ぎ手たちは、焚き火に温まって神輿の出発を待った。今年は会場の両脇二箇所に穴が掘られて焚き火が赤い火をあげていた。 |
|
|
|
|
|
|
|
江ノ島を背景に寒中神輿の発進! |
|
拡大写真(1600x1100)324KB |
|
|
|
|
|
|
この大会の主役は藤沢鎌倉神輿連合会に属する新成人。開会式で成人祝いの襷(たすき)と記念品が相原宮司から授与され、主役たちが神輿の担ぎ棒に乗って海中渡御を行い、晴れて成人の仲間入りを果たすもので、これは一種の通過儀礼であり、成人祭といえる。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(1600x1200)376KB |
|
|
|
|
|
|
式典が終わると、待ちかねていた担ぎ手たちが4基の神輿に取り付き、準備運動もそこそこに海に繰り出し、いつもながらの神輿練りを繰り広げた。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(1600x1200)366KB |
|
|
|
|
拡大写真(1600x1100)360KB |
|
|
江ノ島東浜を行く4基の神輿 |
|
拡大写真(1600x1200)356KB |
|
|
|
|
|
|
神輿を担ぐのは、地元愛好者に加えて、関東各地からやってくる神輿睦会(みこし・むつみかい)の人たちも参加するので、大変賑やかな祭りである。三木さんは、山本啓一さん(目黒区 69歳)率いる山本グループと合流し、藤沢鳳龍會の神輿を担いだ。
|
|
|
|
|
|
|
|
海を渡る褌神輿 |
|
拡大写真(1600x1100)272KB |
|
|
|
|
|
|
この大会では、カラフルな褌姿を見ることができる。神輿は普通神事であるので、白褌が基本であるが、ここでは色柄ものが認められている。全国的に見ても珍しい大会である。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(1600x1250)362KB |
|
|
|
|
|
|
睦会によっては「神輿を担ぐのは白褌でなければいけない」という信念を貫くところもあるが、乗ってはいけない神輿に新成人を乗せる無礼講の神輿であってみれば、カラフルな褌の方が楽しくて良いと思う。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(1120x1600)308KB |
|
|
|
|
|
|
祭り衣装は統一されていないので、六尺褌に混じってハンダコ姿がみられ、雑な印象を受けるのが残念。また腹巻で臀部を覆い、褌を隠している人が散見され、みっともない格好であることを自覚していないようだった。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(1800x1250)445KB |
|
|