ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク
 

Wa☆Daフォトギャラリー

 旅紀行日本の裸祭り

2012年2月24日改訂

 

 

 

今 日

昨 日

♪海のアラベスク 水の宮・和風BGM

パノラマ写真(1800x970)397KB

初春や江戸人来たる片瀬浜はつはるや えどびときたる かたせはま

   北舟

2006年1月28日制作

自慢の褌を締めて集まった男たち

江ノ島寒中御輿錬成会(神奈川県藤沢市片瀬海岸東浜)

江ノ島寒中神輿

片瀬浜

 

はじめに

 2006年正月15日(日)、前日発達した低気圧が大雨を降らした関東地方は、絶好の行楽日和となったため、裸神輿による海中渡御が行われる江ノ島・片瀬海岸東浜に出掛けた。
   今回は二年ぶり二度目の取材で、前回の様子は 江ノ島寒中神輿錬成会 としてアップしており、まだ前作を見ておられない方は、先にそちらをご覧いただきたい。  
小田急・片瀬江ノ島駅
小田急・片瀬江ノ島駅
 今回は、正月8日(日)に鐵砲洲稲荷神社の寒中水浴大会でお会いした三木芳樹さんが参加されるということで、小田急・片瀬江ノ島駅前の境川に架かる弁天橋で合流した。

江戸人えどびと

スタイルの三木さん
江戸人スタイルの三木さん

拡大写真(1400x1050)184KB

 

裸祭りに熱中

 三木さんのお気に入りは褌をキリリと締めて神輿を担ぐこと。神輿を始めたのは1999年の三社祭が最初で、internetで入会した着物同好会のオフ会で知り合った浅草の呉服屋さんが袢纏(はんてん)を貸してくれたのがきっかけ。五十の手習いなので、この道ではまだまだ駆け出しと謙遜される。

鐵砲洲稲荷神社寒中水浴大会/東京都中央区 2006.1.8  続・寒中水浴大会

神楽の演奏をバックに寒中水浴

参加6回目の水浴

神楽の演奏をバックに寒中水浴 参加6回目の水浴

拡大写真(1600x1200)487KB

拡大写真(800x820)160KB

   昨年は冬の江ノ島寒中神輿と夏の江ノ島天王祭を含め24回担いだという。今年の初神輿となる今回の参加は、まだ3回目。このあと、2月中旬に開かれる西大寺会陽に5回目の参加を準備中という。

江ノ島八坂神社天王祭 2004.7.11  江ノ島天王祭

船上のお祓い

白褌の担ぎ手

船上のお祓い 白褌の担ぎ手

拡大写真(1800x1350)297KB

拡大写真(1200x900)150KB

片瀬海岸東浜かたせかいがんひがしはま

 寒中神輿渡御が行われる片瀬浜には一時間前に到着。まだ人出はまばらで、大きな穴の中で焚火が燃え盛っていた。白いテントが大会本部席。六尺褌一本あれば誰でも無料で参加できるので、当日、この本部席に申し込むだけで、予約は不要という。
片瀬海岸東浜午前10時
片瀬海岸東浜午前10時

パノラマ写真(1600x760)218KB

寒中神輿錬成大会かんちゅうみこしれんせいたいかい

 湘南地方の春を呼ぶ新春恒例の江ノ島寒中神輿は、神社の祭礼ではなく、藤沢・鎌倉両市の神輿愛好者約300人が加入する藤沢鎌倉神輿連合会(山口昌明会長)が主催する行事で、正確には寒中神輿錬成大会という。 

午前11時から始まった式典

午前11時から始まった式典

パノラマ写真(2000x620)264KB

 

四半世紀の歴史

 昭和56年(1981)から始まった本大会は、寒中における神輿技術の錬成と、一年間の活動に対する安全と参加者の身体健全を祈願して神輿の海中渡御を行うもので、今年25回目の節目を迎えた。
 連合会の中で成人式を迎える者への祝の儀を兼ねており、新成人による玉串奉奠(たまぐしほうてん)が行われたあと、新成人を主体とした歓迎の神輿練りが行われた。

今年の新成人たち

今年の新成人たち

拡大写真(1600x760)345KB

 

四座の神輿

 出番を待つ総勢四座の神輿は、写真右から藤沢鳳龍会(ふじさわ・ほうりゅうかい)、藤沢伊勢睦会(ふじさわ・いせむつみかい)、片瀬諏訪睦(かたせ・すわむつみ)、腰越小動会(こしごえ・こゆるぎかい)の神輿。藤沢鳳龍会だけが江戸前の四点棒で、他は二点棒のどっこい神輿。 参考:湘南どっこい神輿

出番を待つ4台の神輿

出番を待つ4台の神輿

パノラマ写真(2000x820)396KB

 腰越小動会が地元藤沢市ではなく鎌倉市に属することから連合会となった。毎年7月上旬に行われる江ノ島・八坂神社の天王祭では、対岸の小動神社(こゆるぎじんじゃ)が御旅所となり、双方の神輿による連合渡御が行われることから、本大会も合同で行われるようになった。  江の島天王祭

神輿のお祓いをする江ノ島神社の神官たち

神輿のお祓いをする江ノ島神社の神官たち

拡大写真(1400x750)297KB

 

焚火に集まる裸たち

 早くから焚火が用意されているのは、裸になった参加者たちが身体を温めながら出番を待つためである。開会式が始まる前から三々五々集まり、開会の神事と式典が終わるのを待っていた。

   はつはるや  えどびときたる  かたせはま
 初春や江戸人来たる片瀬浜  北 舟 

焚火で暖を取る参加者たち

焚き火で暖を取る参加者たち

パノラマ写真(1800x970)397KB

Wa☆Daフォトギャラリー

今 日

 和田フォトギャラリー

昨 日

 Copyright (C) 2000-2018 Yoshio Wada. All Rights Reserved. 

ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク