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写真中央は、片瀬諏訪睦(かたせ・すわむつみ)のどっこい神輿。これも二点棒で、二重台輪(だいりん)が特徴。下台は2尺5寸だが、上台輪が2尺しかなく、囲垣が一重の平屋台であるため、小さく見える。駒札は諏訪睦。
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伊勢睦・諏訪睦・小動会の三座神輿練り |
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諏訪睦の新成人たち |
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声を張り上げる新成人たち |
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写真は、金の駒札「小動會」が印象的な腰越小動会(こしごえ・こゆるぎかい)のどっこい神輿。平屋台で台輪が2尺8寸(85cm)あり、四座の中で一番大きい。担ぎ手が担ぎ棒の内側に入っている。(頭が担ぎ棒の内側にある。)こうすると、より一層肌と肌が合わさって寒さを凌げるという。 |
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元気な小動会の新成人たち |
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諏訪睦と小動会の神輿練り |
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海から引き揚げてきた諏訪睦の担ぎ手たち。前後に折り重なるようにして、足並みを揃えながら担いでいる。肌と肌が合わさった部分は、押しくらまんじゅうのように暖かくなるという。 |
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足並み揃った諏訪睦 |
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帰ってきた諏訪睦 |
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帰ってきた伊勢睦 |
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帰ってきた鳳龍 |
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横に並んだ神輿(左から伊勢睦、諏訪睦、小動会) |
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海上渡御を終えた四座の神輿は、大会本部のテントの前に並び、12時10分ころ、手締めをしてお開きとなった。 |
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手締めで解散 |
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豚汁の炊き出し |
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大会本部のそばで、アツアツの豚汁とお神酒が振る舞われ、参加者たちは腹の中から暖を取っていた。 |
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豚汁とお神酒の炊き出し |
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三木さんたちが担いだ鳳龍会の神輿は、手締めの後、早々に会場を出発し、トラックが待つ道路まで運ばれた。 |
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帰途につく鳳龍会の神輿 |
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三木さんは常連の仲間に誘われたのが参加のきっかけで、片瀬浜で合流し、一緒に鳳龍を担いだ。これからも夏の天王祭とともに毎年参加したいという。
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仲間と共に神輿を担ぐ |
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江ノ島では鐵砲洲の寒中水浴大会のように控え室や風呂が用意されていないので、豚汁とお神酒で暖を取った後、浜辺の石段で着物に着替え、横浜に出てサウナに入ったあと、懇親会を開くことになった。 |
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神輿仲間との楽しい語らい |
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片瀬浜では、川崎市に本拠を置く太鼓と津軽三味線の演奏集団である和楽会”昇”による和太鼓“さくら太鼓”が披露されていた。二年前と比べると人数が倍増し、パワーアップしていた。
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和楽会「昇」による和太鼓の熱演 |
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片瀬浜から沖合を眺めると、浜辺にうち寄せる磯波は相変わらず高かったが、クルーザーやレーシングヨットが走るのどかな初春の海が広がっていた。
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荒波寄せる片瀬海岸東浜
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撮影 2006年1月15日
OLYMPUS
E-300 11-22 mm
E-500 14-54 mm
800万画素 1300枚 2180MB
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正月とはいえ、湘南海岸は春先のように暖かくなり、行楽日とあって沖合にはヨットが浮かび、波打ち際にはウインドサーフィンなどを楽しむ人たちの姿が見られた。 |
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寒中神輿錬成大会では、まるで別世界のように、日本の伝統文化にたっぷりと浸っている人たちが褌一丁になって神輿を担ぎ、海に入って元気な姿を披露してくれた。 |
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これほどまでにカラフルな褌姿は、余所ではお目にかかれないので、毎年1万人もの観客を集めているのも納得がゆく。参加者も新しい褌をあつらえて初春の大会に臨み、1年のスタートを切る楽しみがあるのだろう。 |
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脚立と長靴 |
普通の神輿は、神事であることから、褌などの下着は白を指定されるところが多いが、ここでは規制がなく、カラフルな色柄ものの褌のオンパレードとなる。初春の風物詩として定着した江ノ島寒中神輿は、焚火あり、海あり、神輿あり、振袖ありで、絵になる材料が豊富に揃っており、大勢の写真愛好家が全国から集まってくる。 |
シャッターチャンスを求めるカメラの放列が増え、我先に人前に出てゆくカメラマンが多く、良いカットを切り取ることが年々難しくなっている。今年は脚立をかかえ、長靴を履いて海に入り、自分も海中渡御をしながら撮影したので、何とか邪魔なカメラマンが入っていない光景を切り取ることができた。荒波でなければ、神輿はもっと沖出しするので、私の前に出る人はいなくなる筈だったが、波が荒いことから水際の渡御となったため、画像の中に多くのカメラマンが写し込まれ、折角の良い構図が没になったことが悔やまれる。 |
初春にふさわしい画像 |
前回はカメラポジションが悪く、江ノ島を背景に取り入れられなかったが、今回は工夫して、江ノ島を背景に写し込むことができた。どうしても逆光になるので、この悪条件をどう処理するかがここでの課題だが、フォトショップを使った画像処理の段階で、光と影のコントラストを緩和しながら白飛びを最小限に抑えた。 |
そのほか、オリンパス・ブルーの青空とともに肌色もオリンパスらしく赤みがかった健康色を維持することにこだわった。人によっては鮮やかすぎるという批判が出るかも知れないが、彩度を低くすると、寒々とした雰囲気となり、初春の華やいだ雰囲気に逆行する。 |
今回もパノラマ写真を多用したので、二年前の作品に比べて、格段に迫力と臨場感が出ていると思う。少しは進歩の跡がなければ、恥ずかしいことになる。その判定は読者にお任せしたい。 2006.1.28 〈 完 〉 |
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読者からのお便り △▲
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2006年1月29日(日)晴 赤銅色 様より
「江ノ島寒中神輿」 こんにちわ、和田様、静岡の赤銅色です。昨日は2週間前に行われた江ノ島寒中神輿錬成大会の模様を作品「江ノ島寒中神輿」として仕上られ送信して頂きまことに有難うございました。夏の八坂神社の祭礼と併せて毎年参加させて頂いている私は、今回も仲間3人と計4名で参加しました。私達静岡勢3名は赤褌で統一、東京在住の今年初参加の新人は前夜急遽参加が決まったので私が昨年締めた紅白の六尺褌を貸して主に片瀬・諏訪睦様のどっこい神輿を担がせて頂きました。
平成6年から父親が亡くなった平成13年を除き、降雪で中止された年を除いては夏の八坂神社の神幸祭を含めてほぼ毎回参加させて頂いています。この大会がネットなどで取り上げられ若い担ぎ手が年々増加することは結構なことだと思っております。こういう機会がないと日本人として生まれた若者が六尺褌を締めるチャンスはないでしょうから。この祭に参加する若者は、褌の締め方も指導者がしっかりしているためか、各地の大学の寒中水泳大会で見られるいわゆる「ゆるフン」の者がほとんど見られないのも嬉しいことです。
それと、和田様が作品で述べられているように、日本全国の裸祭のなかでも、ここが唯一無二の色物・柄物の六尺褌の展示会の要素を持っているのも、あれだけ多くのカメラマンが殺到する所以かと存じます。抜けるような青い空とオレンジ色の炎と寒風に赤く染まった裸衆の肌、加えて藍染の半纏に身を包んだりカラフルな振袖姿の新成人の初々しさなど画になる材料には事欠きませんですものね。
今年は、近年に無く暖かな一日だったせいもあり、カメラマンと担ぎ手とどちらが多いかといった感もなきにしもあらずの状態でしたが、作品を拝見すると、かなりのスピードで撮影ポジションを換えながらこの錬成大会を記録して頂いたことが容易に推測され、和田様の精緻な撮影計画に脱帽するのみです。
作品のあとがきに色調が鮮やか過ぎるという批判もあるかもというような趣旨のお言葉がありましたが、初春に新成人を祝う本大会の趣旨からみれば、そんな批判はないはずで、むしろフォトショップを駆使され最適な色調を探りつつ本作品を纏められた和田様のご努力をこそ賞賛すべきだと考えます。今後とも、日本固有の伝統文化である各地に存在する裸祭を精力的に取材なさって作品に纏め上げられることをご期待申し上げております。
追伸: 当日、私は和田様のお姿をお探しして、できれば一言でもいいからお話したかったのですが、あの数のカメラマンのなかでは発見できず失礼してしまいました。和田様のお顔がHP上で拝見できるのに私が素顔を晒さないのも失礼かと思い当日のスナップを添付しておきます。
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こんにちは。長文のお便り有り難うございました。早々に「江ノ島寒中神輿」をご覧いただき、嬉しく思います。赤褌に統一された静岡勢の皆さんは、前回に引き続き、今年もバッチリと出演して頂いています。赤銅色さんは、今回は後ろ姿が確認できるだけの出演で、申し訳ありません。(^^;
前回は快晴で、終始オリンパスブルーの青空をバックにカラフルな映像が続きましたが、今回は半分曇り空だったのが残念でした。それでも、おっしゃるように唯一無二のカラフルな褌姿が躍動する裸祭りなので、江ノ島や荒波をバックに、良い写真を沢山撮影することができ、私なりに満足しています。
これからも裸祭りファンのご期待に添えるよう全国に足を運びたいと思います。ご声援宜しくお願いします。有り難うございました。
こんばんわ、和田様、素晴らしい作品に仕上がった 「江ノ島寒中神輿」の末尾に宮嶋様や丹下様という高名な方々の感想に混じって、私の稚拙な一文が掲載されていいものかと悩みますが玉石混交の感想文として数多くの和田様の作品のファンの方々のお許しを得れれば幸いと思うことに致します。
この冬も今週末の岩手県水沢市・黒石寺の蘇民祭やその翌週末の愛知県稲沢市の国府宮の裸祭など、目白押しに日本の伝統を後世に繋ぐ祭が続きます。いずれも、所用があり参加できないのが残念ですが、裸祭以外にも各地の季節感溢れる臨場感に富んだ和田様のギャラリーを楽しみにしております。本当に、この度は有難うございました。一緒に出掛けた静岡勢の諸君にも報告済です。
末筆になりますが、風邪が蔓延しておりますので、くれぐれもご自愛下さり、精力的に作品をご発表頂ける様ご祈念申し上げております。
今晩は。お便り有り難うございました。長文で、含蓄ある内容、是非、多くの裸祭りファンに読んで頂きたいと思い、掲載させていただきました。写真の方も受け入れていただき、嬉しく思いました。これからもどうか宜しくお願いします。有り難うございました。 |
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2006年1月29日(日)晴 宮嶋 茂 様より タイの仏教文化シリーズ
お知らせありがとうございました 「江ノ島寒中神輿」のアップのお知らせありがとうございます。寒いこの時期に、また海水が掛かるかも知れないという状況の中での撮影で大変だったろうとお察し申し上げます。でも、和田様が日本の裸祭りに掛ける意気込みは確かに伝わって参りました。
今回は江の島を意識しての撮影であったとのこと。その為に逆光になったということですが、やはり回を重ねて撮影するということは、前とは違った視点で撮影できるというメリットがありますね。
それと確かにカラフルな褌が多いですね。「引き上げる伊勢睦の神輿」の写真で、最前列の若者の褌はなかなか綺麗に締められており、好感が持てましたが(ちょっと横廻しが緩い感じもしますが)、格好良く締められている褌が意外と少ないことを感じました。
これは褌が実生活の中で締められなくなったという時代ということで、まあ仕方が無いのでしょう。公衆の面前ですので、事前にしっかり締めこんで、格好いい褌姿を見せて欲しいものです。ただ腹巻はいただけませんね。
でも、先回の写真に写っている面々のお顔が、今回もまた見ることができ、寒い時期の裸祭りに病み付きなった日本の裸男の心意気も感じられました。どうもありがとうございました。
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こんにちは。お便り有り難うございました。おっしゃる伊勢睦棒端のイケメン君は、全幅の白褌をうまく締めていて、引き締まった身体によく似合っていました。
折角褌を締めているのに、腹巻きで隠している人が各神輿ともにいましたが、とても見苦しく思います。なるべくカメラに入らないようにしたのですが、排除するのは難しいですね。ハンダコやパンツ姿も混じっていますので、今後、六尺褌に統一して頂くことを主催者にお願いしたいと思います。
鐵砲洲の氷柱禊と違って、黒潮の流域にある湘南海岸ですので、海の中は楽で、陸に上がって風に吹かれる方が何倍も寒いとのことでした。
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2006年1月29日(日)晴 丹下誠司 様より インド通信
Re: 江ノ島寒中神輿 おはようございます。裸祭りは、ワダ☆フォトギャラリーの真骨頂ですね。パノラマ採用で、より広く画像情報が出せ、臨場感がさらに増したと思います。
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お便り有り難うございました。早々に「江ノ島寒中神輿」をご覧いただき、有り難うございました。神戸単身赴任時代、友人に誘われて灘のけんか祭りを見て裸祭りに感動して以来、投稿者の作品を入れると既に45の作品が揃いました。こと裸祭りに関しては、他に例を見ないコンテンツだと自慢に思います。
世界遺産や風景写真などは他のホームページでも見られますので、アクセス数もほどほどですが、裸祭りに関する限り、一桁違ったアクセスとなりますので、それだけにやり甲斐があり、ついつい燃え上がってしまいます。そのとばっちりを受けて、後回しの作品が沢山ありますので、これから、フォローアップしていきたいと思っています。
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2006年1月29日(日)晴 大森保武 様より つれづれなるままに
江ノ島寒中神輿拝見しました 今朝はこちらマイナス5度でした 寒中神輿拝見しました 「荒波に向かう神輿」秀逸ですね 新成人は神輿の上でのバランスのとり方の練習はかなりの時間するのでしょうか? 今年の振袖の成人、最初から最後まで身体が思うように動いてなかったですね この点少し残念でした
Vサインを送ってくれた彼女が振袖を着ていたら完璧な作品でしたね でも怖さだけは十分に伝わってきました さわりの作品を見たときから振袖の子の体の硬さ気になってました 文句を言ってすみません
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今晩は。お便り有り難うございました。確かに今年の振袖神輿の彼女は、表情が固まっていました。怖かったのではないのでしょうか。江戸御輿の鳳龍の女性たちは、例年、活発なパフォーマンスで楽しませてくれますね。担ぎ手が足を押さえてくれていますが、前回の写真を見ると、波が来て尻餅をついていますから、バランスをとるのが大変でしょうね。神輿の担ぎ手は全国からやってきた飛び入りが多いので、ぶっつけ本番でしょう。大変だと思いますが、結構楽しそうでしたね。有り難うございました。
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2006年1月29日(日)晴 佐藤和生 様より
寒中水浴大会、江ノ島寒中神輿 こんばんは、いつも御案内をいただきまして、ありがとうございます。両作品ともストーリーに則って分かりやすく仕上げられていますので、実際に参加している気分で楽しく拝見いたしました。このギャラリーに出会えたおかげで、日本にはこんなに数多くの伝統的な行事や祭りがあるものだと再認識しました。今までこうした催し物を見るのは、自宅近くの神社仏閣くらいで、そのために旅に行くことはありませんので、そんな人々のためにもインターネットによって、その存在を知らしめることは、お互いにとって絶好の機会でもあります。
祭りに参加している方々の表情を見ますと、活気、興奮、熱狂、闘志、集中等などがあり、最後に連帯、壮快、達成感などがあるように思えます。私は最大では池上本門寺の御会式しか見たことがありませんけど、笛や太鼓にのって何基もの纏がくるくる回っている独特の光景に、ある種の不思議な世界に吸い込まれていくような気がしました。祭り好きな人にとっては、全国各地に飛んで見に行くだけの価値が当然のようにあるのでしょう。
春夏秋冬を問わず、これからも私たちの心の中に絶えず何かを働きかけてくれる大切な文化財として、今後益々の発展を祈願いたします。どうもありがとうございました。
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今晩は。裸祭りの2作品をご覧いただき、有り難うございました。日本の伝統を今に伝える裸祭りは、全国に沢山ありますが、時代の変遷と共に、廃れたり、変質したりしてきています。その現状を憂える私としては、デジカメでありのままの現実を切り取り、多くの方にご覧いただいて、日本の伝統を見直すきっかけにしていただきたいと思っています。
変質してしまった祭りにはもはやカメラを向ける気力がなくなります。美しくないからです。日本独特の伝統美は、裸祭りにも存在すると思います。日本でしか見られない冬の裸の祭典、受け取り方は人さまざまですが、大相撲や公衆浴場に見られる裸文化だけでなく、こうした多彩な文化を大切にしてゆきたいものだと思っています。有り難うございました。
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