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江ノ島寒中神輿は裸で海に入る神輿である。裸には褌が推奨されるが、参加者は前袋式に締めた六尺褌で身を固めている。激しい神輿練りが行われるため、これ以外の褌では緩みが生じて最後まで持たないからである。
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十人十色の褌 |
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夏の江ノ島天王祭のように白褌という指定がなく、全くの自由であることから、毎年、自慢の色柄ものが披露される。 |
三木さんは、去年は萌黄を締め、今年は年末に浅草の祭用品専門店「あだちや」で見つけた「浅草七福神」の御朱印のある白を江ノ島に因んで「弁財天」が前袋に来るように締め込んでいた。 |
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赤々と燃え上がる炎 |
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焚火のそばで相撲に興ずる姿が見られた。六尺褌ではやりにくそうで、相撲褌のように厚手のしっかりした布地でないと十分な技がかけられないことがよく分かる。
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相 撲 |
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褌を締める位置 |
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褌の締め方にも個性がある。こゝに集まる人たちは、長年褌を愛用している人ばかりのようで、初心者が良くやる臍(へそ)や臍の上方(間が抜けて見えるズボンのベルト位置)に締める人は一人もいない。
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写真中央の長老のように、ベテランになるほど横褌(よこみつ)を下方に締める傾向がある。ただ、右から2番目の白褌の人は、下げ過ぎであると思われるのだが・・・。 |
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高張提灯と元気な長老 |
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褌の幅 |
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褌の幅は、普通は織ったままの全幅(33〜35cm)で締めるが、もたついてすっきりしないという人は、2/3幅や1/2幅に縮めたものを締めている。三木さんは2/3幅に切っているという。通になるほど細身になる傾向がある。
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色柄ものの褌 |
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泳ぐときに使う水褌(すいこん)も同じ締め方であり、戦前の海軍兵学校などでは、全幅を半分に折って締めていたという。水褌は溺れそうになっても後ろ褌(うしろみつ)を掴めば直ぐに救助できるなど、機能的にも優れている。
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担ぐ神輿の近くに移動しはじめた裸たち |
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六尺褌は、Tバックのビキニスタイルである。体毛が気になる人、全く無頓着な人など、さまざまであるが、公衆の面前で着用する祭り衣装としての褌は、それなりのエチケットがあるはずで、体毛も見苦しくないように手入れすることが求められる。
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出発間近の裸たち |
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パノラマ写真(1500x850)297KB |
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