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 旅紀行日本の裸祭り

201479日改訂

 

 

 

今 日

昨 日

♪篠 笛
旅と写真は元気の泉

感動の裸祭CD完成!

江ノ島や団扇太鼓に浴衣掛   北舟

 

Enoshima island, beating a hand drum wearing a summer kimono.

2011年7月17日制作

八坂神社の神輿を出迎える氏子たち

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八坂神社の神輿を出迎える氏子たち/江ノ島(神奈川県藤沢市)
神紋   江ノ島・八坂神社(えのしま・やさかじんじゃ)   神紋

 江ノ島白褌神輿(えのしま・びゃっこん・みこし)'11

通囃子

撮影・制作(さつえい・せいさく) 和田義男(わだよしお)

江ノ島 白褌びゃっこん 神輿

神奈川県藤沢市 江島神社天王祭 7月14日に近い日曜日 最新:2011年7月10日(日)


 マリン・リゾートとして名高い湘南(しょうなん)江の島で毎年開かれる八坂神社例大祭(天王祭)は、白い水褌(すいこん)(前袋式六尺褌)一丁で海中神輿渡御が行われる裸祭で、「かながわの祭り50選」にも選ばれています。
白い 水褌すいこん 一丁で海を渡る神輿
 江の島の八坂神社天王祭(てんのうさい)は、午前中、島の氏子たちが列をなして里神楽・天王囃子の優雅な調べを奏でるなか、江島神社辺津宮(えのしまじんじゃ・へつみや)から宮出しされた神輿が参道を下り、弁天橋付近で褌一丁となった氏子や祭愛好者たちに担がれて海に入ります。
 裸の担ぎ手たちは、囃子船による天王囃子の調べにあわせ、浮きつ沈みつ揉み合い、勇壮な禊が行われます。その後一旦上陸し、午後から対岸の腰越(こしごえ)小動神社(こゆるぎじんじゃ)の神輿と龍口寺(りゅうこうじ)前から合同渡御に入り、ゆかりの小動神社まで渡ります。

 天王祭は、湘南唯一の夏祭りとして有名で、ご神体を漁師が発見して祀ったことから、祭礼の神輿は漁師だけが担ぐことになっていました白い水褌姿は古き良き時代に褌一丁で漁をした漁師たちの姿を彷彿とさせます現在は全国から集まる裸祭りファンの応援なしには催行できなくなっています。

 
スライドショーCD写真集「江ノ島白褌御輿」

江ノ島白褌神輿

▲ スライドショーCD写真集「江ノ島白褌神輿」の収録画像は平成16年(2004)・平成20年(2008)・平成23年(2011)の過去3年分440枚、上映時間は約38分と長編です。今回、CD化するにあたり、既に発表した画像170枚に原画から再収録した250枚を加えましたので、感動大作となりました。白い六尺褌一丁で神輿を担ぐのは、他に例はなく、筆者は敬意を込めて白褌神輿(びゃっこんみこし)と呼んでいます。(1枚2000円 リピーター価格:1枚1500円)
                                                  日本の祭りCD・DVD写真集

 
  
YouTube 江ノ島白褌御輿
(抜粋縮小版)
↓画像をクリックするとスライドショー動画が始まります。
 
はじめに
 平成23年(2011)7月10日(日)、神奈川県藤沢市に鎮座する江島神社(えのしまじんじゃ)の末社(まっしゃ)・八坂神社(やさかじんじゃ)で江ノ島天王祭(えのしまてんのうさい)が開かれたので、激写してきた。

                                                  江島神社公式ホームページ

【凡例】  ▲:上の画像の説明文  ▼:下の画像の説明文  〈画像の左クリック〉:別窓に拡大写真を表示

神奈川県

藤沢市ふじさわし

江ノ島
神奈川県藤沢市江ノ島

Google Map

   今回は、最初の取材から7年ぶり三度目の取材で、詳しい解説は 江の島天王祭(2004) をご覧いただきたい。  

江ノ島の祭会場

江ノ島の祭会場

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この日は関東の梅雨明け宣言がなされた翌日で、快晴に恵まれた絶好の祭日和だった鵠沼(くげぬま)海岸に住む友人宅にお邪魔し海パン姿で江ノ島に到着すると既に辺津宮(へつみや)での神事が終わり神輿行列が山を下り、参道入口を通過するところだった。  

江島神社えのしまじんじゃ

参道入口の鳥居を通過する神輿行列の先頭 2011.7.10 10:33

江島神社参道入口の鳥居を通過する神輿行列の先頭 2011.7.10 10:33

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行列を導く子供の

錫杖しゃくじょう

たち

行列を導く子供の錫杖たち

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▲▼ 神輿行列は子供行列から始まり、露払い役の錫杖(しゃくじょう)のあとに、シャンギリの通り囃子(とおりばやし)が続いた。団扇太鼓(うちわだいこ)に三味線篠笛(しのぶえ)、大太鼓と、多彩な楽器によるお囃子の演奏は、江ノ島ならではの雰囲気を醸し出していた。  

通り囃子とおりばやし

の子供たち

通り囃子の子供たち

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太鼓を叩く子

太鼓を叩く子

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八坂神社の神紋をデザインした高張り提灯

八坂神社の神紋をデザインした高張り提灯

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▲▼ 子供行列の後は、大人たちによるパレードとなり、八坂神社の神紋(しんもん)が入った提灯に続いて、錫杖、団扇太鼓、三味線、篠笛、大太鼓のオールキャストが山を下ってきた。  

錫杖しゃくじょう

団扇太鼓うちわだいこ

錫杖と団扇太鼓

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三味線の女性たち

三味線の女性たち

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通り囃子の笛太鼓

通り囃子の笛太鼓

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▼ 通り囃子の後は、高下駄を履く猿田彦(さるたひこ)を先頭に、神輿渡御の行列がやってきた。猿田彦は、神輿を先導する神様で、天狗のようなお面を被っている。  
高下駄たかげた を履く

猿田彦さるたひこ

高下駄を履く猿田彦

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狭い参道を下る八坂神社の神輿

狭い参道を下る八坂神社の神輿

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▲▼ やがて本命の八坂神社の祭神・建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)の神輿が現れた。この神様は仏教の牛頭天王(ごずてんのう)と習合した神様で悪霊(あくりょう)や疫病(しっぺい)を祓ってくれる牛頭天王の祭礼は全国各地で見られるが、天王祭(てんのうさい)と呼ばれることが多い。  

恵比壽屋えびすや

前の神輿 10:38

恵比壽屋前の神輿 10:38

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歓喜の

棒鼻ぼうばな

どっこい神輿

歓喜の棒鼻どっこい神輿

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海を目指す 八坂神輿やさかみこし

海を目指す八坂神輿

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鳥居を通過した宮神輿

鳥居を通過した宮神輿

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▲▼ 午前10時40分ころドッコイ、ドッコイと掛け声を掛けながら下ってきた八坂神輿は急な石段と狭い参道を無事に通過し、参道前広場に到着した。 ここで、海上渡御のための準備が行われ、準備完了次第、海に入る。  
参道前広場に無事到着した神輿 10:40

参道前広場に無事到着した神輿 10:40

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   江ノ島や団扇太鼓に浴衣掛  北舟 

えのしまや うちわだいこに ゆかたがけ

Enoshima island, beating a hand drum wearing a summer kimono.

八坂神社の神輿を出迎える氏子たち

八坂神社の神輿を出迎える氏子たち

拡大写真(1800X1400)575KB

入水地点に設けられた斜路

入水地点に設けられた斜路

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裸衆の登場

裸衆の登場

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▲▼ 海中渡御の準備をする八坂神輿の近くには白褌(びゃっこん)一丁の舁手(かきて)たちが出発を待っていた。その中には、Wa☆Daフォトギャラリーでお馴染みの長谷川昇司さんらの姿もあった。  
神輿の出発を待つ 11:03

神輿の出発を待つ 11:03

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