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Wa☆Daフォトギャラリー

 旅紀行日本の裸祭り

201365日改訂

 

 

 

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昨 日

♪千年女王〜海のアラベスク〜海に帰る〜氷湖〜水の都〜精霊

江ノ島や白水褌の神輿舁   北舟

 

Enoshima island, mikoshi carriers of white swimming loincloth.

2011年7月17日制作

陸に還る 2011.7.10 11:24

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陸に還る/江ノ島沖(神奈川県藤沢市)
神紋   江ノ島・八坂神社(えのしま・やさかじんじゃ)   神紋

 江ノ島白褌神輿(えのしま・びゃっこん・みこし)'11

白水褌

▼ 海に入ってから9分後、白水褌(しろすいこん)の舁手に担がれた八坂神社の神輿は、陸を目指して進み始めた。  
陸に還る 2011.7.10 11:24

陸に還る 2011.7.10 11:24

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   江ノ島や白水褌の神輿舁  北舟 

えのしまや しろすいこんの みこしかき

Enoshima island, mikoshi carriers of white swimming loincloth.

片瀬かたせ

江ノ島海岸東浜沖を行く

片瀬江ノ島海岸東浜沖を行く

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浅瀬を歩く

浅瀬を歩く

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上陸する神輿 11:25

上陸する神輿 11:25

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▲▼ 神輿が湘南(しょうなん)の海に入っていた時間は10分ちょっと。長いと思っていたが、意外と短い時間だった。  

斜路スロープ

に入る 11:26

斜路に入る 11:26

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斜路スロープ

を上る神輿

斜路を上る神輿

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▲▼ 僅か10分間とはいえ舁手の交代はなく斜路を上がる彼らの肩に神輿の全重量が掛かる。更に神輿が傾く側に負荷がプラスされるので、最後の踏ん張りが求められる。彼らの厳しい表情が全てを物語っている。  
最後の頑張り!/  

注連縄しめなわ

最後の頑張り!/ 注連縄下

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江ノ島に帰還した裸神輿 11:27

江ノ島に帰還した裸神輿 11:27

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▲▼ 無事に江ノ島に帰還した裸神輿は、石畳の広場で、神輿練りを披露した。得意のジャンピング神輿である。  
再びジャンピング神輿!

再びジャンピング神輿!

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車道で神輿練り 11:30

車道で神輿練り 11:30

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消火栓シャワー!

消火栓シャワー!

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スコールを思わせる恵みのシャワー

スコールを思わせる恵みのシャワー

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▲▼ 上陸した後神輿は車道を進み消火栓のシャワーを被って塩抜きを行った。汗だくの舁手たちもスコールのような恵みのシャワーにリフレッシュした様子だったが、水を被りながら神輿練りを行って、最後のパワーを発揮した。  

シャワーの中のジャンピング神輿! 11:36

シャワーの中のジャンピング神輿! 11:36

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ずぶ濡れ神輿

ずぶ濡れ神輿

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町内に向かう神輿

町内に向かう神輿

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▲▼ 最後は狭い路地の会所前に神輿を持ち込み、手〆をしてお開きとなった。裸神輿が参道前広場を出発してから31分、長いようで短い神輿渡御だった。  
手〆でお開き / 町内会所前 11:41

手〆でお開き / 町内会所前 11:41

一緒に付き合ってくれた友人と共に江ノ島を後にして彼のお薦めのレストランに向かった。 ふと江ノ島沖 を見やると、豪華クルーザーやレーシングヨット、カヌー、ウィンドサーフィンなど、ありとあらゆる海洋レジャーを楽しむ人たちで溢れていた。改めて湘南海岸は、日本一ポピュラーな海洋レジャースポットだと思った。  

江ノ島沖のマリンスポーツ

江ノ島沖のマリンスポーツ

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▼ 片瀬東浜海水浴場 (かたせひがしはまかいすいよくじょう)は、神奈川県藤沢市片瀬海岸一丁目地先の片瀬江ノ島海岸東浜に設定された幅560mの海水浴場で、日本の海水浴場88選に選ばれた人気のレジャー・スポットである。江の島海水浴場営業組合が管理し、同組合では「江の島海岸東浜海水浴場」と称している。  
 ここは小田急江ノ島線、江ノ島電鉄線、湘南モノレールと、3本の公共交通機関からアクセスできる利便性がある。年平均83万人の来客数を誇り、全国第1位の片瀬西浜・鵠沼(くげぬま)海水浴場に次ぎ、鎌倉や須磨の海水浴場と全国第2位の座を競っている。

片瀬東浜海水浴場(片瀬江ノ島海岸東浜)

片瀬東浜海水浴場(片瀬江ノ島海岸東浜)

パノラマ写真(3400X1500)622KB

▲▼ 友人によると、○○ランドなどといった遊園地と違って、往復の電車賃さえあれば、タダで利用できる海水浴場は、手軽な行楽地として人気が高いのだという。そういえば、祭りも電車賃さえあれば楽しめるので、コストパフォーマンス抜群のレジャーである。  

↓片瀬東浜

片瀬西浜海水浴場

江ノ島

片瀬西浜海水浴場

パノラマ写真(3400X1500)622KB

▲▼ 片瀬西浜・鵠沼海水浴場 (かたせにしはま・くげぬま・かいすいよくじょう)は、神奈川県藤沢市片瀬海岸二〜三丁目鵠沼海岸一〜二丁目地先の県有地にある日本最大の集客力を誇る海水浴場である。  
 藤沢市南部の境川(さかいがわ)河口から引地川(ひきじがわ)河口までの長さ1,020m、奥行き150mの遠浅で弧状の砂浜にあり年間来客数が300万人以上と、日本最大の集客力は、群を抜いている。梅雨明け早々の海水浴場は多くの海水浴客で賑わっていた。鵠沼海水浴場では、早くも積乱雲が沸き立ち、本格的な夏がやってきたことを告げていた。
 

西

鵠沼くげぬま

海水浴場

鵠沼海岸

鵠沼(くげぬま)海水浴場

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和田義男
 
撮 影

2011年7月10日

 
OLYMPUS E-5
  
12-60mm 
70-300mm

1230万画素

2,040枚 5.15GB
 
  友人が昼食に連れて行ってくれたところは、新江ノ島水族館の西方にあるレッドロブスター Red Lobster というチェーン店で、カナダから空輸されたロブスターを売りにしたアメリカ料理のシーフード・レストランである。日曜の昼どきとあって、小田急・片瀬江ノ島駅周辺は、どこも満杯だったが、ここは予約なしでも直ぐにテーブルに着くことができた。
 高級リゾート地にある高級レストランといった雰囲気だったが、意外にもリーズナブルな値段でシーフードが楽しめるところで、お薦めの穴場である。多彩なシーフードに舌鼓を打ちながら楽しい会食は数時間に及んだ。
海に入ってレンズ交換する筆者

海に入ってレンズ交換する筆者


江ノ島天王祭での出会い

▼ 江ノ島は、思い出の地である。7年前の平成17年(2004)に初めて天王祭の取材をし、江の島天王祭 として発表すると、その作品に写っていた三木芳樹さんからメールが届き、その縁で祭愛好者たちとの交流が始まった。
記念写真                 偶然写っていた三木芳樹さん

記念写真

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 翌年の平成18年(2005)から始まった鐵砲洲寒中水浴の取材も三木さんに誘われたもので、それが発端となって、石川辰夫さんはじめ鐵砲洲稲荷神社弥生会との交流が始まった。写真を撮るだけでなく、裸祭に参加するようになったのは、石川さんの勧めによるもので、還暦記念の赤褌水浴以来、鐵砲洲稲荷神社で今年で4回目の寒中水浴を行い、私の新年は鐵砲洲から始まるようになった。
 
 このようにして、毎年、交流の輪が広がり、全国の裸祭の取材は、更にエスカレートし、この作品で90種・139集となった。Wa☆Daフォトギャラリーは、現在、裸祭のロマンと感動を世界に向けて発信する日本最大のサイトとして、記録を更新し続けているが、江ノ島は、播州姫路の灘のけんか祭りとともに私を裸祭に駆り立てた原点であり、江ノ島天王祭における三木さんとの出会いは、運命的なものを感じる昨今である。

日本の裸祭り第139集 「江ノ島白褌神輿'11」

撮影・制作 : 和田義男
  平成23年(2011)7月17日 作品:第22作  画像:(大58+小2) 頁数:3 ファイル数:129 ファイル容量:42.3MB
 
平成12年(2000)〜平成23年(2011) 作品数:411 頁数:1,596 ファイル数:67,349 ファイル容量:10,702MB
   江ノ島や天王祭の白ふどし  北舟 

えのしまや うちわだいこに ゆかたがけ

Enoshima island, white fundoshi loincloth of Tennoh festival.

編集子の選ぶ傑作

神職による海上での清祓

神職による海上での清祓(きよはらえ)

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江ノ島えのしま

白褌神輿びゃっこんみこし

に思う
 私が江ノ島白褌神輿と名付けた江ノ島天王祭は湘南の海を渡る裸神輿で知られるが全員白の前袋式六尺褌いわゆる白水褌(しろすいこん)を締めている地元の氏子だけでは人数が足りないことから部外者の加勢で神輿が海に入ることができる。
 江ノ島では裸神輿の舁手が締める褌の支給はなく自前で用意することになっているため掟を知らない部外者による色柄褌が混じることがあったが今年は完璧に白褌に統一された。
 裸神輿の指導者がしっかりしているからこそできることだと感心している。神田祭や三社祭、深川祭など、江戸っ子の著名な神輿祭から褌姿が消え去り、夏祭にもかかわらず、股引やハンダコ姿の神輿舁は、どこか野暮ったく、迫力に欠け、生粋の江戸っ子はどこに行ってしまったのか
  和田義男
と嘆く昨今だが、江ノ島天王祭だけは、白褌神輿(びゃっこんみこし)として裸褌文化を維持しているのが素晴らしい。

★☆★彡

 江ノ島の裸祭は、正月の東浜で行われる寒中神輿と共に、部外者への支援は一切ない。褌を締めたり外したりする更衣所もないので、部外者たちは、浜辺の衆目の面前で裸になる。海外であれば、許されない光景だが、現在でも銭湯やスパでは素っ裸で入浴する日本にあっては奇異には見えないのだろう。荷物を預けるところもないので、誰か一人は荷物番に残らなければならない。
 神輿舁が終わると冬は入浴もできないのでそのまま浜辺で着替えるし、夏は公園の水飲み場で塩抜きし、着替える光景が見られる(写真下)今回も出発準備中の神輿のそばでパンツをはいたままその下に褌を締めている人がいたが、常連ともなれば、旅館の一室を確保したり、地元民と知り合って部屋を借りたりしている。上総一ノ宮の玉前(たまさき)神社の大寒禊や夏越(なごし)禊のように神社や町内会が更衣用のテント1張りを立てることは簡単なことだと思うのだがそうしないのは、価値観や文化の違いによるものかも知れない。ともあれ初めて参加する方は、戸惑うことのないよう、対策を考えて来て欲しい。
潮と砂抜き 2004.7.11

潮と砂抜き 2004.7.11

 江ノ島での7年目の取材を終えて感じることは、神輿舁に参加する人が増加し、毎年、盛大に催行されていることが嬉しい。今年はWa☆Daフォトギャラリーの作品を見て初めて参加したと声を掛けてくれた人もおりこのサイトが多少なりとも役に立っていることを知り、とても嬉しく思った。
 一点だけ気になったことがあるそれは江戸の三社祭などでみられるように折角褌を締めておきながら腹巻で臀部を隠している人がいることであるしかも棒鼻など重要なポジションにいるので、とても目立っている指導的立場にあると思われる人がそのようなみっともない格好をしているのは残念でならない褌を見られるのがそんなに恥ずかしいのだろうか日本男児なら伝統の褌を隠す行為こそ恥ずかしいと知るべきであり正規の白水褌に統一された美しい裸祭をスポイルしないでいただきたい。〈 完 〉 2011.7.17 和田義男
   江ノ島や白水褌の神輿舁  北舟 

えのしまや しろすいこんの みこしかき

Enoshima island, mikoshi carriers of white swimming loincloth.

編集子の選ぶ傑作

陸に還る

陸に還る 2011.7.10 11:24

拡大写真(2000X1500)469KB

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