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					参加者の受付 / 秋葉殿 2013.8.16 13:43 |  
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                                      |  | ▲▼ 仙北二丁目自治会の担ぎ手たちは、あらかじめ往復葉書で出欠を取る常連が殆ど。午後2時に秋葉殿(秋葉神社)に参集することになっているが、1時間ほど前から集まり始めたので、早めに受け付けが始まった。 |  |  
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                                      |  | ▲▼ 参加費は、直会(なおらい)も含めて全て無料となっている。担ぎ手の中には常連のほかに新人もいて、今年はあらかじめ申し込んでいた盛岡市の3人が加わった。 |  |  
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							| 担ぎ手に無償供与される5点セット(赤鉢巻・白タオル・ | 
				赤褌 | ・白タオル・白 | 足袋 | ・ | 草鞋 | ) |  |  
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  				拡大写真(2000X1600)490KB |  | 
                        
	
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                                      |  | ▲▼ 
										氏名・性別・年齢・住所・電話番号を記帳すると、赤鉢巻・白タオル・赤褌(長さ300cm 
										x 幅35cm 
										モス地赤木綿布)・白足袋・草鞋の5点セットが供与される。全て新品で、赤褌など洗えば再使用できるものは持ち帰りも可。 |  |  
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                                      |  | ▲▼
										
										向かって右のカーテンの奥が更衣室。今回私を仙伸会に紹介してくれたベテランの安達隆さん(米沢市)が汗だくで六尺褌を前袋式に締める手伝いをしていた。彼の締め方は、和田グループでお馴染みの昇ちゃんこと長谷川昇司さんから手ほどきを受けたもので、後ろ褌(うしろみつ)(Tバック)の処理が美しく、緩むことがない。 |  |  
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										札幌市の伊藤修さんは、赤褌を一人で締めていたので、彼の流儀を撮影させてもらった。手順は殆ど同じで、後ろでヒッチをかける(褌をかける)やり方が人それぞれに個性がある。 |  |  
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										今年初参加の地元盛岡市の男性は、褌を締めたことがないというので、安達さんにお願いして締めてもらった。安達さんは、例によって手際よく締め込んだあと、余った布をハサミで切り取り、左右同じ長さに調整した。 |  |  
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					ベテランの安達隆さん(山形県米沢市)に褌を締めてもらう新人 |  
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										赤褌をキリリと締め込んだ後、鉢巻を後ろ鉢巻に締め、足袋・草鞋を履いて祭衣装を整える。自分で全てを着用した最長老79歳の吉田信吉さんにお願いして、格好良い晴れ姿を撮影させて貰った。現役の頃は、大工の棟梁だったようで、柱を担ぐのはお手のもの。舟っこも同じようなもので、若い者には負けないという。とても元気で頼もしい後期高齢者である。 |  |  
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					最長老吉田信吉さん(79歳 盛岡市)の勇姿 / 
					秋葉殿 |  
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  				拡大写真(1650X2000)579KB |  | 
                        
	
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                                      |  | ▼ 
										長松寺には戻ってこないので、手荷物は全てリヤカーに積み込み、担当者は、赤褌軍団と共に移動し、大事な支援班を務める。このほか、婦人会は、おにぎりとお茶を用意し、舟っこに同行して北上川原の会場まで運ぶ補給班を務める。 |  |  
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					手荷物は全てリヤカーで運ぶ / 秋葉殿 14:08 |  
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  				拡大写真(2400X1700)1.12MB |  | 
                        
	
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                                      |  | ▼ 午後2時は集合時刻で、長松寺の法要は午後3時からとなっているが、準備は早めに進めるのが美徳というもの。参加者たちは、午後2時過ぎには身支度を整え、間もなく御仮屋から舟っこを引き出し、法要の準備に入った。 |  |  
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							|  | 舟っこを | 
				御仮屋 | から引き出す 14:12 |  |  
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												舟っこ流しの歴史 |  |  
                                      |  | 盛岡のお盆行事の最後をかざる「舟っこ流し」は、享保年間(1716〜1736)、南部家三十代行信公の息女・幕子姫(まくこひめ)が大慈寺(だいじじ)の万叡和尚(まんえい・おしょう)に帰依(きえ)し、川施餓鬼(かわせがき)を発願したことに始まるという。 |  |  
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                                      |  | その後、文化年間(1804〜1818)のころ、津志田の遊女、大時(おおとき)・小時(ことき)が盛岡の城下に遊びに来た帰り、現在の明治橋の直ぐ下流の北上川に架かる舟橋を渡ろうとしたが、折からの台風で難渋し、門限に遅れまいと小舟に乗り、ようよう中ほどまで来たが、水勢におされて転覆し、力尽きて溺死してしまった。それを人々は哀れみ、「舟っこ流し」が盛んになったという。 |  |  
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                                      |  | 明治以降は戦没者の慰霊と先祖供養、世界の平和、五穀豊穣を祈り、盛岡舟っこ流し協賛会が結成され、寺院や各町内会の精霊舟(しょうろうぶね)が暮色せまる明治橋上流から流され、火が放たれた舟から爆竹の音とともに花火が打ち上げられて幽玄の世界をかもしだし、短い夏の別れを告げる風物詩として盛岡っ子に親しまれている。 |  |  
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					伊藤修さん(札幌市 左)と I さん(群馬県)の勇姿 14:18 |  
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  				拡大写真(2000X1920)604KB |  | 
                        
	
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					法要が始まるのを待つ担ぎ手たち / 秋葉殿 14:34 |  
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                                      |  | ▲▼ 赤褌軍団は、法要開始10分ほど前に秋葉殿前で円陣を組み、ミーティングを行った。現場指揮を務めるのは、前々代の仙伸会会長だった細川善一顧問(85歳)。参加者の中では最長老だが、とても元気で、成功を期し、事故防止を徹底すべく、てきぱきと指示を出していた。 |  |  
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                                      |  | ▼ 午後2時から「舟っこ」の前で関係者が整列し、仙北二丁目自治会・石澤利男副会長の司会で長松寺斗ヶ澤祥悦(とがさわしょうえつ)住職(71歳)による法要が始まった。 |  |  
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					仙北二丁目自治会・石澤利男副会長の司会で法要の開始 / 長松寺 15:01 |  
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					石澤利男副会長 |  |  
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                                      | 斗ヶ澤住職によると、戦後から伝統のスタイルが崩れ、現在、古式ゆかしい赤褌姿で参加している団体は、長松寺の仙北二丁目自治会だけになってしまったという。 |  
                                      |  |  |  | 
	
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                                      | 今も「舟っこ流し」は人気があり、是非参加させて欲しいという申込みが多いが、赤い六尺褌を締めて行うことを告げると、尻込みする人が多いという。「最近の若者はひ弱になったものだ」とは住職の感想であり、嘆きである。 |  
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	仙伸会・藤原信行会長の焼香 |  
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				せんぼくの しょうろうぶねや あかふどし |  
                                              | 
				Red 
				fundoshi loincloth, Senboku 
				boat for the spirits of dead. |  | 
	
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					次々と焼香する担ぎ手と子供会代表者 |  
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                パノラマ写真(2400X1220)663KB |  | 
                        
	
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					若いときから「舟っこ流し」を支えてきた地元葛巻進さんの勇姿 15:15 |  
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                拡大写真(1500X2000)612KB |  | 
                        
                             
     
                        
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