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午後1時23分、裸の一行は宝光院の境内に入り、大勢の観衆を前にスクラム行進を繰り返して気勢を挙げた。 |
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宝光院の境内に練り込む |
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裸男に手を触れると厄を落とせるという信仰があり、観客たちはしきりに裸男に触れようと手を出していた。 |
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裸男たちにタッチ! |
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境内を練り廻る裸たち |
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盛り上がる裸たち |
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裸男たちは、何度も境内を錬り廻って気勢を挙げた後、平成11年(1999)に落成した新本堂に上っていった。 |
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本堂に上がる |
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不動真言 |
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本堂外陣(げじん)でひとしきり錬り回った後、整列し、リーダーが不動真言*(ふどうしんごん)などが書かれた祈祷文を声高らかに読み上げ、ひだりめ不動明王に参拝した。 |
*不動真言:不動明王に祈る言葉で、サンスクリット語の音写。「のうまく さーまんだー ばーざらだん せんだー まーかろしゃーだー そわたや うんたらたー かんまん」 大意:怒れる大力の尊よ、迷い・魔障を滅し、祈りを成就せしめたまえ。 |
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祈祷文を読み上げる |
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鈴木住職によると、裸男たちのリーダーを務める男性は、三重県四日市市(よっかいちし)在住の岩間昇龍さん。檀家役員の要請により、ここ10年ほど裸男たちを統率・指揮しているボランティアである。はだか祭の運営は組織化されておらず、指揮者の役職名が存在しないので、便宜上、リーダーと呼ばせて頂く。 |
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はだか祭の歴史 |
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宝光院のはだか祭は古くから行われていたが、一時途切れていたところ、戦後になって先代の住職が復活させたという。その後、既に60年の歴史を積み重ねており、伝統の裸祭りとして全国的にも知られるようになった。昔の祭り装束を忠実に守っており、リーダーの指導力と相まって、統制の取れた美しい祭りに仕上がっている。 |
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本堂を後にする裸男たち |
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本堂での参拝が終わると、裸男たちは境内に下って渦をつくり、気勢を挙げながら威勢良く錬り廻った。 |
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頻繁にバケツで力水(ちからみず)が浴びせかけられるので、全員濡れ鼠状態となり、湯気が濛々と立ち上がった。 |
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最初の出番が終了し、宿に戻ったのが午後2時頃。裸男たちは焚き火に当たり、ずぶ濡れになって冷え切った身体を乾かし、コップ酒を飲み、炊き出しの味噌汁に舌鼓を打って暖をとった。 |
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裸男たちだけでなく、同伴者やカメラマンにも酒や暖かい味噌汁などが振る舞われた。私もご相伴にあずかったが、酒の「伊吹おろし」は超辛口だがとても美味い。 |
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