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 感動写真集

2016年4月2日改訂

今 日

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♪獅子/邦楽鼓囃子

福餅を川辺に配る宝船   北舟

 

A treasure boat, delivering rice cakes of good luck along the river.

2011年5月23日制作

祝儀を受け取り、紅白餅を渡す

拡大写真(2400X1600)470KB

祝儀を受け取り、紅白餅を渡す/宝来船(大分県豊前高田市)
 

大分県指定無形民俗文化財

ホーランエンヤ'11

紅白餅

紅白餅

▼ 宝来船には大量の紅白の福餅が積み込まれており、乗り組んだ祭典役員たちが岸辺の人々に投げ上げているが、一部は川に落ちて浮かんでいる。福餅は汚れないようにビニール袋に入っており、袋の中の空気が浮力となって沈まないのだろう。泳ぎ着いた裸たちは、泳ぎながら回収した紅白餅を祝儀をくれた人たちに渡していた。

川岸に泳ぎ着く

川岸に泳ぎ着く

拡大写真(2000X2100)572KB

岸辺で清酒を受け取る

岸辺で清酒を受け取る

拡大写真(1800X1350)486KB

祝儀を受け取り、紅白餅を渡す

祝儀を受け取り、紅白餅を渡す

拡大写真(2400X1600)470KB
  福餅を川辺に配る宝船  北舟 

ふくもちを かわべにくばる たからぶね

A treasure boat, delivering rice cakes of good luck along the river.

タモで福餅を受け取る

タモで福餅を受け取る

拡大写真(2000X1500)598KB

随伴船で宝来船に向かう

随伴船で宝来船に向かう

拡大写真(2000X1420)446KB

宝来船に帰還

宝来船に帰還

拡大写真(2400X1600)975KB
  ▼ コース途中の二箇所に低い橋があるため、宝来船のマストは、可倒式になっており、その都度、マストを倒して難なく通過することができた。  

マストを倒して低い橋を通過

マストを倒して低い橋を通過

拡大写真(2400X1600)1.03MB

倒したマストを立てる

倒したマストを立てる

拡大写真(2400X1600)1.02MB
紅白餅を投げ上げながら 桂川 遡上 する 宝来船

紅白餅を投げ上げながら桂川を遡上する宝来船

拡大写真(3000X1800)1.42MB
豊後高田市役所前に到着

豊後高田市役所前に到着

拡大写真(3000X1670)1.35MB
宝来船を出迎える人々

宝来船を出迎える人々

拡大写真(3000X2000)1.36MB

撮影・原作:  竜二  つじ りゅうじ 
出生:昭和44年(1969)長崎県佐世保市
住居:長崎県佐世保市
職業:水道工事 
趣味:写真、車、野鳥(観察・撮影)

あとがき

 1月9日午前11時半から開始ということでしたが、早めに行き、地元の人に宝来船の運行ルートを教わったりしてから、桂川の下流にて待機しました。開始2時間ほど前には日が射していましたが、30分ほど前からかなり雨が降り始め、どうなることかと心配しましたが、開始直後には雨も止み、何とか持ちこたえました。 乗船者はコース途中の停船所にて全員が乗り込み、祭りが始まります。まず一旦下流に下りますが、ここで1名が船を降り、琴平宮のお払いを受けます。宝来船はすぐに出発しますので、お払いを受けた者は随伴船に乗り込み、本船を追って乗り移りました。
 
 この後は、上流へ向かいながら、右岸左岸を蛇行しながら待ち受ける観客に餅まきが行われます。これと同時進行して、観衆や地元の方からのご祝儀やお供えがあると、締め込みの若者が川に飛び込み、受け取りに行きます。そのつど随伴船が泳いでいった若者を迎えに行き、本船に戻していました。
 最後は市役所前の広場(若宮八幡秋季大祭と同じ場所)にて待ち受ける大観衆に盛大に餅が撒かれ、この後若宮八幡に参拝して締めとなります。
 
 この日、外気温は4℃で、かなりの突風が吹いており、水からあがった青年たちの寒さは想像もつきません。 どれだけ撒かれたのかわからないほど大量の餅が岸に届かず、川に落ちて漂っていましたが、随伴船や学生のカヌー部らしい参加者が拾い集めて年配の方々に配っていました。

感動写真集〈 第159集 〉・日本の裸祭り〈 第134集 〉「ホーランエンヤ'11」

撮影・原作:辻 竜二    監修: 和田義男

 平成23年(2011)5月23日 作品:第16作  画像:(大23+小0) 頁数:2  ファイル数:55 ファイル容量:22.5MB
  平成12年(2000)〜平成23年(2011) 作品数:405 頁数:1,569 ファイル数:65,717 ファイル容量:10,325MB
  宝来の白褌一本初泳  北舟 

ほうらいの びゃっこんいっぽん はつおよぎ

The first swimming of the year,  only wearing a white loincloth of good fortune.

編集子の選ぶ傑作

祝儀を受け取りに厳寒の桂川に飛び込む

祝儀を受け取りに厳寒の桂川に飛び込む

拡大写真(2000X1350)552KB

水軍の伝統文化

 感動写真集同人・辻竜二さんの第2作「ホーランエンヤ'11」 が完成した。ホーランエンヤは、清原浩さんが平成19年(2007)に初めて発表されて以来、今回で4作目となる。他の祭と同様、毎回、同じメニューで催行されるので、真新しい視点がないと、新鮮味がなく、読者に飽きられてしまう。 しかし、同時に、取材を継続することで、その祭を見る視点や関心が深まり、これまでに撮れていなかったシーンが追加されるなど、味わいも更に深まって行く利点がある。
和田義男
 特に今回は、過去になかった2400x1600ドットや3000x2000ドットといった極めて高精細画像をアップしたので、1枚の画像の情報量は膨大である。どうかじっくりとご覧頂きたい。
 ホーランエンヤは、宝来船が福餅をばらまき、観衆が差し出す祝儀を褌一丁の若者が泳いで取りに行くという、とてもシンプルな裸祭であるが、江戸時代から続く、日本の伝統文化が変質することなく再現されており、新春を迎えるにふさわしい目出度い祭である。
 今回は、恵比寿・大黒に見立てた男児の踊り子の写真をもとに、瀬戸内海の水軍の流れを汲む「坂越の船祭り」の「女形のシデ振り」を紹介した。漕ぎ手たちの褌の締め方といい、櫂の形といい、漕ぎ手を鼓舞する振り袖の男性といい、類似性が極めて高く、瀬戸内海西部に位置する豊後高田市のホーランエンヤは、同じ水軍の文化を受け継いでいるものと思われ、興味深い。 〈 完 〉 平成22年(2011)5月23日  和田義男
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