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平成20年(2008年)1月13日(日)、大漁旗や日の丸、五色の紙をつけた笹竹、吹き流しなどで飾られた満船飾の宝来船(ほうらいせん)が桂川(かつらがわ)を遡(さかのぼ)る新年恒例の裸祭り「ホーランエンヤ」が大分県豊後高田市で開かれた。 |
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宝来船の準備 |
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大分県無形民俗文化財のホーランエンヤは、豊後高田市が島原藩(長崎県)の領地であった江戸時代中期から島原や大坂の蔵屋敷に年貢米を送る廻送船の航海の安全と豊漁を祈願する行事として行われてきた。 |
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大漁旗の満船飾 |
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かつては元旦の行事だったが、現在は日中満潮となる日曜日に催行される。去年は1月7日(日)だったが、今年は1月13日(日)となった。ホーランエンヤの語源は諸説あるが、「宝来栄弥(ほうらいえいや)」「蓬莱*(ほうらい)へ蓬莱へ」という掛け声からきたといわれている。 |
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*蓬莱(ほうらい):三神山の一。中国の伝説で、東海中にあって仙人が住み、不老不死の地とされる霊山。 |
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立派な宝船のフラッグ |
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毎年、宝来船に乗り組む氏子たちは、桂川(かつらがわ)最下流橋の恵比須橋の上流右岸(東岸)にある磯町区公民館に集合し、裸祭りの準備を行う。 |
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祭りの準備をする磯町区公民館 |
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公民館に集まった参加者たち |
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宝来船に乗り組む裸衆は13人。内訳は、本方(ほんかた)と呼ばれる指揮者1人と片舷6丁の櫓(ろ)に付く漕ぎ手の12人である。45歳までの年齢制限があるという。今回、公民館でお互いに協力しながら晒木綿1反(10m)を使って締め込みと呼ばれる褌を本締め(ほんじめ)する様子を撮影させて頂いた。 |
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1 股間をとおす |
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2 前垂れを二重にする |
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3 ヒッチ(褌)をかける |
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裸の漕ぎ手たちは、お祝儀を取りに川に飛び込むので、乱れを嫌って本締めにするという。ポイントは6で、腹巻の先端を後ろ立褌(うしろたてみつ)に結び、余った布を腹巻の下の横褌(よこみつ)に巻き込む点である。 |
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