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午後零時45分ころ、宝来船は、御玉橋(おだまばし)下流の豊後高田市役所前のメイン会場に到着。大観衆とともにフィナーレを迎えた。この会場は、若宮八幡裸祭りのメイン会場と同じ場所である。 |
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豊後高田市役所前のメイン会場 |
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拡大写真(1600X1000)363KB |
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ダイビング |
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拡大写真(1800X1000)380KB |
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次々に飛び込む裸男たち |
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拡大写真(1800X1050)445KB |
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拡大写真(1800X1100)456KB |
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大量の餅撒き |
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拡大写真(1800X1100)456KB |
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住居:宇佐市(豊後高田市生まれ) |
昭和36年生まれ |
趣味:写真、流木アート |
若宮 秋季大祭 川組後援会 役員 |
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日本の祭り第98集/感動写真集第92集 「ホーランエンヤ'08」 |
平成20年(2008)1月27日 作品:第4作 画像:(大32+小11) 頁数:3 ファイル数:88 ファイル容量:17MB
平成12年(2000)〜平成20年(2008) 作品数:275 頁数:947 ファイル数:32,361 ファイル容量:4,579MB |
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新年の風物詩
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1月13日(日)豊後高田市に伝わるホーランエンヤの撮影に行きました。この行事は江戸時代中期にはじまったといわれる新年を祝う伝統行事です。昨年は陸からの撮影でしたが、今年は宝来船の補助をする供舟に便乗し、餅を投げたり、飛び込んだ漕ぎ手を搬送したりの合間を縫って、この行事を和田式撮影術で激写しま
した。 |
前日の天気予報ではかなり冷え込むようでしたので、防寒対策を万全にして挑みましたが、日頃の行いのせいか、天気に恵まれ、汗ばむ程でした。(;^_^A |
船上からの撮影とあってポイントは船頭任せで中々厳しいものがありましたが、陸からでは撮影出来ないショットも撮れたと思います。今回もそうですが、やはり陸と舟の二手に分かれて撮影出来たらと痛感しました。 |
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【編集子が選ぶ名作】 |
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拡大写真(1360X1400)272KB |
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大分県宇佐市にお住いの清原浩さんが激写されたこの「ホーランエンヤ'08」は、「鷹栖観音鬼会」に続く第6作で、去年の「豊後高田ホーランエンヤ」に続く、第二弾である。 |
この1年の間に、清原さんはオリンパスE-500 を入手され、画質が格段にアップしたばかりでなく、和田式撮影術をマスターされ、師匠顔負けの密着取材による激写で、貴重なシーンを多数切り取っておられる。 |
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公民館での本締めの実録や、供舟に乗って裸の漕ぎ手たちに肉薄し、陸(おか)にいてはとても撮影できない迫力ある画像は、とても素晴らしく、清原さんの感性がにじみ出ている。特に、編集子が選ぶ名作「初泳ぎした4人の裸衆」は秀逸で、至近にいる清原さんの存在を感じさせない自然な表情を見事に写し撮っている。 |
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【編集子が選ぶ名作】 |
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拡大写真(1800X1250)442KB |
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撮影場所が川の中なので、桂川の岸辺に繰り出した多くの観客が写真を写したり、祝い餅を追いかけたりする姿などバラエティ豊かな光景も圧巻で、陸にいては見られない貴重なアングルが多々ある。 |
私は40年近くにわたって海を職場としてきたので、海の男たちの逞しい健康美を見ると、とても嬉しい。大都会で暮らす現代人は、頭でっかちでひ弱になりがちだが、ここに躍動する男たちの素朴な姿に郷愁を感じるのは私だけではないだろう。現代人が忘れかけている大自然の中で生きる本来の人間の姿がここにはある。 |
とりわけ、江戸時代中期に始まったという裸祭りの海の男たちの勇姿が変質することなく現代に伝わっていることに感動する。久しぶりにBGMに「我は海の子」を流す作品が生まれたのは何よりも嬉しい。〈 完 〉
平成20年(2008)1月31日 監修 和田義男 |
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