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岸に向かって泳ぐ 09:57 |
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対岸のスロープに到着 |
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御神酒の奉納 |
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奉納の御神酒を供舟(ともぶね)に積み込む 09:58 |
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少ない漕ぎ手で上流に向かう宝莱船 09:58 |
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桂川を遡る宝莱船 10:03 |
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▲▼ 豊後高田市の市役所前の船着き場には、大勢の観客が待ち構えており、宝莱船の褌衆が次々に川に飛び込み、船着き場に渡ったあと、宝莱船は静かに接舷し、大量の紅白餅がばらまかれ、フィナーレを迎えた。 |
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宝莱船から次々に飛び込む褌衆(アニメーション) 10:06 |
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ほうらいの びゃっこんいっぽん はつおよぎ |
The first swimming
of the year, only wearing a white loincloth of good fortune. |
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泳いで川岸に上陸する
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宝莱船を接舷させる 10:07 |
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紅白餅を投げあげる乗船者たち |
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紅白餅の大盤振る舞い 10:08 |
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ナイスキャッチ! 10:09 |
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出生:昭和44年(1969)長崎県佐世保市 |
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住居:長崎県佐世保市 |
職業:
会社員 |
趣味:写真、車、野鳥(観察・撮影) |
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ホーランエンヤ所感 |
数年ぶりになりますが、大分県豊後高田市のホーランエンヤに行って来ました。早めの時間に到着すると法華寺そばの乗り込み場所に見学者はほとんどいませんでしたが、生姜湯の振る舞いがありました。
開始時間が近づくと、落ちた餅を回収したり補佐をするボート部のメンバーや泳いだ漕ぎ手を連れ帰る供舟(ともぶね)が動き始め、その後漕ぎ手達が現れました。
漕ぎ手がそろい全員が乗り込んだところで主催者側の挨拶があり、最初の餅撒きとともに宝来船の出発です。船は一旦桂川の河口側へ向かい、恵比寿神社の前に接岸。代表の一人が下船し神社へ御神酒を奉納し参拝の後、供舟に乗り込み宝来船へ帰って行きました。
宝来船はさらに下流へ向かい、河口付近で反転し上流へと向かいます。ここからが本番なのか、漕ぎ手が川沿いで御神酒や進物を持って待機している人の元へと寒中水浴を行います。泳いでいるときより上がってからが寒いでしょうね。
船は同じように進物を受け取りながら、餅を撒きながら右岸、左岸と蛇行して川を上ります。途中で二ヶ所の橋をくぐりますが、一つ目の橋をくぐったところで始めて餅を拾いに来ていた群衆に気がつきました。沿道を埋め尽くした大勢が宝来船の横を一緒に進んで行きます。
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二つ目の橋くぐりは動画で撮影したものを見てもらえばあっという間の早業がわかると思いますが、よそ見をしているといつの間にか終わってしまいます。
最終的に市役所そばの終点に到着してもやいが渡されると、接岸する前に漕ぎ手達が一斉に海へ飛び込み泳いで岸へあがりました。この後も大量の餅が撒かれ、会場は大賑わいでした。途中で聞いた話によると、この日撒かれる餅はなんと900kgだそうで、重たいほどの収穫に満足げな人も多く見かけました。
前回この祭りを見たときにはあまりの混雑のため終点であるメイン会場には寄り付かずに帰ってしまい、最後の漕ぎ手が上陸する姿を知りませんでした。今回やっと全体を通して見た気がします。
色鮮やかな旗が風になびく様子を見たかったんですがこの日は風が弱かったようです。泳ぐ漕ぎ手にとっては有難いことだったんでしょうね。
この祭りは福とともに餅を撒くということで、来た人全てが見物人ではなく参加者と言えると思います。私もかなり拾ったんですが、なかなかあり付けずにいた小さな子供さんに全て渡してきました。この餅を食べた皆さん、今年はいい年になるんでしょうね。
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感動写真集〈 第217集 〉/日本の裸祭り〈第208集/104種〉「ホーランエンヤ'16」 |
撮影・原作:辻 竜二
監修: 和田義男 |
平成28年(2016)3月28日 作品:第7作 画像:58(大53+小5)
頁数:2 ファイル数:123
ファイル容量:63MB |
平成12年(2000)〜平成28年(2016) 作品数:506 頁数:2,060 ファイル数:94,890
ファイル容量:20,699MB |
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としあらた ふどしあらたに かいこぎぬ |
The New Year, rowing a boat wearing a new loincloth. |
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編集子の選ぶ傑作 祝儀を受け取りに厳寒の桂川に飛び込む(アニメーション)
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● 感動写真集同人・辻竜二さんの第13作「ホーランエンヤ'16」 が完成した。ホーランエンヤは、清原浩さんが平成19年(2007)に初めて発表されて以来、今回で5作目となる。 |
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他の祭と同様、毎回、同じメニューで催行されるので、マンネリ化に陥りやすい懸念がある。しかし、取材を継続することで、その祭を見る視点や関心が深まり、これまでに撮れていなかったシーンが追加されるなど、味わいが更に深まって行く利点がある。今回、辻さんの激写のお陰で、その全容を把握することができた。特に、橋の下を通過してマストを立てるシーンを撮影した動画によって、餅まきとともに流されるお囃子を聞くことができ、また、琴平宮に御神酒を奉納するシーンも目新しく、更にこの祭を深く味わうことができたのが嬉しい。 |
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私は40年近くにわたって海を職場としてきたので、海の男たちの逞しい健康美を見ると、とても嬉しい。大都会で暮らす現代人は、頭でっかちでひ弱になりがちだが、ここに躍動する男たちの素朴な姿に郷愁を感じるのは私だけではないだろう。現代人が忘れかけている大自然の中で生きる本来の人間の姿がここにはある。
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とりわけ、江戸時代中期に始まったという裸祭りの海の男たちの凛々しい褌姿が変質することなく現代に伝わっていることに感動する。「我は海の子」のBGMぴったりの作品がその完成度を高めたことを喜びたい。「ホーランエンヤ」万歳!
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完 〉 2016年4月2日 監修 和田義男 |
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YouTube ホーランエンヤ2016 |
↓画像をクリックするとスライドショー動画が始まります。 |
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