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
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▼ この日はすでに早朝から何度も「みそぎ」を行っているが、多くの見物人が見守る中、明日の本番に備えて一段と厳しい修行を行うという決意が体中から伝わってくる。 |
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▼ 「寒中みそぎフェスティバル2010イベント紹介」のパンフレットでは、「みそぎ」を「水ごり」という表現に統一していた。水ごり(水垢離)は水を浴びることで、「垢離(こり)を取る」ともいい、「みそぎ(禊)」と同じ意味である。ちなみに、垢離は純粋の大和言葉で、日本独自の風習である。 |
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▼ 寒さのため、みそぎ用の清水を溜める木製の水槽の外側にかけられた注連縄に氷柱(ツララ)ができている。 |
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しめなわに つららのさがる かんみそぎ |
Midwinter ablutions, icicles hanging on a sacred straw rope. |
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▼ 桶の冷水を一気に何杯もかける「みそぎ」の他に、この日は頭の上から時間をかけて少量づつかけていく「みそぎ」も行われた。これも大変辛い修行である。 |
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▼ 小雪が舞うなか、防寒衣を着た大勢の見物客の前で、山の神がみずから何度も頭から冷水をかぶる「みそぎ」を続けた。その間、仁王立ちの行修者は、歯を食いしばってじっとしていた。 |
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みずから何度も頭から冷水をかぶる |
山の神 |
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身体を真っ赤にして本殿に戻る |
別当 |
の平野嘉栄さん |
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かんごりや あかごのごとき あかはだか |
Midwinter ablutions, the naked
body being red like a baby. |
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同じく歯を食いしばって本殿に引き返す山の神の竹田峻輔さん
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