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的ばかい
【拾九】 〜有明海に向かう褌衆〜 2017.01.15 13:56
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的ばかい
【弐拾】 〜頑張る褌爺さん〜
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的ばかい【弐拾壱】
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的ばかい【弐拾弐】 〜徐々に海に近づく〜 14:07
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的ばかい【弐拾参】 14:14
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的ばかい【弐拾四】 〜有明海に接近〜 14:23
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的ばかい【弐拾五】
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的ばかい【弐拾六】 〜浜を下る褌衆〜 14:29
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的ばかい【弐拾七】
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的ばかい【弐拾八】
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的ばかい【弐拾九】
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的ばかい 【参拾】 〜有明海に突入する〜 14:30 |
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まとばかい うみにねりこむ ふどししゅう |
Mato
catching battle, fundoshi guys rushing toward the sea. |
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的ばかい
【参拾壱】
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的ばかい
【参拾弐】
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的ばかい 【参拾参】 〜海に入る〜 14:31
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的ばかい 【参拾四】 〜最後まで的を守りきった芯男の若者〜 14:34
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的ばかい【参拾五】 〜宮司のお祓いを受ける芯男〜 14:40
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的ばかい 【参拾六】 〜氏子主催者に的を返納〜 14:40
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的ばかい 【参拾七】 〜長老役員によって細かく裁断〜
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的ばかい
【参拾八】
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的ばかい
【参拾九】 〜細かく裁断された藁は御守りとして長洲地区16町と参加者・参拝客に配られる〜 14:49
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出生:昭和44年(1969)長崎県佐世保市 |
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住居:長崎県佐世保市 |
職業:
会社員 |
趣味:写真、車、野鳥(観察・撮影) |
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取材日誌 |
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平成29年1月15日に熊本県の四王寺神社で行われた的ばかいの写真です。
10時50分頃に的が到着し、社殿内での行事が行われました。的ばかいが始まるまで、境内ではいつもどおりイベントが行われ、その間に着替えた参加者たちが続々とやってきます。
昨年は雨に見舞われましたが、今年の天気はまずまずで、風もあまり無く、好条件かとも思われましたが、ひとたび風が吹くと、冷たいというか痛いというような感覚。現地到着時点で気温が2℃、的ばかい開始時でも5℃まで上がっていなかったようです。それでも祭りが始まると、力水が飛び交い、熱気による湯気が上がりました。
開始前に聞いた話では、今回の参加者は130名ほどとのこと、連年どおりの人数は集まったようです。ただ、参加者ではなく見学者が年々増加しているように感じるのは私だけでしょうか?
毎年外国人の参加者が見受けられますが、今年は一人、どこからだったのかはわかりませんが、頭1つ飛びぬけた巨大な参加者が写真でも分かると思います。見学には何人もの外国人がいたので、グループだったのかもしれないですが、他国の人でも参加しようと思える祭り、国内の人にももう少し興味を持ってもらえるとさらに盛り上がると思います。
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感動写真集〈 第223集 〉/日本の裸祭り〈第220集/105種〉「的ばかい’17」 |
撮影・原作:辻 竜二
監修: 和田義男 |
平成29年(2017)5月27日
作品:第6作 画像:57(大56+小1) 頁数:2
ファイル数:117
ファイル容量:58MB
平成12年(2000)〜平成29年(2017) 作品数:519 頁数:2,116
ファイル数:97,737 ファイル容量:22,743MB
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はつはるや わらをくわえて まとばかい |
The
beginning of spring, Matobakai holding straws in mouse. |
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本日、博多祗園山笠シリーズでお馴染みの辻竜二さんの第16作となる「的ばかい’17」が完成した。平成15年(2003)に匿名の愛読者から送られてきたDVDの静止画キャプチャとちばあきおさんの写真をお借りして作成した「破魔弓祭的ばかい」と比べてみると、14年経った現在も全く同じ要領で粛々と裸祭が催行されていることに安堵する。芯男を中心とする裸の渦の中に常に存在する白髪の男性は、今年も健在で、14年前と何ら変わることがない。その反面、姿を消してしまった人もいて、諸行無常を感じる。 |
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今年の春、70歳を迎えた筆者にとっては、平成29年(2017)は人生の節目で、春の叙勲で御年83歳の天皇陛下から勲章を賜り、皇居にて拝謁する栄に接し、その旨を「春の叙勲」として徒然日記に掲載したところ、多くの方々から身に余る暖かなご祝辞をお寄せ頂いた。衷心よりお礼申し上げる。ご興味のある方は、是非、春の叙勲・拝謁の記
をお読み頂きたい。
日々是好日(にちにちこれこうじつ)は、前作で紹介した禅語である。その日その日が最上であり、かけがえのない一日であって、日々の苦しみ、悲しみ、喜び、楽しみなど、一切の執着を |
捨て去り、今日を素直に受けとめ、自然の中に生かされていることを体感し、1日をありのままに過ごすことに真実の生き方があるという。しかし、現実の自分は、そのような心境には到底至らない一喜一憂する凡人であることを自覚する。 |
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江戸時代と変わらぬ裸褌文化に身を曝すことで、日本男児に生まれた喜びを体感し、それほど遠い祖先とは思えない江戸人たちの生き様を思い描きながら日本文化を共感しつつ、日々の憂いや煩悩を忘れて、ひとときのお祭り騒ぎに没頭することに、この上なき喜びがある。
裸祭の作品を完成させるたびに、一日一日を大切にし、好きなときに好きなことを好きなだけ楽しんで現世を謳歌したいと思う今日この頃である。陛下から勲章をもらって急に元気になったというわけでもないが、これからも和田グループ代表として、鐵砲洲寒中水浴や津屋崎祗園山笠など気に入った裸祭に参加しながら取材を続けて行きたい。
褌に日本人のアイデンティティを感じる愛褌家の筆者にとっては、裸祭を見るだけではなく、褌をきりりと締めてその心地よさを体感するのが何よりの楽しみである。気力体力が続く限り、人生の終焉を迎えるその日まで裸褌祭の参加型取材を続けて行きたいと思っているので、私の道楽に共感して頂ける方は、是非、和田グループに参加願いたい。きっと、日本男児に生まれて良かったと思うことだろう。 〈
完 〉 2017年5月28日 監修 和田義男 |
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