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5月2日午後3時頃、本町の会所(人形場)の前で、拍子木役の澤渡さんが拍子木を「カチーン、カチーン」と二度打ち鳴らすと、本町の山車が動き出し、巡行が始まった。 |
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「カチーン、カチーン」で人形場出発! 2007.5.2 |
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5月2日は、「町内曳き」の日で、本町山車巡行時間表に従って、本町内を巡行する。本町にはJR青梅駅があるので、青梅駅を中心に山車が運行される。 |
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長時間町内を巡るので、要所要所で休憩所が設けられている。休憩中TCN(多摩ケーブルネットワーク)の取材があり、齋藤委員長、澤渡拍子木、手古舞の子供たち6人が美人アナのインタビューを受けた。 |
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町内には狭い道路もあるので、大きな山車を通過させるのが一苦労。写真下は、儀礼の挨拶のために仲通りに山車を入れたものの、通りの幅が狭く、山車をUターンさせる場所がないためにバックしているところ。 |
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舵取り役の羽元(歯元) |
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山車の舵取り役が6人の羽元(はもと)(歯元)たち。氏子たちは親しみを込めて「はもとさん」と呼んでいる。その頭(かしら)(責任者)を務めるのがベテランの榎本清吉さん。「町内曳き」は狭い路地で苦労し、翌日の「本祭り」では山車同志のすれ違いに苦労するという。 |
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↓羽元の責任者・榎本清吉さん |
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午後6時前、山車は澤渡さんの文房具店の前で休憩。その間、澤渡さんが拍子木の衣装のままで、「大笑(おおわらい)」の面をかけて(つけて)舞台にのぼり、本頁のBGMに流れる「仁羽(にんば)」の囃子に乗って踊りを披露し、拍手喝采を浴びた。拍子木が踊るのは大変珍しいことだという。 |
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自宅の前で「仁羽」の囃子に乗って踊りを披露する澤渡さん
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夕闇が迫るころ、JR青梅駅前の広場(路線バス停車場)で三町競演が披露されたので、早速激写し、最初のパノラマ写真ができあがった。 |
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パノラマ写真(2100x700)446KB |
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午後7時、山車は住吉神社の石鳥居をくぐって篝火(かがりび)に囲まれた境内に入り、参拝した。 |
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撮影:小泉恒雄 |
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