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四町競演が終わった後、本町の山車は駅前交差点を離脱し、フィナーレを飾る六町競演が行われる大祭本部前に向かった。日没であたりは徐々に暗くなりはじめ、気が付くと澤渡拍子木の手持提灯に火が灯っていた。 |
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大祭本部前に六町の山車が並び、青梅囃子が途切れることなく演奏される中で式典が行われ、各町の囃子連が最後の力を振り絞って青梅囃子を演奏し、最高の盛り上がりをみせた競演が展開された。 |
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六町の祭典委員長と青梅大祭実行委員長による青梅締め(大祭本部前) 18:12
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六町競演でフィナーレを飾った後、町内に引き返し、夜の巡行が行われた。晴天の空が群青に染まり、夜の帷(とばり)が降りきった頃ともなると、山車の提灯がひときわ明るく輝き、青梅囃子の音とともに進む山車のパレードは、ひときわその美しさを増した。 |
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本町の長老たちは、扇子を翳し、粋な木遣りを唄いながら行進する。暑かった日中と違って、涼しい夜風が心地よく、夏祭りではあっても、股引姿であることに納得できる。 |
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↓本町祭典副委員長の須崎八洲治さん |
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時刻表に従った巡行は事故無く完了し、山車を定位置に収納後、納めの式が行われ、本町会館で夕食会が催された。齋藤委員長、澤渡拍子木の挨拶などのあと、乾杯、懇談。 20:50 青梅締めで全ての行事を終了し、来年担当の三丁目の役員予定者にバトンタッチされた。 |
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撮 影
2007年4月19日〜5月3日
OLYMPUS
E-330 E-500
11-22mm
14-54mm 18-180mm
800万画素 7200枚 10.3GB
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素晴らしい祭典だった。青梅大祭はこれまで二作を発表しているが、観客の立場から誰でも撮れるシーンばかりだった。このたび、本町の密着取材が実現し、舞台裏を含めた青梅大祭の最新の姿を激写することができた。 |
感動が薄れないうちに連休残りの3日間を使って一気に編集し、説明を最小限に留めて、本日、速報版が完成した。 |
これも本町祭典委員長の齋藤愼一さんや副委員長の須崎八洲治さんのご高配と拍子木の澤渡敏夫さんのご協力の賜であり、厚く御礼申し上げます。 |
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★☆★彡 |
この感動の記録は、これからじっくりと推敲し、時間を十分にかけて完成版を発表したい。過去の二作とともに鑑賞して頂ければ、青梅大祭の醍醐味を十分にお伝えすることができると思う。乞うご期待! 2007.5.6 〈 完 〉 |
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旅紀行日本の祭り第20集(実質第84集) 「青梅大祭'07」速報! |
平成19年(2007)5月6日 作品:第16作 画像:(大56+小0) 頁数:6 ファイル数:127 ファイル容量:33.1MB
平成12年(2000)〜平成19年(2007) 作品数:307 頁数:1,072 ファイル数:27,295 ファイル容量:3,694MB |
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この作品に頻繁に登場する青梅囃子。この言葉は、今回、本町の密着取材を通じて私の感性が創造した言葉で、青梅の祭り囃子のことである。2007年5月7日1240現在、internetのGoogleで「青梅囃子」を検索すると、トップに「2007年の徒然日記(5月)(和田フォト)」が表示されて「青梅囃子」の文字列が登場するが、それ以外は全くヒットしないことからも裏付けられる。 |
Google:青梅囃子 の検索結果 約 25,300 件中 1 - 10 件目 (0.12 秒) 2007年の徒然日記(5月)(和田フォト)
最初は「大黒天の舞」。大阪府堺市から住吉明神を勧請した延命寺(えんめいじ)の庫裡に祀られている大黒天に因むもので、大黒天が舞
いながら延命寺の招福銭を撒き、子供たちや観客が奪い合った。そのあと、墨江町囃子連による青梅囃子の奉納が行われた。 ... |
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須崎八洲治さんと |
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青梅大祭と江戸の祭り囃子を研究する村野公一さんによると、青梅に伝わる祭り囃子のほとんどは「葛西囃子〜神田囃子」がルーツと考えられているが、青梅には現在「千ヶ瀬流」と「黒沢流」の二大主流をはじめ、いくつかの流派があり、祭り囃子の系統や演奏される曲目などに着目した場合は、青梅囃子として特徴付けることは難しいという。 |
しかし、四町競演や六町競演の渦の中に入ると、若者を中心とした激しい踊りや囃子の音曲に圧倒される。この山車舞台の舞踊と威勢のいい祭り囃子の競り合いが青梅大祭の最大の特徴である。 |
喧嘩囃子ともいわれる青梅の祭り囃子は、神田囃子と比べて活力があり、聞かせるときは聞かせ、盛り上げるときは極限まで盛り上げるという独自の演奏スタイルを編み出している。 |
青梅囃粋會が盤石の中核母体として機能している現在、青梅囃子と名乗るにふさわしい文化的成熟期にあり、私は、この作品の発表を機に、青梅の祭り囃子を総称して「青梅囃子」と呼ぶことにした。 |
村野さんからいただいた青梅大祭の文献の中に「青梅の囃子は・・・」と書かれている箇所があった。それを読んだとき、「青梅囃子は・・・」とすれば良いのにと思ったことが底流にある。 |
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この頁のBGMの最初に流れる「競り合い実況」は、熱気溢れる青梅囃子を見事に体感させてくれる。この新語を是非とも地元の方々に受け入れて頂き、「青梅囃子」がinternet上を飛び回ることを期待したい。 2007.5.7
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