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子供たちは、AコースとBコースの二手に分かれて、町内を巡回する。勢力が半減するので、写真の見栄えが悪くなるが、半分の時間で廻れるので、こちらの方が合理的である。今回は、堀米公民館前を通るBコースを取材することにした。 |
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▼ 15:10過ぎ、Aコースに続き、Bコースも津島神社前を出発した。先頭は、大幟を担ぐ親玉の6年生たちである。 |
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親玉 |
(6年生)の大幟を先頭に津島神社を出発! 15:11 |
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大幟と紙幟には、それぞれ葦(あし)が付けられている。これは、津島本宮の「神葦(みよし)の神事」に出自を持つもので、愛知県稲沢市(いなざわし)の國府宮(こうのみや)裸祭の神男(しんおとこ)のように、身代わりになって厄(やく)を引き受けてくれるもので、葦に託して疾病(しっぺい)を放逐(ほうちく)する重要な役割を持つ。 |
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▼ 裸祭りの一行は、大幟を持つ親玉の先頭集団に続いて、中幟を持つ中玉、五色の紙幟を持つ小玉と続き、そのあとに女子や父母たちが追従している。Aコース、Bコースとも同じ構成である。 |
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中幟 |
を持つ |
中玉 |
の4〜5年生たち |
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ふどししめ あくりょうはらう こらのなつ |
Summer of the children, exorcising evil spirits, wearing fundoshi loincloth. |
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紙幟 |
を持って行進する |
小玉 |
の1〜3年生たち |
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▲▼ 前半は、車道を含む市街地を巡回するので、信号のない交差点では、警備員が車を止めて、祭り集団を通した。信号機のある交差点では、信号に従って通過した。 |
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掛け声をかけながら信号のある交差点を渡る 15:30
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▲▼
昔の裸祭りは、完全に子供たちだけで運営され、大人たちは一切関与しなかったという。しかし、農村部といえども、近年の車社会にあっては、交通事故から子供たちを守るため、警備員を配置し、大人が車道側を歩いて子供たちが飛び出さないよう、細心の注意が払われ、万全の事故防止策が図られている。 |
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「モンヤーサー!」の掛け声を張り上げながら車道のそばを歩く小玉グループ
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▼ 神社を出発して約30分が経過し、車道では車の排ガスや騒音に悩まされながらの行進だったが、裸の一行は無事に駐車場の休憩地点に到着した。 |
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ここで15分の休憩を取ることになり、子供たちは、幟を仮置きし、役員がクールボックスで運んできた冷たい飲み物をもらって喉を潤した。 |
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疲れた顔を見せていた子も元気になり、笑顔も増えて明るくなった。16:04、後半戦のスタートが切られた。 |
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まちなかを のぼりできよむ はだかっこ |
Bare-chested children, purifying whole town with sacred flags. |
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休憩時間の15分を除くと、実質1時間、神社に戻るまで最初から最後まで「オンヤーサー!」「モンヤーサー!」の呪文を連呼するのは大人でも大変である。どうしても中弛み(なかだるみ)傾向になる。特に、親玉の「オンヤーサー!」は人数も少なく、殆ど聞こえなかった。そうなると多数派の「モンヤーサー!」が頼りなので、世話役がしきりに声を張り上げるよう注意していたが、なかなか声が出ない。 |
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その中にあって、最初から最後まで、大声で「モンヤーサー!」を連呼していた児が 一人いた。殆どがうつむき加減になるなかで、この児は顔を上げ、大きな声で叫ぶことを止めなかった。上野実行委員長にお願いしたい。是非ともこの素晴らしいちびっ子に金賞をあげて欲しい! |
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元気に「モンヤーサー!」を叫ぶ・・・この児に金賞決定!!
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