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Wa☆Daフォトギャラリー

 旅紀行日本の裸祭り

2015年9月2日改訂

 

 

 

今 日

昨 日

♪太鼓メドレー

益荒男の山笠担ぎて颯爽と   北舟

 

Brave men looking cool,
carrying Yamakasa wagon on their shoulders.

2014年8月4日制作

町内を祓い清める山笠/岡流(福岡県福津市)

拡大写真(2000X1900)828KB

町内を祓い清める山笠/岡流(福岡県福津市)
祗園紋   波折神社  

津屋崎祗園山笠'14

追山

追い山

 
▼ 本番の追い山の日は、午前8時頃から次々と山笠が波折神社に宮入りし、境内でその勇姿が披露された。今年は、一番山笠が黄色の鉢巻・てっぽうの新町流(しんまちながれ)、二番山笠が赤の鉢巻・てっぽうの岡流(おかながれ)、三番山笠が薄桃色の鉢巻・てっぽうの北流(きたながれ)となり、その順番に宮入りが行われた。
山笠神事/波折神社境内 2014.07.20 08:30

山笠神事/波折神社境内 2014.07.20 08:30

拡大写真(2400X1800)1.05MB

▲ 波折神社の境内に三基の山笠が並ぶと、午前8時半過ぎから宮司による清祓神事(きよめはらえのしんじ)が行われた。氏子たちは鉢巻を外し、頭(こうべ)を垂れて、幣束(へいそく)と切り麻(きりぬさ)によるお祓いを受けた。
無料観覧席に陣取る人々

無料観覧席に陣取る人々

▼ お払いが終わると、午前9時前、太鼓の合図と共に祇園山笠最大の見せ場である追い山が始まり、一番山笠から順に波折神社を出発。男たちは、オイッサ!オイッサ!の掛け声とともに、津屋崎交番付近の廻り止めまでの約2kmの清道を全力疾走した。沿道では、道幅いっぱいに走る山笠に歓声があがり、勢い水が舞った。
追い山【壱】 町を駆ける一番山笠新町流 08:55 

追い山【壱】 町を駆ける一番山笠新町流 08:55 

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▲▼ 津屋崎の追い山は、博多祗園山笠の追い山と違ってタイムレースではないので、死にものぐるいで走るという姿は見られない狭い道を民家に接触することなく巡行するにはかなりの技術や注意を必要とするので、高速走行は不可能。交代要員が少ないので、舁手の負担が大きく、苦しい表情がみられる。
追い山【弐】 全力疾走/新町流 08:55 

追い山【弐】 全力疾走/新町流 08:55 

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▲▼ 人によっては肩当てをしているが、これは、走りながら山笠を担ぐと肩が擦れて怪我することを防ぐためのもので、博多山笠では見られないものである。
追い山【参】 追走/新町流 08:56 

追い山【参】 追走/新町流 08:56 

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追い山【四】 二番山笠岡流 09:00 

追い山【四】 二番山笠岡流 09:00 

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追い山【五】 先走りの子供たち/岡流 09:00 

追い山【五】 先走りの子供たち/岡流 09:00 

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追い山【六】 狭い通りを疾走する岡流 09:00 

追い山【六】 狭い通りを疾走する岡流 09:00 

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追い山【七】 追走/岡流 09:01 

追い山【七】 追走/岡流 09:01 

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追い山【八】 三番山笠北流 09:01 

追い山【八】 三番山笠北流 09:01 

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追い山【九】 薄桃色の北流 09:01 

追い山【九】 薄桃色の北流 09:01 

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追い山【拾】 招き板を持つ子供たち/岡流 09:09 

追い山【拾】 招き板を持つ子供たち/岡流 09:09 

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追い山【拾壱】 胸突き八丁/岡流 09:10 

追い山【拾壱】 胸突き八丁/岡流 09:10 

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追い山【拾弐】 走り終えた男たち 09:16 

追い山【拾弐】 走り終えた男たち 09:16 

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追い山【拾参】 ずぶ濡れのミーティング/岡流 09:16 

追い山【拾参】 ずぶ濡れのミーティング/岡流 09:16 

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黒褌くろふん

益荒男ますらお たち/岡流 09:17

黒褌の益荒男たち/岡流 09:17

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女児もふんどし!/新町流 09:18

女児もふんどし!/新町流 09:18

流れ舁ながれかき

 
▼ 追い山が終わるとその余勢を駆って氏子町内を練り歩く流れ舁(ながれかき)が行われた。男たちは、勢い水で濡れ鼠状態になりながら、道ばたで見守る大勢の観衆に晴れ姿を披露していた。  
流れ舁【壱】 町内に向かう新町流 09:20 

流れ舁【壱】 町内に向かう新町流 09:20 

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流れ舁【弐】 子どもを乗せた新町流 09:21 

流れ舁【弐】 子どもを乗せた新町流 09:21 

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流れ舁【参】 北流の出発 09:22 

流れ舁【参】 北流の出発 09:22 

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流れ舁【四】 町内に向かう北流 09:22 

流れ舁【四】 町内に向かう北流 09:22 

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流れ舁【五】 岡流の出発 09:24

流れ舁【五】 岡流の出発 09:24

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流れ舁【六】 赤法被の長老 09:24 

流れ舁【六】 赤法被の長老 09:24 

  益荒男の山笠担ぎて颯爽と 北舟 

ますらおの やまかさかつぎて  さっそうと

Brave men looking cool, carrying Yamakasa wagon on their shoulders.

流れ舁【七】 町内を祓い清める山笠/岡流 09:26 

流れ舁【七】 町内を祓い清める山笠/岡流 09:26 

拡大写真(2000X1900)828KB

吉田好幸
 
撮影 :

 吉田好幸 よしだよしゆき

 
昭和24年(1949)3月13日生(65歳)
元防衛事務官
住居: 福岡県宗像市(むなかたし)
趣味: 硬式テニス(中級と上級の間)
    読書(本を積み上げるのが得意)

あとがき

 65歳にしてはじめて出身地津屋崎の祗園山笠を体験しました。私の生家は新町流の区域にありましたが、実家は岡流と縁があり、赤鉢巻の岡流を中心に取材しました。とても活気があり、盛り上がっていました。昔に比べると街並みが格段にモダンになり、住んでみたいと感じさせられました。
 
 前夜祭の行われた7月19日(土)、我が民宿・吉田屋利用の40歳くらいの海水浴客が溺れるという騒ぎがありました。幸い、吉田屋宿泊医師団による人工呼吸、AEDによる処置がとられ、救急車により病院に搬送されました。楽しいレジャーも、水の中では自由がきかず思わぬ事故につながるので、単独行動の危険性やライフジャケット等の着用の必要性を感じた水難事故でした。 

★☆★彡

日本の裸祭り<第180集>/感動写真集<第179集>  「津屋崎祗園山笠'14」

撮影:吉田好幸  監修:和田義男

  平成26年(2014)8月4日 作品:第12作  画像:48(大44+小4) 頁数:1 ファイル数:96 ファイル容量:42MB
  平成12年(2000)〜平成26年(2014) 作品数:475 頁数:1,925 ファイル数:87,846 ファイル容量:17,773MB

編集子の選ぶ傑作

追い山【弐】 全力疾走/新町流 08:55 

追い山【弐】 全力疾走/新町流 08:55 

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富山・黒褌御輿取材中の和田義男  

吉田好幸さんのこと

 吉田好幸さんは私の裸祭のファンで、CDなどを購入して頂いたりして、メールを交換するようになり、ワイシャツ生地の褌を調達してお送り頂いたのでお返しに和田家謹製褌をお送りしたりしているうちに親しくなった私と同じ団塊の世代で私の影響を受けて褌を愛用されるようになった
 このたび、出身地で300周年を迎えた祇園山笠が開催されたので、撮影をお願いすると快諾して頂き、本日、第43代感動写真集同人・吉田好幸さんの処女作、津屋崎祗園山笠'14が完成した。
 日本一の博多祗園山笠と比べると、山笠は3台しかなくて規模が小さいが、逆にまとまりがあり、とても親しみを感じた。最近は紺の褌(締込み)が流行っているらしく、富山の黒褌御輿同様、とても男らしく格好良いので、来年は私も紺の褌を締めて取材してみたくなった。
 このたび、吉田さんから民宿「吉田屋」を拠点に九州の裸祭を取材したらどうかとの有り難いご提案を頂いた。しかも吉田さんが全面的にサポートして下さるという旅する写真家にとってはこの上ないお誘いなので、迷うことなくお言葉に甘えることにしたさっそく来年は正月の鬼夜(福岡県の誇る国指定重要無形民俗文化財)や7月の津屋崎祗園山笠を取材したいと、今から想像の翼を広げている。(笑)
 吉田さんには、Wa☆Daフォトギャラリーの福岡支店長をお願いし、今後も九州男児の躍動する裸祭の取材をして頂ければ有り難い。有力な同好の士が現れたことを嬉しく思っている。〈 拝 〉 2014.08.04 和田義男
  
YouTube 津屋崎祗園山笠'14
↓画像をクリックするとスライドショー動画が始まります。
 

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