|
原崎智仁・福津市長と記念撮影 / 福津市長室 2017.07.18 09:00
|
|
拡大写真(2300X2400)828KB
|
|
|
|
|
|
|
▲▼
原崎市長は、今年2月の市長選で現職の小山達生市長を破って福津市長になった若手のホープ。福津市福間出身だが、ここ15年以上北流に参加されていると聞き、山笠談義に花が咲いた。そのお陰で、流によって担ぎ方が違うなど、新たな知識を得ることができた。今年の宮入りは新町流だったので、来年は、北流が(再開)40周年を迎えるので、是非、北流に乗って頂きたいとお願いした。 |
|
|
|
|
|
|
|
津屋崎祗園山笠について熱っぽく語る原崎市長 / 福津市長室
|
|
拡大写真(2400X1750)610KB |
|
|
初対面で意気投合!
|
|
拡大写真(2400X1700)515KB |
|
|
|
|
|
|
津屋崎山笠保存会・中村周一会長を表敬訪問 |
|
|
▼
これより先、7月14日午後、福津市まちおこしセンター「津屋崎千軒なごみ」に設置された「津屋崎山笠」本部に行き、中村周一会長始めお世話になる本部役員に表敬訪問して挨拶すると共に、密着取材の許可を得た。 |
|
|
|
|
|
|
|
「なごみ」に設置された津屋崎山笠保存会事務所
|
|
拡大写真(3000X1900)1.02MB |
|
|
津屋崎山笠保存会・中村周一会長と歓談する全国連和田グループ第三期和田義男代表 2016.07.14 12:25
|
|
拡大写真(2400X1650)695KB |
|
|
津屋崎山笠保存会・中村周一会長と記念撮影 /
「なごみ」前の岡流山小屋 12:27
|
|
拡大写真(2400X1650)695KB |
|
|
|
|
|
|
三流れの山小屋 |
|
|
▼
今年も光線の具合を見ながら西から東に並ぶ北流・新町流・岡流の山小屋を訪ねて山笠を撮影した。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(3000X1800)739KB |
保存会資料(津屋崎祗園山笠三百年記念記録誌/一部修正) |
|
|
|
【壱】 北流の山小屋 〜表「合戦三方ヶ原」〜
|
|
拡大写真(3000X2200)1.31MB |
|
|
|
|
|
|
津屋崎人形 |
|
|
▲▼
津屋崎山笠の制作は、三本とも地元・筑前津屋崎人形巧房の人形師・第七代原田誠(TEL 0940-52-0419)が担っている。博多山笠と違うところは、飾り人形の数が表が三体、見送りが一体と決まっていることだ。
|
|
|
今年の北流山笠の表は、「合戦三方ヶ原」。昨年は、銀玉の飾りが左右だけでなく前にもあり、これが人形や馬の顔を隠していたが、今年は改善されている。
|
|
|
|
|
|
|
|
【弐】 北流の山小屋 〜表「合戦三方ヶ原」〜
|
|
拡大写真3000X2250)1.65MB |
|
|
【参】 北流の山小屋 〜表「合戦三方ヶ原」〜
|
|
拡大写真3000X2250)1.89MB |
|
|
【四】 北流の山小屋 〜表「合戦三方ヶ原」〜
|
|
|
|
【五】 北流の山小屋 〜見送り「猛将紹運」〜
|
|
拡大写真(3000X2250)1.92MB |
|
|
【六】 北流の山小屋 〜見送り「猛将紹運」〜
|
|
|
|
北流の山笠が通る道筋
|
|
拡大写真(2400X1900)839KB |
|
|
【壱】 新町流の山小屋 〜表「今山の戦い」〜
|
|
拡大写真(3000X2200)1.21MB |
|
|
【弐】 新町流の山小屋 〜表「今山の戦い」〜
|
|
拡大写真(2150X2400)1.87MB |
|
|
【参】 新町流の山小屋 〜「今山の戦い」の解説〜
|
|
|
|
津屋崎祗園山笠の由来
|
|
拡大写真(2400X1650)744KB |
|
|
【四】 新町流の山小屋 〜見送り「名将直政」〜
|
|
拡大写真(2400X1850)1.68MB |
|
|
【五】 新町流の山小屋 〜「名将本直政」の解説〜
|
|
|
|
津屋崎祗園山笠の立て看板 / 「新町流」本部
|
|
拡大写真(2050X2400)963KB |
|
|
|
|
拡大写真(2700X3000)1.53MB
|
|
|
【弐】 岡流の山小屋 〜表「山崎の合戦」〜
|
|
拡大写真(3000X2250)2.19MB |
|
|
【参】 岡流の山小屋 〜「山崎の合戦」の解説〜
|
|
|
|
【四】岡流の山小屋 〜見送り「仁将隆景」〜
|
|
拡大写真(2400X1800)1.22MB |
|
|
【五】岡流の山小屋 〜見送り「仁将隆景」〜
|
|
|
|
|
|
|
|
原田誠・筑前津屋崎人形 |
|
|
▼
山笠の制作は、三本とも地元・筑前津屋崎人形巧房の人形師・第七代原田誠(TEL
0940-52-0419)が担っており、桶狭間の合戦など有名な戦闘シーンや黒田八虎など歴史上の武将の飾り人形を制作している。 |
|
|
津屋崎山笠では、大企業が多数協賛する博多山笠と違って、人形部分は筑前津屋崎人形巧房からの貸し出しという形を取っており、山解きでは、人形を解体せずに返還される。かつては、山笠だけで半年分の収入があったが、現在はそういうわけにはいかず、人形を再利用して制作費を抑えているのだという。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2000X1800)650KB |
|
|
|
|
|
|
▼ 山笠の図案は、各流の注文をうけて人形師がデザインする。原田家には、これまでの山笠のデッサン図(下絵)が残されているが、当代絵師の個性がにじみ出ている。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(3490X1770)936KB |
|
|
|
|
|
|
▼ 福岡県知事指定特産民芸品の津屋崎人形は、約200年前の安永のころ、初代卯七とその子半兵衛が近くに産出する良質の陶土を用いて素朴な人形を作ったのが始まり。以後七代にわたって大小1500種ほどの古型が現在に受け継がれている。
|
|
|
津屋崎人形師・原田誠の代表作は「岩清」と名付けられた武将で、 安政6年(1859)の版を下に制作したもの。鮮やかな彩色といい、眼光鋭い武将の表情といい、見事というほかない。
|
|
|
|
|
|
|
|
原田誠代表作・武将「岩清」 安政6年(1859)版
|
|
拡大写真(2400X2250)861KB |
|
|
|
|
|
|
▼
筆者が気に入ったのは、漁師が赤褌の前垂(まえだれ)を栄螺(さざえ)に挟まれてしまった「さざえ男 9x6cm」。江戸時代の津屋崎の漁師たちは、前垂式の赤褌(あかふん)をしていたことが分かる。何とも長閑(のどか)な光景ではないか。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
拡大写真(2000X1500)306KB |
|
|
|
|
|
|
▼ 二年前の2015年7月、和田グループの活動拠点・民宿海の家「吉田屋」にて逗留中、朝の散歩途中の原田誠さんと津屋崎海岸で出会った。原田さんは、第七代津屋崎人形師として山笠を支えておられるが、当時、地元の大学で教鞭をとっておられたご子息の翔平さんが八代目の人形師として修行中とのことで、津屋崎200年の伝統工芸が次代に継承されて行くことが分かり、とても嬉しかった。 |
|
|
|
|
|
|
|
津屋崎人形師・第七代原田誠さんと第八代目となるご子息の翔平さん 2017.07.15 10:45
|
|
拡大写真(2400X2250)817KB |
|
|
津屋崎人形師原田親子と記念撮影
|
|
拡大写真(2400X1350)351KB |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
▼ 津屋崎は古くから大陸との交通交易の要衝として栄えた町で、江戸期には「津屋崎千軒」と呼ばれていた。「千軒」とは、「人家が千軒もあるほどに繁栄している町」という意味の言葉で、往時の津屋崎は、各種物産や年貢米などの集散港として、五十集船(イサバ船)と呼ばれる運搬船が行き交い、活況を呈していた。 |
|
|
この藍の家は、明治34年(1901)に建てられた商家で、津屋崎千軒当時の面影を残す古い町並みの一角にある。「棟札」から建築年代が明確で改造が少ないことや、かつての「町屋形式」を残す貴重な建物として、平成6年(1994)から保存することになり、津屋崎千軒民俗館「藍の家」の愛称が選ばれた。 |
|
|
津屋崎町街並み保存協議会が運営にあたり、地域文化情報の発信基地として地域に根ざす各種展覧会や一人芝居、ミニコンサートなど、多彩な催しが行われている。 |
|
|
|
|
|
|
|
今昔展が開かれている津屋崎千軒民俗館「藍の家」
|
|
拡大写真(3000X2150)942KB |
|
|
津屋崎山笠衣装の展示
|
|
拡大写真(3000X2000)1.03MB |
|
|
岡流の山笠親子を描いた作品
|
|
拡大写真(2000X2400)710KB |
|
|
記念の扇
|
|
拡大写真(2400X1600)612KB |
|
|
【壱】 セピア色の風景 〜昭和9年の北流
/ 足下は足袋草鞋〜
|
|
拡大写真(1765X2400)754KB |
|
|
【弐】 セピア色の風景 〜昭和38年の裸山笠
/ 北流の当番元北本町〜
|
|
拡大写真(1850X2400)984KB |
|
|
【参】 セピア色の風景 〜昭和初期の山笠
/ 新泉岳寺から天神へ向かう〜
|
|
拡大写真(2400X1450)990KB |
|
|
|
|
|
|
▼
半世紀以上も前に撮影されたこの写真は、岡流が波折神社に宮入りする迫真のシーン。この角度から撮影するには、木に登る方法しか考えられず、現在ではドローンで撮影する以外、不可能なアングルである。写真には褌一丁の担ぎ手が多数混在しており、江戸時代の風情を偲ばせる。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
やまかさの せぴあしゃしんや あいのいえ |
Sepia-colored photograph of Yamakasa at Indigo House. |
|
|
【四】 セピア色の風景 〜昭和37年(1962)以前の宮入り〜
|
|
拡大写真(3000X2250)1.16MB |
|
|
|
|
|
|
▼
NHK福岡放送局制作、松田翔太主演の平成26年度福岡発地域ドラマ「ここにある幸せ」は、古くから海上交易と製塩で栄え、風情ある平屋の家並みが残るここ福津市津屋崎が舞台だった。宮本信子が演じた花田福子のモデルが藍の家保存会・柴田富美子代表である。
|
|
|
|
|
|
|
|
藍の家保存会・柴田富美子代表
|
|
拡大写真(2000X1750)508KB |
|
|
|
|