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福岡市在住の山崎さんご夫妻は、平成22年(2010)7月14日(水)にイタリアのヴェネツィア・ピッサーニ宮殿にて挙式したあと、ナポリ、カプリ島、アマルフィ、ローマ、ヴァチカン、パリ、ヴェルサイユなどを観光し、7月22日(木)に帰国したが、その二週間後の8月7日(土)から18日(日)まで、あこがれのタヒチに旅した。前者は「ヴェネツィアの結婚式」で詳しく紹介したが、今回はその続編で、感動写真集同人・山崎貴暁さんの第4作となった。
感動写真集〈 第156集 〉「タヒチ・ボラボラ島の旅」
撮影・原作 : 山崎貴暁 監修:和田義男
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出生:昭和50年(1975)長崎市 |
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住居:福岡市 |
職業:大成建設(株)勤務 |
趣味:一人旅 |
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大成建設入社後、宮城県仙台市で4年、青森県むつ市に1年作業所勤務後、海外へ。未だにむつでの海の幸山の幸の味を忘れることが出来ません。その後、短期間のUAE、トルコ勤務後、2004年7月にチュニジアへ。5年後の2009年帰国。現在九州支店勤務。 |
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旅行を終えて
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「地上最後の楽園」「南太平洋の真珠」と呼ばれるタヒチ、その中でも特に世界中に知られるボラボラ島。水上バンガローからは、水面のグラデーションを眺め、海に入れば紺碧の中に吸い込まれるような錯覚を覚え、ホテル併設のSPAでは、静寂な環境の中、豊かな自然に囲まれてマッサージを受けるなど、非常に贅沢な時間を過ごすことが出来た。 |
ただ、常夏のタヒチということだったが、冬の南半球は予想より気温が低めで、滞在中はおそらく30℃弱だったと思われ、海から上がると少しばかり肌寒く感じたことと、宿泊した水上バンガローが最先端にあったからか、風が強く、バンガローのベランダでゆっくりと時を過ごすことが出来なかったことが残念だった。 |
そうは言っても、今写真を見返しても思い出すが、海の綺麗さは、外から見ても、潜ってみても、改めて「この世の楽園」と呼ばれるにふさわしいと思うほど素晴らしかった。 2011.3.25 山崎貴暁 |
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感動写真集第156集 「タヒチ・ボラボラ島の旅」 |
平成23年(2011)3月25日
作品:第10作 画像:(大54+小4) 頁数:3 ファイル数:132
ファイル容量:34.9MB
平成12年(2000)〜平成23年(2011)
作品数:459 頁数:1,776 ファイル数:64,274 ファイル容量:9,822MB |
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りあるとの ふねのおうらい なつうんが |
The summer sea, a
canoe-breakfast ordered by the newly-married couple. |
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【編集子が選ぶ名作】 |
カヌーで配達されるカヌー・ブレックファースト |
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拡大写真(1800x1350)359KB
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フランス領ポリネシア
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福岡市在住の山崎さんご夫妻は、平成22年(2010)7月14日(水)にイタリアのヴェネツィア・ピッサーニ宮殿にて挙式したあと、ナポリ、カプリ島、アマルフィ、ローマ、ヴァチカン、パリ、ヴェルサイユなどを観光し、7月22日(木)に帰国したが、その二週間後の8月7日(土)から18日(日)まで、世界一周航空券の残りを利用して、あこがれのタヒチに旅した。前者は「ヴェネツィアの結婚式」で詳しく紹介したが、今回は、その続編である。ご夫妻は、このほかの国々にも足を運ばれて世界旅行を楽しんでおられるが、今回、タヒチの旅を独立して作品化させて頂いた。 |
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タヒチはフランス領ポリネシアなので、厳密に言えばフランスへの旅となるが、Wa☆Daフォトギャラリーは、国家として国際社会に認知されている国だけでなく、台湾などの未承認国や植民地、信託統治領など、固有の文化を有する地域も国としてカウントしている。 |
その結果、この作品で歴訪国は49ヵ国となり、あと1つで50ヵ国の大台に乗ることになった。今年中には目標を達成したいと考えているので、ご期待頂きたい。 |
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常夏(とこなつ)のポリネシアといえば、私を含め、日本人の多くは「ハワイ」を連想するが、太平洋のポリネシアン・トライアングル(ポリネシアの三角地帯)に広がる海の民(たみ)は、ロインクロス(褌・腰巻)1枚で過ごせる共通した文化があり、起源を同じくする民族がヨーロッパ大陸の何倍もの広大なエリアに散らばっているので、タヒチやニュージーランド、イースター島にまで思いを馳せる必要があることを痛感した。 |
ポリネシアのキーワードは、海に囲まれた島との共生である。陸地にはココナッツやバナナ、パパイヤ、マンゴなどが自生し、水際にはマングローブが生い茂り、豊かな実りをもたらしてくれる。海に入れば、熱帯魚が群れをなして泳ぎ、食べたいときに食べるだけの漁獲をすれば良い。どこまでも澄み切った青い空と青い海。珊瑚礁が発達してできた環礁が荒波を和らげ、その内側には、目をみはるほどに美しいエメラルド・グリーンに輝くラグーン(礁湖)が広がる。ポリネシアの海の中でも特にタヒチは、地上最後の楽園といわれるだけに、美しさはずば抜けていて、筆舌に尽くしがたい。 |
今回、山崎さんのお陰で、タヒチの魅力をたっぷりと紹介することができたことに感謝したい。また、海中にカメラを入れて撮影した水中写真が初めてWa☆Daフォトギャラリーに登場したのは一つの画期である。10年の歴史の中で、その足らざるを自覚していただけに嬉しく思う。 |
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ぼらぼらの しょうこのはくさ ねったいぎょ |
Tropical fish, white
are the sands of lagoon at Bora Bora. |
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【編集子が選ぶ名作】 |
熱帯魚の餌付けをするタヒチの男 |
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拡大写真(2000x1500)648KB
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隙だらけの日本人 |
タヒチ最終日に首都パペーテで山崎さんがこの旅のために買った防水デジカメが盗まれるという事件が起こった。犯人は逮捕されたが、デジカメは戻ってこなかった。幸い、撮影データは持参のパソコンにコピーしていたので大事には至らなかった。カメラは買えば戻ってくるが、撮影データは永遠に戻らない。不幸中の幸いだったが、何事もバックアップを取ることが大切であることを痛感した。 |
日本人が被害者となった海外での盗難事件は、枚挙にいとまがない。彼も海外では持ち物を手から離してはならないことは熟知していた筈である。しかし、知っていることとできることとは違う。日本に長くいると、外地でもつい日本流が出てしまう。私も写真を夢中で撮っているときに狙われたことがある。家内が気付いてくれたので難を逃れたが、何かに気を取られると隙が生まれる。他山の石としたい。〈
完 〉 2011.3.25 監修 和田義男
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なつこだち たひちのしょうこ やしばやね |
Tropical trees,
palm-leaf roofs on the lagoon of Tahiti. |
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【編集子が選ぶ名作】 |
赤い花と水上コテージ / ホテルのプールからの眺め
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拡大写真(2400x1530)621KB
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