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 感動写真集

2009年2月2日改訂

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'Keyboard Concerto No.5 in F minor'(J.S.Bach)/クラヴィーア協奏曲 第5番 へ短調 
 

夏日蔭驢馬の背負ひし音楽隊   北舟

 

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A shade in summer, A musical band carried by the donkey.

2009年2月1日制作

市庁舎前のブレーメンの音楽隊像

市庁舎前のブレーメンの音楽隊像ドイツ・ブレーメン)

世界文化遺産

東北ドイツの旅・下

ドイツ国旗

ブレーメン

ブレーメン Bremen
 ブレーメンは、ドイツ北部のヴェーザー川の河畔にある都市で、この川を北に65km下った北海沿岸の河口にあるブレーマーハーフェン市とともにブレーメン州を構成する。人口は約55万人で、バンブルクに次ぐ大きな港町だが、実際には海から50km以上も入った内陸にあるため、街並みも清潔で落ち着いた印象を受ける。

ブレーメンのマルクト広場

ブレーメンのマルクト広場

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世界遺産の市庁舎 Rathaus
 ブレーメンの旧市街の中心に位置するマルクト広場には、世界遺産に指定されている市庁舎がある。この建物は、1405〜1410年にゴシック様式で建築され、その約200年後の1609〜1612年にルネッサンス様式の壮大なファサード(正面)が造られた。

マルクト広場のブレーメン市庁舎(世界遺産)

マルクト広場のブレーメン市庁舎(世界遺産)

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世界遺産のローラント像 Roland
 市庁舎のすぐ前には市庁舎と共に世界遺産に指定された高さ10mの巨大なローラント像が建っている。この像がこの町に立つ限り、ブレーメンは自由ハンザ都市でいられると信じられてきた。
 ローラント(ローラン)は、8世紀、レコンキスタ(キリスト教国の国土回復運動)の初期の戦闘でイスラム帝国と勇敢に戦い、フランク王国の騎士道精神を発揮した英雄で、11世紀の十字軍の時代にイスラム教徒に対抗するキリスト教徒を勇気づける古いフランス語で書かれた叙事詩「ローランの歌」に登場する。 参照:ローランの歌

市庁舎前のローラント像(世界遺産)

市庁舎前のローラント像(世界遺産)

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ブレーメンの音楽隊
 ブレーメン旧市街の市庁舎の左横には1953年にゲルハルト・マルクスにより製作された高さ約2mの音楽隊のブロンズ像(ロバ、イヌ、ネコ、ニワトリ)が立てられている。有名なグリム童話の「ブレーメンの音楽隊」は、実際にはブレーメンに来ていないが、ブレーメンでは自分たちの街に因む物語として広く受け入れられている。
 この銅像のロバの前足を撫でながら願い事をすると、願いがかなうと信じられているようで、銅像のその部分は多くの人が触れるために光り輝いている。この銅像は、同じ広場に立っているローラントの像と並んで、ブレーメンの町のシンボルとなっている。

市庁舎前のブレーメンの音楽隊像

市庁舎前のブレーメンの音楽隊像

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  夏日蔭驢馬の背負ひし音楽隊  北舟 

なつひかげ ろばのせおいし おんがくたい

A shade in summer, A musical band carried by the donkey.

子供たちの大人気

子供たちの大人気

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ブレーメンの音楽隊のあらすじ
 かつて働き者だったロバ、イヌ、ネコ、ニワトリは年を取ってしまい、仕事が出来なくなってしまったので、ロバはブレーメンに行って音楽隊に入ろうと提案し、彼らはブレーメンへと足を進めた。
 ブレーメンへの道のりは遠く、日が暮れてしまったので休むために森の中に入ると、灯がともる家があり、動物たちが近づいてみると、家の中では泥棒たちがごちそうを食べながら金貨を分けているところだった。ごちそうを食べたい動物たちは、泥棒を追い出すために、ロバの上にイヌが乗り、イヌの上にネコが乗り、ネコの上にニワトリが乗って一斉に鳴き叫んだ。泥棒たちはその声に驚き、家を出て行ったため、動物たちは家の中に入ることが出来た。
 落ち着きを取り戻した泥棒たちは、その家を取り戻そうとしたが、動物たちは家に入ってくる泥棒に襲い掛かり泥棒たちに家を取り戻す事をあきらめさせることができた。動物たちはその家がすっかり気に入り、音楽を奏でながら楽しく暮らした。

市庁舎の右に建つ聖ペトリ大聖堂

市庁舎の右に建つ聖ペトリ大聖堂

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聖ペトリ大聖堂 St.Petri-Dom
 ツインの尖塔がそそり立つロマネスク様式の大聖堂は、1042年に建設が開始され、1250年頃に尖塔が完成した。1500年頃には内装がゴシック様式にかわり、1561年に一旦閉鎖されたが、1638年にルター派の教会として再開された。

ロゼリウスが中世を再現させたベットヒャー通り

ロゼリウスが中世を再現させたベットヒャー通り

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ベットヒャー通り Böttcherstr.
 20世紀の初頭、コーヒー商人ロゼリウスが全財産を投じ、10年の年月を費やして中世の街並みを再現したのがベットヒャー通り。僅か100mほどの細い道だが、映画館、劇場、美術館、カジノ、ブティック、ガラス細工やアクセサリーのアトリエなどが軒を連ね、カフェやレストランまであり、ブレーメンの名所となっている。

ロゼリウスの家とパウラ・モーダーゾーン・ベッカー美術館の入口

ロゼリウスの家とパウラ・モーダーゾーン・ベッカー美術館の入口

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ファサード(正面)が美しいロゼリウスの家

ファサード(正面)が美しいロゼリウスの家

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笑顔の好青年

笑顔の好青年

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ここにもブレーメンの音楽隊が!

ここにもブレーメンの音楽隊が!

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