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6月15日(日)の午前中、ホーエンツォレルン城を観光したあと、ヘッヒンゲンで昼食を取り、午後、ツアーバスで約200km、3時間ほど南東に走り、ノイシュヴァンシュタイン城の麓の村シュヴァンガウに到着。一泊したあと、ツアー5日目の6月16日(月)、朝からノイシュヴァンシュタイン城を観光した。 |
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残雪のゾイリンク山(2,045m)を背景にそびえるノイシュヴァンシュタイン城
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シュヴァンガウは、ロマンティック街道の南端に位置する小さな村で、周りに牧草地が広がるのどかな田園地帯にある。南に仰ぐノイシュヴァンシュタイン城がなければ、こんなにも多くの外国人が訪れることはなかっただろう。 |
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村には1軒のガソリンスタンドとスーパーマーケットがあるだけで、BGMに流れるベートーべンの交響曲第6番「田園 PASTORAL 」は、この村のためにできたのではないかと錯覚するほどの田舎である。 |
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♪ 田園 Beethoven/No.6 ‘PASTORAL’
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BGMに流れる美しい曲は、ベートーヴェンの交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」の第1楽章である。「田園」は、1807年から1808年にかけて作曲されたベートーヴェンの6番目の交響曲で、代表作の一つである。 |
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ベートーヴェンの9つの交響曲の中では、唯一5楽章で構成されていることと、各楽章に標題がつけられた標題音楽であることの二点においてユニークな作品である。1808年12月22日、オーストリア・ウィーンのアン・デア・ウィーン劇場にて初演された。 |
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第1楽章「田舎に到着したときの晴れやかな気分」
曲調 Allegro ma non troppo ヘ長調 2/4拍子 ソナタ形式(提示部反復指定あり)
原題 Erwachen heiterer Empfindungen bei der Ankunft auf dem Lande. (Beethoven/No.6 ‘PASTORAL’)
同時に作曲された交響曲第5番と同様の「叩く動機」で始まる。晴朗で親しみやすいメロディーで、田舎に着いたときの晴れやかで愉快な気分が表現される。 |
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夕食後と翌朝の二回にわたり、この田園を散歩し、ノイシュヴァンシュタイン城の近くまで往復した。写真上の牛は人なつっこく、頭を撫でてやると、カウベルをカラカラ鳴らしながらずっとついてくるので、城をバックにした牛のナイスショットが生まれた。 |
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やますその はくあのしろや なつゆうべ |
Summer evening, a white castle on the foothills. |
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翌朝も小雨がぱらつく生憎の天気だったが、視界がはっきりしているので、柔らかい光を浴びて広がる風景は、撮影には最適だった。バスの出発までシュヴァンガウ村を歩いてみたが、殆ど人影を見ることがなかった。 |
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閉まったままの土産物屋のそばをおもちゃの車をしっかりと持って歩いている金髪の男児がいた。右手に部品を持っており、壊れてしまったので、直してもらうために家を抜け出してきたのだろうか。初夏なのに朝晩は寒いのか、冬の装いである。 |
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ホテル・シュヴァンシュタイン Hotel Schwanstein
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シュヴァンガウ村で一夜の宿を提供してくれたのは、ホテル・シュヴァンシュタインという立派な名を持つ山小屋風のホテル。ノイシュヴァンシュタイン城のノイは新、シュヴァンは白鳥、シュタインは石なので、新白鳥の石の城=新白鳥城 と訳せるが、このホテルも白鳥ホテルということになる。 |
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↓キャッスルビューの部屋(三階) |
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毎回、部屋割りでは一悶着起こるが、幸運にもノイシュヴァンシュタイン城がバルコニーから見える最高の部屋に当たった。隣は外人さんだったので、超ラッキーである。記念の一枚は家内の作品。 |
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Photo by my wife |
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