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第1窟と呼ばれる僧院窟が、遺跡の一番南端に位置しています。ここから番号順で撮影を開始しましたので、Wa☆Daフォトギャラリーでも、番号順で説明していきたいと思います。 |
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第1窟は、僧侶の住居としての空間で、ヴィハーラ窟と呼ばれ、僧侶が生活と祈りの場として使っており、礼拝用のチャイティア窟とは区別されています。奥に見える小部屋が僧侶部屋です。6世紀末から7世紀前半に開窟されています。 |
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右手にぽっかり穴が見えますが、このすぐ下に地下水が湧き出る井戸があります。飲用も可能とのことでしたが、撮影に夢中で飲み逃しておりますので、味はコメント出来ません。 |
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エローラ第1窟 |
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東の壁面を正面から撮影しています。この壁面にも、僧侶の部屋が4つ並んでおり、計8つの僧侶部屋があります。極めてシンプルな造りで、広さは12m四方のほぼ正方形の空間です。柱もなく、この150平米ぐらいの空間が維持できていますので、岩質の良さが想像出来ます。 |
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東の壁面 |
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北面の壁。こちらは、ただの壁ですが、蝋燭でも置いたのか、壁には、各所に穴が穿かれています。一番手前の穴はデザイン的にも優れていると思います。 |
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北面の壁 |
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内部から第5窟の方向を見ています。前夜吹き込んだ雨がまだ床に残っています。当時の僧侶になった気分で清清しい気持ちになれました。この山裾約1.5kmに亘って、遺跡が点在しています。 |
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第1窟の内部から外を見る |
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第2窟も仏教窟です。6世紀末から7世紀前半の開窟と言われています。第1〜4窟までが、地元では、デラワラ仏院群と呼ばれています。 |
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修復作業中なのか、あるいは、早朝(8時半)のためか、正面のドアには鍵がかけられておりました。窓には、こうもりの糞害を防ぐ目的で、侵入防止用の金網が張られています。 |
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鍵がかかっていた第2窟 |
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今回は、中に入ることが出来ませんでしたが、中は15mX20m程度の広さで、20本の柱で支えられた空間の奥に仏陀の坐像が鎮座しています。 |
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金網の張られた窓 |
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顔が破損した仏像が多いのは、異教徒による破壊であると言われています。インドでは、紀元前3世紀のアショーカ王の治世の時代に、王の庇護を受け、インド全土に広まりましたが、8世紀頃から徐々に衰退していき、13世紀頃には、ヒンドゥー教やイスラム教に完全に押されてしまい、インドでは、周辺地域に8百万人程度の信者を残すだけの宗教となっています。 |
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顔が破損した仏像の浮き彫り |
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7世紀の仏教窟です。垂直に切り立った岩盤を、奥へ掘り進んで開窟されています。 |
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第3窟の入口 |
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12m四方の広間は12本の柱が支え、広間の周囲には11の僧坊があります。これは、一番奥の仏堂本尊です。 |
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第3窟の仏像(本尊) |
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生きるものあれば、死ぬものもある。生きているものも、いつかは死ぬ。 第3窟前で、野生の鹿が息絶えておりました。 |
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野生の鹿 |
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第3窟のすぐ横に第4窟。7世紀の開窟です。窟の前部が大きく崩れています。2階部も少し見えますが、第4窟の一部なのか、隣の第5窟の2階部の一部なのかは判明していないようです。動線を考えると、第5窟の一部なのかもしれません。 |
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第4窟の入口 |
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窟奥の本尊は、膝や手は破損していますが、顔は、比較的損傷の少ない状態で保存されています。入り口左右の守門仏も見事なバランスです。 |
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第4窟の本尊 |
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本尊近撮。1300年の時空を超えて仏様が迫って来るようです。 |
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えろーらに ほとけのおわす なつこうげん |
The summer highlands, The Buddha exists at Ellora caves. |
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第4窟本尊の近撮 |
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