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 感動写真集

2012年7月24日改訂

今 日

昨 日

♪Hymne a l'amour (愛の賛歌)

赤屋根のニースの浜辺秋日和   北舟

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Fine autumn day, red roofs along the beach of Nice.

2012年7月20日制作

有名な保養地ニースの景観/山手展望台 13:33

有名な保養地ニースの景観/山手展望台(フランス)

世界文化遺産

フランス国旗

フランス秋の旅

アルル

はじめに

 フランスの地方めぐりの旅は2回目になるが、今回のツアー(「個性豊かな歴史と文化を知るフランス周遊の旅」14日間 2011/9/27〜10/10)では、ニースからモンサン・ミッシェルまでバスで縦断するものでツアーの売りは「フランスの魅力は田舎にこそあり 宿泊地と行程にこだわり 印象深く巡ります」というものだった。
 私達の最大の楽しみは、朝夕の散策と撮影にあるが、決め手はカルカソンヌが城壁内での宿泊であることそして一度は行きたいと思っていたモンサン・ミッシェルでは島内の宿泊ということに魅力を感じて参加を決めた。以下に、本ツアーのハイライトを紹介したい。

【凡例】  ▲:上の画像の説明文  ▼:下の画像の説明文  〈画像の左クリック〉:別窓に拡大写真を表示 

観光した都市の位置

観光した都市の位置

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写真:Google Earth

■ 旅の概要 ■

1日目 2011年09月27日(火) 成田空港 〜 パリ(シャルル・ド・ゴール空港) 〜 ニース 泊
2日目 2011年09月28日(水) ニース/観光 〜 アルル 泊
3日目 2011年09月29日(木) アルル/観光 泊
4日目 2011年09月30日(金) アルル 〜 アヴィニョン/観光 〜 ポンデュガール 〜 アルル 泊5日目 2011年10月01日(土) アルル 〜 カルカソンヌ/観光 泊

6日目 2011年10月02日(日) カルカソンヌ 〜 ボルドー/観光 泊
7日目 2011年10月03日(月) ボルドー 〜 ポワティエ 〜 ロワール 泊
8日目 2011年10月04日(火) ロワール/観光・古城巡り 泊
9日目 2011年10月05日(水) ロワール 〜 ディナン 〜 モン・サン・ミッシェル 泊
10日目 2011年10月06日(木) モン・サン・ミッシェル/観光 〜 サン・マロ 泊

11日目 2011年10月07日(金) サン・マロ/観光 〜 パリ 泊
12日目 2011年10月08日(土) パリ/観光 泊
13日目 2011年10月09日(日) パリ(シャルル・ド・ゴール空港) 〜 機中泊
14日目 2011年10月10日(月) 〜 成田空港

ニース・朝の散歩 2011.09.28 08:39

ニース・朝の散歩 2011.09.28 08:39

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ニース Nice

 人口35万を擁するニース(Nice)は、フランスの南東部に位置する都市で、地中海・コート・ダジュールに面する世界的に有名な保養地であり観光都市である。

ニース・マティス美術館 10:52

ニース・マティス美術館 10:52

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▼ ニースは地中海性気候で一年を通じて安定している夏はよく晴れ乾燥しておりまとまった雨が降るのは月に1、2回程度。また、最低気温も20度程度、昼間は24度くらいまで気温が上昇する程度なので、欧州各地、とりわけ夏でも涼しく霧がちなイギリスやフランス北部などから夏のバカンスに訪れる人が多く、ビーチは遊泳や日光浴を楽しむ人々で込み合う。冬も比較的温暖で気候が安定していることから、旅行者は1年中絶えないという。

南仏ニースのビーチ 11:26

南仏ニースのビーチ 11:26

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ニース・サレヤ市場 11:38

ニース・サレヤ市場 11:38

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忙しいパイ屋さん/サレヤ市場 11:47

忙しいパイ屋さん/サレヤ市場 11:47

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有名な保養地ニースの景観/山手展望台 13:33

有名な保養地ニースの景観/山手展望台 13:33

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  赤屋根のニースの浜辺秋日和  北舟 

あかやねの にーすのはまべ あきびより

Fine autumn day, red roofs along the beach of Nice.

ニースの港/山手展望台 13:49

ニースの港/山手展望台 13:49

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アルル Arles
 人口約5万のアルルはローヌ川とともに栄えた町で、フランス南部に位置する。1981年に「アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群」として、市内に残る古代から中世にかけての建造物が世界文化遺産に登録された。

ゴッホが描いた跳ね橋/ローヌ運河(アルル) 09.29 09:15

ゴッホが描いた跳ね橋/ローヌ運河(アルル) 09.29 09:15

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▲▼ アルルの観光はゴッホの足跡を辿るコースに人気がある。ゴッホは1888年から1889年にかけてアルルに住み、絵を描いた。
 アルルには、彼が描いた絵は一点も残されていないが、彼が描いた建物は今も残されている。町から約3km離れた郊外にある跳ね橋は、ヴァン・ゴッホ橋と呼ばれ、ゴッホが描いた跳ね橋を再現したものである。

ローヌ運河に架かる跳ね橋(アルル)

ローヌ運河に架かる跳ね橋(アルル)

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撮影:南光桂子

ゴッホの黄色い家/ラマヌティーヌ広場(アルル) 09:47

ゴッホの黄色い家/ラマヌティーヌ広場(アルル) 09:47

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▲▼ このラマルティーヌ広場には120年の歳月を経てもゴッホが「黄色い家」の絵を描いた当時の雰囲気が残っている。彼が黄色と見たクリーム色の4階建ての建物や道路の向こうの鉄道のガードは当時のままである。

ゴッホが描いた黄色い家/ラマヌティーヌ広場(アルル) 09:48

ゴッホが描いた黄色い家/ラマヌティーヌ広場(アルル) 09:48

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アルル・ラマヌティーヌ広場 09:55

アルル・ラマヌティーヌ広場 09:55

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アルル旧市街 1/2 09:59

アルル旧市街 1/2 09:59

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アルル旧市街 2/2

アルル旧市街 2/2

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ローマ円形闘技場(世界文化遺産)への道/アルル旧市街 10:00

ローマ円形闘技場(世界文化遺産)への道/アルル旧市街 10:00

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頑丈な古代ローマ建築 10:03

頑丈な古代ローマ建築 10:03

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▲▼ 円形闘技場は、紀元1世紀(75年ころ)に建設された二層60のアーチからなるローマ時代の闘技場で、世界遺産に指定されている。2万人を収容でき、最大直径136mはフランス一を誇る。ポスターからもわかるように、今でもアルル闘牛場として使われている。ゴッホは、この闘牛場も絵に残している。

ローマ時代の円形闘技場/アルル旧市街 10:26

ローマ時代の円形闘技場/アルル旧市街 10:26

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ゴッホが描いたアルル闘牛場 Les Arenes D'Arles

ゴッホが描いたアルル闘牛場 Les Arenes D'Arles

▼ ローマ古代劇場もアルルの世界遺産のひとつこの劇場はカウェア(cavea, 観客が座る半円状の空間)と役者たちが芝居を披露する舞台と美しく飾られた壁面の三つの部分に分かれている。  
 カウェアは、直径102m、33段の座席があり、1万人を収容できたという。座席は、社会階級に応じて分けられており、内側の階段席やオーケストラ席には、貴族や騎士などが陣取った。  
 当時の舞台は幅50m奥行き6mの木製の平板で出来ており、その中に舞台装置などが収納されていたという。  

ローマ古代劇場/アルル旧市街 10:58

ローマ古代劇場/アルル旧市街 10:58

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ゴッホ作「夜のカフェテラス」/アルル・旧市街・フォーラム広場 11:07

ゴッホ作「夜のカフェテラス」/アルル・旧市街・フォーラム広場 11:07

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 ▲▼ 夜のカフェテラス Terrasse du cafe le soir は、1888年9月にゴッホによって描かれたもので、南フランス・アルルの星空の下多くの人でにぎわうカフェテラスが描かれている。この絵でゴッホは初めて黒をあまり使わずに夜空を描いた。  
 モデルとなったカフェは、アルルのフォーラム広場に面した店で、「カフェ・バン・ゴッホ」という名で現存する。  

黄色いカフェテラス/アルル・旧市街・フォーラム広場 11:08

黄色いカフェテラス/アルル・旧市街・フォーラム広場 11:08

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▼ ローマ遺跡の多いアルルの中で、唯一、中世の雰囲気を漂わせているのが、このロマネスク様式のサン・トローム教会である。この教会は中世、サンティアゴ・デ・コンポステーラへ向かう巡礼路にある教会として、多くの巡礼者が訪れたことで知られる。  

サン・トローム教会/アルル旧市街 11:15

サン・トローム教会/アルル旧市街 11:15

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ゴッホ作「アルルの病院の中庭」/エスパス・ヴァン・ゴッホ(アルル) 11:39

ゴッホ作「アルルの病院の中庭」/エスパス・ヴァン・ゴッホ(アルル) 11:39

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撮影:南光桂子

▲▼ エスパス・ヴァン・ゴッホ Espace van Gogh は、ゴッホが療養していた病院の跡で、現在はカルチャーセンターとして利用されているゴッホの「アルルの病院の中庭」は入院中に彼がこの中庭を描いたもので、現在では絵の色をできるだけ忠実に再現するように手入れされているという。  

ゴッホが描いたエスパス・ヴァン・ゴッホの中庭

ゴッホが描いたエスパス・ヴァン・ゴッホの中庭

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愛の賛歌  Hymne a l'amour

● BGMの第一曲「愛の賛歌」は、フランスのシャンソン歌手 エディット・ピアフ Edith Piaf (1915-1963)の歌で、原題はHymne a l'amour(イムヌ・ア・ラムール)。作詞 エディット・ピアフ、作曲 マルグリット・モノー。シャンソンを代表する曲として世界中で親しまれている3曲メドレーで最初はボール・モーリア Paul Mauriat(1925-2006)の演奏
2曲目がエディット・ピアフの歌である。
 エディット・ピアフの歌の音質が悪いのは、レコードからCD化しているためだが、懐かしい古き良き時代のモノラルの味がある。雑音も入っていた方が良かったかも知れない。3曲目がCD音質のステレオ録音なので、違いがハッキリする。

エスパス・ヴァン・ゴッホにて/アルル

エスパス・ヴァン・ゴッホにて/アルル

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