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王族の居室は全部で約600室あり、見学できるのは王宮内の2階と3階の一部で、ベルナドッテの間、晩餐会の広間、迎賓の間など。ロココ調のインテリア、450kgのクリスタル・ガラスのシャンデリア、ペルシャ絨毯など、外観とは対照的に豪華なコレクションを見ることが出来る。 |
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大砲の展示
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王宮に行くと、例によって衛兵を撮影することになる。各国ともに宮殿の顔となることから、長身でハンサムな若者が選ばれ、誇りを持って勤務している。細かく観察すると、それぞれのお国柄があり、興味は尽きない。 |
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王宮の衛兵
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我々が王宮に行ったときは、水都ストックホルムにふさわしく海軍の制服を着た衛兵が立直(りっちょく)していた。衛兵は銃身にナイフを装着した銃剣を持つのが共通しているが、その姿勢はさまざまである。 |
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衛兵は海軍 MARINBASEN
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感動写真集「妙法輪寺寒の荒行」の作者・蓮野渉さんから衛兵の写真をお送り頂いた。internetで検索すると、スウェーデンの王宮では青いユニフォームに金属ヘルメットを被った衛兵が一般的である。この写真では、驚いたことに、銃口が蓮野さんに向けられている。これはとても危険な行為であり、あってはならないポーズである。 |
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青いユニフォームの衛兵 2005.5 |
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撮影:蓮野 渉 |
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ストックホルムの夏の観光イベントのひとつに、王宮で行われる衛兵交代式があり、夏休み期間中は毎日開催されているという。その時刻に行かないと見ることができないが、とても華やかなセレモニーである。
参考:騎馬隊と楽隊による衛兵交代式 http://photo.ikuru.net/blog/archives/2007/08/post_527.html |
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下の写真も蓮野さんから提供していただいたものだが、衛兵たちは全員小銃を水平に持っている。銃口の前には観光客が立っているので、配慮が足りないと思う。 |
私が海上保安大学校で習った銃器の操法は、いかなる場合も銃口を人に向けてはならないというのが鉄則であった。銃をロックしていても(ロックしているつもりでも)、暴発の可能性は皆無にはならない。警察官が拳銃を手入れしてるときに暴発して同僚を撃ってしまったという事故は、過去に何度も発生しているのである。 |
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王宮の衛兵交代 2005.5 |
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撮影:蓮野 渉 |
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大聖堂 Storkyrkan |
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王宮のすぐ南にある大聖堂は、ストックホルム最古の由緒ある教会である。1279年に建てられたが、何度も増改築が行われ、現在の大きさになったのは1480年代になってからという。当初はゴシック様式だったが、王宮の建築様式に合わせて、イタリア・バロック様式に改築されている。 |
これまで国王や女王の戴冠式や結婚式などのセレモニーが大聖堂で行われてきた。最近の儀式としては、1976年に行われた現国王カール16世グスタフ王とシルビア王妃との結婚式がある。 |
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市内最古の大聖堂の搭
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ガムラ・スタン(旧市街)は、中世の佇まいがそのまま残されているため、狭い石畳の路地に古い建物がひしめき合って建っており、いきなり中世のヨーロッパにタイムスリップしたような錯覚を覚える。 |
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ガムラ・スタンの石畳の道
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路上の似顔絵(カリカチュア)書き
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現地ガイドに引率され、迷路のような狭い路地を歩き回った。角を曲がるとガイディング・レシーバーは何も聞こえなくなり、迷子になってしまうので、余り道草はできない。 |
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狭い路地に密集する商店街
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ガムラ・スタンで最も狭い路地を覗いた。まさに人が一人通れるだけの幅でしかない。ストックホルムが北欧のベネティアといわれるのは、水路が多いだけでなく、街路地が狭いのも似通っているからだろう。 |
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ガムラ・スタンで最も狭い路地
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Iron Boy
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資料 |
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フィンランド教会 Finska Kyrkan |
ガムラ・スタンの大広場の東側に、黄色の小さなフィンランド教会がある。 |
この教会が観光ルートになっているのは、その裏庭にアイアン・ボーイ Iron Boy と呼ばれる市内で最も小さな像があるため。 |
全高わずか14cmの愛らしい姿が市民や観光客に人気があり、コインを置いて行く人もいる。誰が用意するのか、時々帽子を被っていたり、花を持っていたりする。 |
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ドイツ教会
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