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王宮のそばを歩いていると、一台の専用バスが止まり、盛装の軍楽隊が降りてきた。ガムラ・スタンの大広場で催されるコンサートに出演するためにやってきたらしい。 |
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盛装の軍楽隊
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大広場 Stortorget |
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ガムラ・スタンの中心がこの大広場。かつては市(いち)が開かれ、また、罪人が晒された場所でもあった。 |
大広場の正面北側にはドッシリとした証券取引所が建ち、その中にノーベル博物館がある。この日は、正面玄関前で開かれるコンサートの準備がなされ、その開始を待つ市民の姿が見られた。 |
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証券取引所前の広場
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大広場の西側には古い建物が立ち、その一階がカフェとなっており、露天のテーブルでコーヒーを飲みながら歓談する人たちの姿があった。 |
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広場のカフェでくつろぐ人たち
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ストックホルムの |
血浴 |
Det stockholmske blodbad (デンマーク語) |
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今は平和なこの広場で、1520年に「ストックホルムの血浴」と呼ばれる歴史的事件が発生した。デンマーク王が1520年に行なったスウェーデン人に対する処刑で、粛清ともいう。 |
デンマークのクリスチャン II 世は、スウェーデンに侵攻後、反乱の罪を赦すという声明を発し、スウェーデンの有力者たちを晩餐会に招いた。彼らはその言葉を信じて投降し、王宮に入城すると、大扉は閉じられ、招かれた客は総て捕らえられた。 |
翌日、形ばかりの裁判によって死刑が宣告され、その日の内に後のヴァーサ王の父を含む90人余りの貴族・高官が断頭刑に処され、この大広場は流血に染まったという。 |
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大広場の水汲み場
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国立美術館 National museum |
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ストックホルムの国立美術館は、寄贈者である国王グスタフ III 世とカール・グスタフ・テッシンによる多数の美術コレクションを誇る。1792年に王立美術館 Konglig Museum として設立されたが、現在の建物は1866年に開館した。National museum の名が与えられたのはこのときで、現在の建物は、フィレンツェとヴェネツィアのルネサンス建築にならった様式で建てられている。 |
中世から19世紀までの約50万点のデッサンのほか、磁器、絵画、彫刻や現代美術のコレクションを保有する。 |
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港のそばに建つ国立美術館
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「水の都」や「北欧のヴェネチア」と呼ばれるだけあり、水と船とは切っても切れない関係にある。ガムラ・スタンの周辺は、あちこちに船着場があり、観光船や島々を巡る巡航船で賑わっていた。 |
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観光船乗り場
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ストックホルムの波止場を行くフェリー
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ガムラ・スタンの見学を終えたツアー一行は、ストックホルム港が見渡せる展望スポットに着いた。港の入口は東にあり、複雑な多島海を通ってバルト海に出ることが出来る。 |
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ストックホルム港の眺望
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マウスカーソルで画面のどこかをポイントすると説明が現れます。
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註:道路は実際は直線です。 |
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撮影タイムを取ってもらったので、愛機に望遠レンズを装着して、中世の佇まいを多数切り取ることが出来た。 |
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リッダーホルム教会(左手前)と市庁舎(右遠方)の搭
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ドイツ教会 Tyska kyrkan |
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高い尖塔を持つドイツ教会は、ガムラ・スタンの大広場の南にある。1634年から1648年にかけてハンザ同盟のドイツ人商人たちによって造られた。何度も改築され、現在の姿になったのは1887年。内部には38の金メッキの天使の顔が飾られ、17世紀半ばのインテリアが見られるという。 |
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ドイツ教会(左)と市内最古の大聖堂(右)/ガムラ・スタン
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クラシックな旅客船
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南中は太陽が昼に南の子午線を通過することであるが、北中はその反対で、太陽が夜に北の子午線を通過することである。日本では北中する太陽は絶対に見ることができないが、白夜の町では、夏場は太陽が沈まないので、このような不思議な光景を見ることが出来る。 |
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太陽の北中で夕焼けするガムラ・スタン(旧市街)
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マウスカーソルで画面のどこかをポイントすると説明が現れます。
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資料 |
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ホテルでインターネット |
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フリーのインターネット・コーナーがあるホテルでは、Wa☆Daフォトギャラリーが正常に稼働しているかどうかをチェックすることができる。もし異常があってもどうすることもできないが、海外で自分のサイトを見ることができるのは、当たり前とはいえ、とても気分が良いものである。ストックホルムのホテルでは、夕食後、同じグループの仲間にWa☆Daフォトギャラリーの「スイス夏の旅」を披露したが、大変好評だった。 |
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ストックホルムのホテルでWa☆Daフォトギャラリーの作動状況を確認
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北欧の旅 ... 続く to be continued |
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撮 影
2007年6月13日
OLYMPUS
E-410 E-330
11-22mm
14-54mm 55-200mm
800万画素 120枚 350MB
1000万画素 190枚 740MB
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北欧ツアー6日目も天候に恵まれ、中世の美しい建物が多数残る水の都の風情を十二分に楽しむことができた。 |
何といっても印象的だったのは、ストックホルム市庁舎で、古城を思わせる重厚な造りに圧倒された。ノーベル賞受賞祝賀会の会場になっているため、これまで縁の無かったノーベル賞に親しみを持つことができた。 |
グーグル・アース
Google Earth の無料サービスのお陰で、世界中の航空写真を簡単に利用することができる。これからの世界の旅の解説にフル活用したいと思っている。 2007.8.12 |
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★☆★彡 |
特集!旅紀行第27集(実質第62集) 「水の都ストックホルム」 |
制作・撮影 : 和田義男 |
平成19年(2007)8月12日 作品:第23作 画像:(大52+小4) 頁数:4 ファイル数:136 ファイル容量:26MB
平成12年(2000)〜平成19年(2007) 作品数:255 頁数:867 ファイル数:28,613 ファイル容量:3,981MB |
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