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2007年6月8日(金)から15日(金)まで、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの北欧4ヵ国の旅に出かけた。今回はクラブツーリズム主催の「美しき北欧4カ国スペシャル8日間」の旅で、33人が参加し、実質5泊6日の観光だった。最終日のヘルシンキで曇り後雨の天候だったが、それまでの5日間は晴天が続き、昨年のスイスの旅に続いて自称「晴れ男」の幸運が続いた。(^^ |
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シベリア上空を飛行するフィンランド航空エアバスA321機
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雲の影がクッキリと地表に映っていて感動! |
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ツアー初日の午前11時過ぎ、フィンランド航空AY-074便で成田を出発し、約10時間のフライトで午後3時頃フィンランドの首都ヘルシンキに到着。AY-667便に乗り換え、約2時間のフライトでデンマークの首都コペンハーゲンに着き、その日はコペンハーゲン中央駅近くのホテルで一泊。サマータイムで時差は-7時間。 |
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資料 |
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デンマーク王国 |
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Kongeriget Danmark ( Kingdom of Denmark )
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コペンハーゲンを首都とするデンマーク王国、通称デンマークは、北欧諸国の中で最も南に位置し、バルト海と北海に挟まれたユトランド半島と、その東部の500近い島々からなる立憲君主国である。 |
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デンマークは英語名で、デンマーク語ではダンマルク Danmark という。北には海を挟んでスカンジナビア半島諸国、南にはドイツと国境を接する。大陸部分を領有しながら、首都は島にあるという珍しい国。グリーンランドとフェロー諸島はデンマーク領であるが、自治権を持つ。 |
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グリーンランドとフェロー諸島を除けば、北欧4ヵ国の中で最も小さな国で、九州とほぼ同じ約4.3万km²の国土に541万人が住む。 |
国土はおおむね平坦で、高いところでも海抜173m。北大西洋海流の影響で気候は穏やかで温暖な冬と涼しい夏がある。 |
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赤地に白十字でキリスト教への信仰を表すデンマーク国旗は「ダンネブロ」(デンマークの力・赤い布の意)と呼ばれる。国旗として正式に制定されたのは1397年。その成り立ちは更に古く、13世紀に神聖ローマ帝国の皇帝から与えられた世界最古のものといわれている。 |
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資料 |
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コペンハーゲンは、シェラン島 Sjællan (Zealand) の北東部に位置し、約50万人(広域の首都圏では約108万人)が住む。この街は、12世紀にロスキレのアブサロン司教が要塞を築き、「商人(コペン)の港(ハーゲン)」を興したのがはじまり。現在も港湾都市として重要な拠点になっており、ロマン漂う街並は訪れる人々を魅了して止まない。 |
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チボリ公園 Tivoli や人魚姫の像などは、コペンハーゲンの顔ともいうべきスポット。また、世界初の歩行者天国ストロイエ通りは、時間を忘れてしまうほどバラエティに富んだショップが立ち並ぶ。 |
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チボリ公園は、世界最古のテーマパークとして知られる。岡山県倉敷市にある倉敷チボリ公園は、この公園と提携して造られたもの。 |
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1905年に完成した6代目のコペンハーゲン市庁舎は、中世デンマーク様式と北イタリアのルネッサンス様式を取り入れた威風堂々たる建物。市内で最も高い105.6mの尖塔を持ち、塔上からの眺めは絶景という。 |
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H.C.アンデルセン通り H.C. Andersens Boulevard
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市庁舎の西脇を通るH.C.アンデルセン通りには、チボリ公園を見上げるアンデルセンの銅像があり、人気の撮影場所となっている。 |
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日本と違ってデンマークでは車道と歩道の間に自転車道路が設けられ、自転車がスピードを上げて走ってくるので注意しないと危ない。自転車道路で自転車に跳ねられても、歩行者側に責任があるというから驚きである。 |
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H.C.アンデルセン通りのアンデルセンの銅像と自転車道路
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クリスチャンボー宮殿 Christiansborg Slot
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石造りのクリスチャンボー(クリスチャンスボー)宮殿は、1167年にアブサロン Absaron 大主教によって建設されたコペンハーゲン発祥の地である。当時、コペンハーゲンは砂州(さす)に造られた小さな砦に過ぎなかったが、現在は、城を囲むようにガンメル・ストランドという運河が巡らされている。 |
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城は創建以来5度にわたって破壊され、再建が繰り返されてきた。重厚なバロック様式の現在の建物は、1928年に完成したもの。 |
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かつては王宮として使用されてきたクリスチャンスボー宮殿は、現在は国会議事堂や女王の謁見(えっけん)の間として利用されている。 |
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国会議事堂の正面玄関の上部にあるのは、「四痛」という彫刻。歯が痛い、耳が痛い、頭が痛い、胃が痛いと嘆く4体の彫刻は、元気で働くようにとの国会議員への警告だという。 |
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運河に沿ってカラフルな木造家屋が並ぶエリアがコペンハーゲンを象徴する景観として名高いニューハウンである。かつては、長い航海を終えた船乗りたちがくつろぐ居酒屋街として賑わいを見せていたという。 |
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現在では、運河に沿った北側の通りにレストランが並び、夏には路上にテーブル席が並んで賑わいを見せる。 |
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ニューハウンは、アンデルセンが愛した場所としても知られ、彼はこの界隈に三度居を構えた。それらは現在でも残されており、壁にはアンデルセンの名前と経歴を刻んだ石板が埋め込まれている。 |
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ニューハウンの運河水面には、古びた帆船などが係留され、昔の港町の情緒が残されている。かつては港の入口を知らせる燈火を掲げていた灯台船が停泊しており、観光客の注視を集めていた。 |
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日本でも昔は東京港の入口に東京燈船が停泊し、海の道標(みちしるべ)となっていたが、現在は東京灯標がその役割を引き継いでいる。 |
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ニューハウンの「ニュー」は「新しい」、「ハウン」はコペンハーゲンの「ハーゲン」と同じく「港」という意味。往時は荒くれ船員たちが闊歩していた港町も、今ではお伽の国のような家屋が建ち並び、すっかり観光地化して、コペンハーゲンの顔となっている。 |
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ニューハウンの大錨 |
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