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Wa☆Daフォトギャラリー

 感動写真集

2011年11月22日改訂

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♪山伏・篠笛

木漏日の相撲童や白ふどし   北舟

 

White loincloth of the children,
wrestling under the sun streaming through the leaves of trees.

2011年11月22日制作

首投げ!

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首投げ!/小諸八幡宮(長野県小諸市)
巴紋   小諸八幡宮   銭紋

小諸八朔相撲

相撲童

  ▼ 土俵入りが終わると、豆力士たちは、一旦八幡町会館に引き揚げて化粧まわしを外し取組みの支度を整えて再度、相撲場に向かった。彼らは、全員、正規の相撲まわしではなく、簡便な白晒し褌を締めていた。  

相撲場に向かう少年力士たち / 小諸八幡宮 2009.9.6 13:15

相撲場に向かう少年力士たち / 小諸八幡宮 2009.9.6 13:15

  ▲▼ 午後1時半すぎから子ども相撲の取組みがはじまった。子供たちの胸には学年を表す数字と苗字が黒マジックで書かれていた。  

小組の小学一年生同士の対戦 13:33

小組の小学一年生同士の対戦 13:33

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はっけよい残った!

はっけよい残った!

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  ▲▼ 取組は、伝統に則ってすべて3番勝ち抜き戦。普段、相撲を取ったことがないと、相手のまわしをつかむことを知らないので、どうしてもレスリング・スタイルになってしまうのは、自然の成り行きである。  

どうしてもレスリング・スタイルになる小組の相撲

どうしてもレスリング・スタイルになる小組の相撲

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両手を降ろしてはっけよい!

両手を降ろしてはっけよい!

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頭突きを受け止める

頭突きを受け止める

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力ずもう

力ずもう

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  ▲▼ 取組みが中組、大組へと進むにつれて、白熱した好勝負が繰り広げられ、土俵に向けて声援が飛び交い、場内は大いに盛り上がった。  

まいった!

まいった!

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三人抜き賞をもらった阿部くん(小三) 13:49

三人抜き賞をもらった阿部くん(小三) 13:49

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矢を担いで四股を踏む横山くん(小四) 14:01

矢を担いで四股を踏む横山くん(小四)1/2 矢を担いで四股を踏む横山くん(小四)2/2

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  木漏日の相撲童や白ふどし  北舟 

こもれびの すもうわらべや しろふどし

White loincloth of the children, wrestling under the sun streaming through the leaves of trees.

首投げ!

首投げ!

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見合って見合って!

見合って見合って!

土俵際の攻防 14:02

土俵際の攻防 14:02

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梵天ぼんてん

を担ぐ勝者・木村くん(小五) 14:04
梵天を担ぐ勝者・木村くん(小五)1/2 梵天を担ぐ勝者・木村くん(小五)2/2

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足取り作戦 14:19

足取り作戦 14:19

梵天を担いで四股を踏む少年横綱・黒田くん(小六) 14:06

梵天を担いで四股を踏む少年横綱・黒田くん(小六)1/2 梵天を担いで四股を踏む少年横綱・黒田くん(小六)2/2

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  ▼ 午後2時半頃からは、長野県相撲協会所属の青年力士たちが参加し、日頃鍛えた得意技を披露してくれた。  

青年力士たちの模範相撲 14:25

青年力士たちの模範相撲 14:25

 

▼ 続いて、少年たちに胸を貸す取組みが行われふんどしを掴んで振りまわされる豆力士が足を掴んで離さない滑稽な姿に、場内から爆笑が起こった。

 

宙釣り 14:33

宙釣り 14:33

  ▼ 子供たちは、何とか大人をやっつけようと、束になってぶつかり、その真剣な表情に場内から声援が飛んだ。  

三人寄れば子供の勝ち! 14:36

三人寄れば子供の勝ち! 14:36

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全員土俵上に集合

全員土俵上に集合

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  ▲▼ 最後は大勢で大人を取り囲み、木漏れ日の蛇の目の辻で、楽しい午後のひとときを過ごした子供たちの笑顔が印象的だった。こゝには、ふんどしを恥ずかしがる子は一人もおらず400年の伝統が今なお続く八朔相撲の未来は明るく、とても頼もしく思えた。  

七対一の勝負! 14:38

七対一の勝負! 14:38

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小諸八朔相撲 四百年

  平成23年(2011)11月22日(火)Wa☆Daフォトギャラリー愛好者から提供して頂いた原画をもとに編集した「小諸八朔相撲」が完成した。この奉納相撲は初めての登場で、裸祭シリーズとしては94種目・第146集となった。
 
   初代の小諸藩主・仙石秀久(せんごく・ひでひさ)は、よほど相撲好きだったらしく、子供たちを八朔の日に蛇の目の辻に集めて相撲を取らせたのが八朔相撲の起こりで、それが四百年近く経った現在も催行されていることに感動する。
 栄枯盛衰諸行無常の浮き世にあって初代藩主は何と大きな文化遺産を残したことか藩主が信長から使用を許されたという珍しい永楽銭紋の提灯が小諸八幡宮の拝殿に飾られていたが、 この永楽銭紋こそ、地元氏子たちの誇りを象徴するものであろう。
銭紋   織田信長より許された「永楽銭紋」   銭紋
 解説を書くに当たって、八幡宮八朔相撲事務局 TEL 0267-22-0455 に電話したところ、土屋袈裟紀さんが事務局を担当されており、電話に出られた奥様にお話を伺った後、祭を代表する氏子総代長の小林忠昭さんの電話番号をお聞きし、電話取材したところ、懇切丁寧にご教授頂いた。お陰様で、正確な解説を加えることができた。お二方には、心より御礼申し上げたい。
 小諸でも少子高齢化の波が押し寄せ毎年参加者を集めるのに苦労されておられるが氏子総代長の小林さんから「自分たちの代で400年の伝統を途絶えさせることはできない」と聞いたときには、胸に熱いものを感じ、伝統の重みを実感した。

★☆★彡

 平成21年(2009)の参加者は19人だったが、平成23年(2011)は30数名のちびっ子が参加したという。減っているのかと思いきや、意外にも増えていたのでとても嬉しく思った。小組・中組・大組それぞれ10名ほど揃えないと見栄えの良い土俵入は出来ないそうで、今年は、目標を達成したことになる。
 氏子総代長の小林さんによると、その秘訣は電話作戦だった。今までは、ビラを配ったりして参加者を募集していたが、殆ど効果がないことから、今年は個別に電話をかけて参加をお願いしたところ、「そういう事情がおありなら、うちの子を参加させましょう」といってくれる人が多く、目標を達成できたという。このような話を聞くと、日本もまだまだ捨てたものではないと嬉しく思う。
 これからもこの美しくて勇ましい小諸八朔相撲を大いに盛り上げていって頂きたい。「来年は是非見に来て下さい。」とは土屋さんの奥様のお言葉。この作品をご覧になった皆さん、平成24年(2012)9月2日(日)に開かれる400年の歴史を誇る八朔相撲を見に行きませんか。〈 完 〉 2011.11.22 監修 和田義男

感動写真集〈 第168集 〉/日本の裸祭り〈 第94種146集 〉「 小諸八朔相撲」

撮影・原作:Wa☆Daフォトギャラリー愛好者    監修: 和田義男

   平成23年(2011)11月22日 作品:第33作  画像:(大64+小18) 頁数:4 ファイル数:161 ファイル容量:49MB
     
平成12年(2000)〜平成23年(2011) 作品数:421 頁数:1,662 ファイル数:70,707 ファイル容量:11,847MB
  八朔や子供横綱土俵入  北舟 

はっさくや  こどもよこづな どひょういり

First of August, sumo grand champions of children performing in the ring.

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