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Wa☆Daフォトギャラリー

 感動写真集

2012年1月19日改訂

今 日

昨 日

♪納曽利 高麗小乱声〜当曲急

 

初春や福を手にして万々歳   北舟

 

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The beginning of spring, Hurray, hurray! holding a good luck.

2012年1月17日制作

見事取主となって優勝した菊池春雄さん(花巻市石鳥谷町)のグループ 12:48

見事取主となって優勝した菊池春雄さん(花巻市石鳥谷町)のグループ/胡四王神社(岩手県花巻市)

 
三割菊   胡四王神社   左三つ巴

胡四王蘇民祭'12

優勝旗

雪上の戦い! 11:23

雪上の戦い! 11:23

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蘇民袋に群がる裸たち 11:24

蘇民袋に群がる裸たち 11:24

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名誉のかすり傷 11:25

名誉のかすり傷 11:25

最後の決戦! 11:59

最後の決戦! 11:59

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試合終了のファンファーレ! 12:05

試合終了のファンファーレ! 12:05

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取主とりぬし

を判定する審判団 12:12

取主を判定する審判団 12:12

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回収された蘇民袋 12:14

回収された蘇民袋 12:14

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蘇民袋からコマ(コマギ)と親札を取り出す/社務所遙拝殿 12:21

蘇民袋からコマ(コマギ)と親札を取り出す/社務所遙拝殿 12:21

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蘇民袋をカッターで切り分ける 12:24

蘇民袋をカッターで切り分ける 12:24

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  初春や福を手にして万々歳  北舟 

はつはるや ふくをてにして ばんばんざい

The beginning of spring, Hurray, hurray! holding a good luck.

見事取主となって優勝した菊池春雄さん(花巻市石鳥谷町)のグループ 12:48

見事取主となって優勝した菊池春雄さん(花巻市石鳥谷町)のグループ 12:48

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菊池勉審判長より取主へ親札の授与 12:57

菊池勉審判長より取主へ親札の授与 12:57

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手〆でお開き 12:57

手〆でお開き 12:57

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無事に祭を終えた胡四王山 13:02

無事に祭を終えた胡四王山 13:02

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菊池寛一/拡大写真
撮影・原作:菊池寛一 きくち かんいち

出生:昭和18年(1943)
住居:岩手県花巻市
職業:退職後、妻と農業に励んでいる。

同じ敷地内に住む孫一家と併せ、今時珍しい8人の大家族。

★☆★彡

 写真が好きで、ブログ 岩手の頑固親父 には写真を添付していますが、単なる記録やスナップ写真に過ぎませんでした。しかし、Wa☆Daフォトギャラリーに出会ってからは、遅ればせながら写真に興味が出てきています。
 
 年令と共に写材環境は狭くなりつつありますが、農作業に過ごす郷土には、里山、川、田んぼとあり余る自然と、豊かな民俗行事、お祭り、郷土芸能が目の前に溢れています。豊かな環境、素晴らしい田舎を紹介できたらと思っています。 

あとがき

 

 胡四王蘇民祭と付き合って30年余り。お祭りが近づくたびにワクワク感でもない、義務感でもなく血が騒ぐのである。私に限らず、裸まいりや争奪戦に加わる人、準備や進行に携わる人が一様に感じるようで、祭りを語る言葉が熱気を帯びてくる。
 
 標高差100メートル近くの山を水垢離で清めた体で、松明かざしてそれぞれの願いや思いをこめ、息を切らして登り切る。頂上で胡四王神楽を楽しむのも束の間、今度は急勾配の山をもみ合いながら駆け下りる。雪と寒さ、怪我と隣り合わせの野蛮とも言える蘇民祭。
 
 地方のこの小さな祭りに、岡山・西大寺グループを始め、全国各地からやってくる参加者が増えている。蘇民祭には男の血を騒がせる何かがあるに違いない。ここ2、3年、倅がいそいそと蘇民祭の準備に出かけるようになった。次には孫も出かけることになるだろう。この繰り返しが地域の大きな伝統となり、誇りとなる。

 

 

日本の裸祭り第<90種・149集>/感動写真集<第172集> 「胡四王蘇民祭'12」

 
 

撮影・原作:菊池寛一  監修:和田義男

 
   平成24年(2012)01月17日 作品:第3作  画像:(大45+小16) 頁数:4  ファイル数:114 ファイル容量:30MB
   平成12年(2000)〜平成24年(2012) 作品数:426 頁数:1,668 ファイル数:71,804 ファイル容量:12,084MB 
  松明の赤き火玉や初詣  北舟 

たいまつの あかきひだまや はつもうで

First ritual visit of the year, the red balls of the torches.

【編集子が選ぶ名作】

美しい炎の行進! 10:25

美しい炎の行進! 10:25

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至宝の裸褌文化
 本日、第41番目の感動写真集同人となられた菊池寛一さんの「胡四王蘇民祭'12」が完成した。4頁61枚の作品で、中編の堂々たる処女作である。胡四王蘇民祭は、昨年に引き続く作品なので、解説は最小限に抑え、写真主体の作品とした。
 胡四王蘇民祭は、胡四王山を登って下る裸祭である。登りは燃え盛る松明を持った裸男たちの無言の雪中登山であり、下りは蘇民袋を奪い合いながら雪の斜面を滑り落ちる戦いである。
和田義男
 この美しさと勇壮さの両面を持つ胡四王蘇民祭は、全国を見渡しても類例がなく、日本古来の裸褌文化の真髄を忠実に継承した至宝の祭典である。
 蘇民袋を奪い合うのは、黒石寺蘇民祭などほかにも見られるが前半の裸詣りの雪中登山は、胡四王蘇民祭ならではの新春の風物詩であり、炎の雪中行進は、世界に誇る日本の美意識が彷彿としており、私は「炎の褌登山」と呼ぶことにした。
  昨年の私の取材では、この裸行列を前から撮影したものが殆どだったが、菊池さんは、殆ど後から撮影している。これは、一旦行進が始まると、狭い山道を後から追い抜くことができないので裸行列の後に付くと、ずっと後から撮影せざるを得なくなるためである。
 そのお陰で、松明を持つ男たちの裸褌 T-back loincloth という日本独自の民俗文化を強く印象づける作品に仕上がった。菊池さんの炎を強調した褌登山の写真は、狙い通りにどれも良く撮れており天性の美意識を持っておられるに違いない。

 これからも菊池さんには年毎の胡四王蘇民祭のみならず東北の知られざる民俗文化の数々を取材して頂きたく心よりお願い申し上げる。〈 拝 〉 2012.1.17 監修 和田義男
  初春や炎の褌胡四王山  北舟 

はつはるや ほのおのふんどし こしょうさん

The beginning of spring, fundoshi loincloth of fire at Mt. Kosyo.

【編集子が選ぶ名作】

胡四王こしおう

の新春の風物詩 10:26

胡四王の新春の風物詩 10:26

拡大写真(2200X1550)519KB

スライドショーCD 「胡四王蘇民祭」 1

Wa☆Daフォトギャラリーの裸祭ファンの日頃のご声援にお応えしてスライドショーCD「胡四王蘇民祭」を2000円でお分けします。
 この1枚に219枚の画像が納められていますので、MS-Windows対応パソコンのCDドライブに挿入すると、BGMが流れるなか、5秒毎に画像がディスプレー一杯に映し出されるスライドショーを楽しむことができます上映時間は約20分です。また、CDには高精細画像を同梱していますので、最大A3サイズまでプリントできます。個人で楽しむ限りは、自由にプリントアウトして構いません。
 CDを希望される方は、Wa☆Daフォトギャラリー事務局 master@wadaphoto.jp 宛に送付先(郵便番号・住所・氏名)・CD名・枚数をお知らせ下さい。折り返し郵送させていただきます。
胡四王蘇民祭

胡四王蘇民祭

雪上禊 褌登山 争奪戦 優勝旗 菊池寛一
胡四王蘇民祭'11 五大尊蘇民祭 黒石寺蘇民祭 伊手熊野蘇民祭

お便りコーナー(抜粋)

2012年1月19日(木)晴  新尺俊勝   様より  茨城県土浦市からのお便り

Re: 「胡四王蘇民祭'12」完成! 2日の胡四王蘇民祭見させていただきました。いつも画像の臨場感には目を見張りますね。
機会があれば参加したいのですが、2日となるとなかなか厳しいです。

ところで、この度の画像を見てちょっと考えることがあります。ご存じとは思いますが、西大寺からの参加者の装束です。ここまで言えばおわかりかと思いますが、祭とはその土地に根付いた伝統と歴史があります。また、それは時代と共に変化していくものであることも承知しています。しかし、それは本来地元の中から、または外部からのトリガがあって自然に変わっていくもの、当然その必要性があってのことと思います。  

黒石寺の場合もそうですが、地元の祭:文化・歴史・伝統・その様式を無視して自分たちのやり方で、他の地域に西大寺様式を持ち込むことには非常に違和感を感じます。自分はできるだけその「土地」の祭(本来祭とは土地に根付いたもの)の様式に合わせるよう努力しています。会津柳津では横褌を太く・かつねじらず、坂下では1反全部を使い前垂れ式に、鉄砲洲では神道にならい白一色の越中で、当然西大寺では帆布の締め込みに座敷足袋と。

今回の画像では帆布の締め込みのみならず黒の膝当てや生成りの膝当てまでしています。膝に異常がありそれを装束を無視してまで矯正しなくてはならないようであれば、参加資格すらないと思います。

他の祭にもほんの一部の部外者が地元の装束を無視して、自分なりの格好で参加しているのには怒りすら感じます。そのような地域(小渡天王祭など)ではまだ一般参加が少なく問題化していないため、当然地元の方も指導はしません。(参加者が少なく指導できない)だからといって何をしても良いわけではありません。

自分のような部外者は、言われる前に、当然注意・指導される前に、その地域の様式・伝統を勉強し、少なくとも最初は地元のまねをして、地元の年配の方の指導をもらって祭に参加します。皆が皆、できることではありませんが、少なくとも装束程度はその地域の方法に合わせるべきと思います。それが祭に参加させていただき、地元の方々に敬意を表することとなるの考えています。

また、そこまで言うのであれば地元が統制すべき、という意見もありますが自分は反対です。部外者が参加について暗黙の許可を得たといえ、好き勝手な事をしても良いというのは少なくともマナー違反、と考えます。元々地元のやり方・様式があるのに一部の部外の不心得者の結果、地元の何十年の様式を変えざるを得なくなった、(今そうなりつつある)という事実を見てきました。

自分は今、そうなりつつある祭、小渡天王祭・七日堂・池の上などについて、地元執行部・青年部と何らかの協力等しつつ伝統を守っていく努力をしています。鉄砲洲でも7年頃前は六尺あり・水着ありでしたが、今では和田様のご尽力で神田・玉前にも引けをとらない立派な禊ぎとなりました。胡四王もぜひそのようにあってもらいたいものと考えています。
 
おはようございます。お便りありがとうございました。私も新尺さんのご意見と同じ見解です。2007年に長谷川さんらに同行して初めて黒石寺蘇民祭を取材したとき、西大寺会陽グループが参加しており、同じような状況でした。保存協力会の方に晒しの褌にするよう申し入れたらどうかと助言しましたが、結局、そのままとなり、現在も同じ状態が続いています。

彼らとしてみれば、西大寺会陽では、企業裸たちの晒褌とともに彼らの相撲褌が認められているので、同じ褌であり、褌文化を破壊しているものではないとの認識があるようです。ハンダコや長ズボンの連中とは違うのだということでしょう。

胡四王蘇民祭の争奪戦では、途中寒くなって地元参加者たちが褌の上にズボンやジャージーを羽織ったりする人がかなりいて、褌一本の人は少数派になってしまいますが、西大寺会陽グループは、褌一本を守っています。彼らの子供たちも最後まで裸でいるのは、指導が徹底しているからで、彼らも自分たちの哲学を持って行動しています。

地元としては、晒褌にしてほしいという気持ちがあるとは思いますが、黒石寺蘇民祭では、云いにくいと言っていました。貴重なご意見、有難うございました。
2012年1月18日(水)晴  菊池寛一   様より  岩手県花巻市からのお便り

お礼 年令と共に最近は感動する機会が少なくなっていたように感じておりました。ピントや構図の甘さ等々稚拙な写真で編集、公開していただきました。久々に大きな感動を覚えております、ありがとうございました。

 私案ではありますが、今後の胡四王蘇民祭につきましては、祭りに集まる多くのカメラマンに呼びかけて、多くの傑作を公開してはどうかなどと考えております。

 ここ数日、旅行に出かけます。帰宅後にHP「胡四王蘇民祭 今年の蘇民祭2012」のコーナーにリンクさせていただきたいと思っておりますのでご了承ください。とりあえずお礼まで。
 
おはようございます。お便りありがとうございました。菊池さんの処女作、お気に入っていただき、光栄です。来年は、多くのカメラマンに呼びかけて多くの傑作をWa☆Daフォトギャラリーに公開してはどうかとのご提案、有難うございます。素晴らしい企画だと思います。

個人的な呼びかけではなかなか写真が集まらないと思いますので、胡四王神社蘇民祭保存会のプロジェクトとして呼びかけ取り纏めて頂ければ、私の方で編集し、「胡四王蘇民祭'13」として発表させて頂きます。写真をお寄せ頂いたカメラマンの顔写真とプロフィールやコメントなどを写真毎に掲載すれば、面白い作品になると思います。来年、時期が近づいて来たときに、細目を相談させて頂きます。

ホームページへのリンク、光栄です。よろしくお願いします。有難うございました。
2012年1月17日(火)晴  根岸福太郎   様より  東京都青梅市からのお便り

蘇民祭 こんばんわ 年明け最初のご挨拶 今年も宜しくお願いいたします。早々の活躍 「胡四王蘇民祭」 拝見させていただきました 雪深いの中の取材 大変だったことと存知ます 迫力ある映像の配信に感謝いたします。

いつもいつも 素晴らしい画像には 祭りの世界に引きずり込まれて 興奮すらおぼえます 胡四王蘇民祭 は初めてしりました 珍しく昼間の祭りのようですね 画像の中に 昔からの祭り仲間の姿をみつけました。

有難うごさいました 寒い折 ご自愛ください。
 
おはようございます。お久しぶりです。お便りありがとうございました。岩手県奥州市の黒石寺蘇民祭は全国的に知られていますが、胡四王蘇民祭は、まだまだ認知度が低いと思います。黒石寺の方は、徹夜で行われますので、見物するにも参加するにも取材するにも難易度が高いのですが、胡四王の方は、日中に行われ、あっというまにお開きになるので、気軽にふれあうことができます。私の作品で、胡四王蘇民祭も全国に知られるようになり、多くの人が花巻に足を運んで頂ければ嬉しく思います。ただ、正月2日なので、気軽に行ける日にちではないのが残念です。今年もどうか宜しくお願いします。有難うございました。
2012年1月17日(火)晴  宮嶋 茂   様より  愛知県豊川市からのお便り

お知らせ有り難うございます 「胡四王蘇民祭'12」のアップのお知らせ有り難うございます。また立派な裸祭りが記録されましたね。精力的なアップにただただ感服です。和田様が「至宝」と例えられていましたが、まさにそうです。

どうしてこの寒い時に裸でと思われる方々も多いのでしょうが、そこに日本人の精神性を私はいつも感じさせていただいています。バックの和楽器とのマッチングも素敵でした。お知らせどうも有り難うございました。では、お元気で。
 
おはようございます。お便りありがとうございました。早々に菊池さんの「胡四王蘇民祭'12」をご覧頂き、光栄です。おっしゃるように、寒い中を褌一丁で水をかぶり、お詣りする風習があるのは、日本だけですね。清潔と試練を引き替えに神の御加護を求めるのは、日本人の精神風土に根付くもので、私はそこにロマンと感動を抱きます。

また、この年になると、邦楽の良さが身に染みるのも、日本人のDNAによるものでしょうか。これからもまだ知られていない裸褌文化を求めて旅を続けたいと思います。有難うございました。
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