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神社や参道を下見して取材計画をたてた後、坂本さんがいつも参加するはだか連を出す写真屋さんに行った。
名鉄・国府宮駅と國府宮の間にあって立地条件がよく、この店に頼めば部外者でも5000円ではだか男になれる。
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「なおいぎれ」を預かる |
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拡大写真(1400x1050)349KB
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店に着くと、神社に奉納する「なおい笹」の準備が行われていた。はだか祭では、神社で頂いた「なおいぎれ」や、個人や家族の願いをこめて書かれた青、黄、緑などの布を笹竹に結びつけて奉納するのが習わしという。
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色とりどりの「なおいぎれ」
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写真上のはだか男が頭に巻いているのが写真下の厄除浄府(やくよけ・じょうふ)である。はだか男は、神事に加わるという厳粛な自覚の下に裸となって心身を清め、自身の災厄を落とすため、この浄布を厄除鉢巻とすることで真の裸男のしるしとなる。
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國府宮の |
厄除浄布 |
(はだか男の厄除鉢巻) |
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この浄布は裸祭りの厄除けのお祓いにより神護が祈念されているので、はだか男以外の人のお守りにもなる。浄布の中央には國府宮の神紋が赤く染められ、「儺追神事 厄除 尾張総社國府宮 はだか祭」と右横書きで墨書されている。 |
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「なおいぎれ」を整理するはだか男たち |
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拡大写真(1400x1050)388KB
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褌の幼児 |
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出発を待っていると、はだかの親子が降りてきた。小さいときから父親と同じ褌を締めていれば、はだか祭の伝統が確実に子々孫々に伝わってゆくことだろう。晴天の初春とはいえまだ外は寒く、幼児に鳥肌がたっている。父親は子供とじゃれ合ったりして、身体を温めることに腐心していた。 |
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父と子のはだかの触れあい |
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拡大写真(1200x1280)398KB |
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はだか男の勢揃い |
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全国から集まったはだか男たちは、二階の控え室で晒木綿一反(35cmx10m)を使って腹巻・褌姿となり、お神酒を酌み交わして出陣式を行ったあと、午後0時半ころ、白の地下足袋にバラエティ豊かな鉢巻を締めて現れた。 |
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全国から集まったはだか男たち |
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拡大写真(1400x1050)347KB
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