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 旅紀行日本の祭り

2008年8月29日改訂

今 日

昨 日

♪民謡メドレー/酒や唄・秋田長持唄・・秋田音頭・秋田船方節

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大若の稲穂の如き撓りかな  北舟
A big Kantoh bamboo bending like a ear of rice.

2008年8月29日制作

継竹5本と6本の名人技!

継竹5本と6本の名人技!(秋田竿燈まつり/秋田県秋田市)

国指定重要無形民俗文化財

東北四大祭りの旅

大若継竹

 提灯を支えている竹を親竹(おやたけ)といい、それに長さ1.2mの継竹(つぎたけ)を次々につないで高さを競うことになるが、竿燈が高くなればなるほど、継竹がしなってバランスを取るのが難しくなる。今回のまつりで見た継竹は6本が最多だったが、最高は7本とか。

竿燈を額に載せた妙技!

竿燈を額に載せた妙技!

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あっぱれ、日本一!

あっぱれ、日本一!

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 竿燈は竹竿職人と提灯職人の匠の技により創られた芸術品である。竿燈に使われる竹は、九州産の太くて肉厚の中でも虫が入っていない冬切りのものが使われ半年寝かせて反りを直し、磨き上げて親竹や継竹に仕立てるので、手間暇がかかっている。

最初の休憩・場所替え

最初の休憩・場所替え

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3人揃い肩

3人揃肩

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 一夜の竿燈に灯される提灯は、軽く1万個を超え、毎年1000個以上が提灯職人によって作られるという。提灯には防水用の油がひかれているが、大雨に遭えば破れてしまうこともある。また、強風の場合は、風にあおられて竿燈を立てること自体が難しいので、大雨と強風が予想されるときには開催が中止される。
継竹3本の肩・腰・頭

継竹3本の肩・腰・頭

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二度目の休憩と場所替え

二度目の休憩と場所替え

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肩載せ竿燈のバランスフォーム

肩載せ竿燈のバランスフォーム

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両手でバランスを取る

両手でバランスを取る

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 竿燈の演技が始まると観客と差し手が一体となり、その技に熱中する。上手くいけば拍手喝采がわき起こり、上手くいかないときは観客もはらはらしながらその成り行きに注目する。

肩載せ竿燈と観客の交歓!

肩載せ竿燈と観客の交歓!

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 継竹が次々に足され難易度が上がるにつれて稲穂のようにしなる竿燈を巧みに静止させる妙技は感動もので観客は退屈することなく伝統文化に浸ることができる。竿燈は、夏の夜の素晴らしい野外劇である。

腰載せ竿燈のフォーム1/2

腰載せ竿燈のフォーム1/2

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腰載せ竿燈のフォーム2/2

腰載せ竿燈のフォーム2/2

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 バランスに失敗すると、竿燈が倒れてしまうが、ワイヤーに引っかかるので、地上に落下することはない。竿燈が倒れたのは数件あったが、ワイヤーに絡んだ提灯を上手く外して、いずれも復帰している。

ワイヤーに絡んだ竿燈

ワイヤーに絡んだ竿燈

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継竹5本のしなり

継竹5本のしなり

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  大若の稲穂の如き撓りかな  北舟 

おおわかの いなほのごとき しなりかな

A big Kantoh bamboo bending

like a ear of rice.

継竹5本と6本の名人技!

継竹5本

継竹6本

継竹5本と6本の名人技!

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 最後の10分間はふれあいの時間で、見物客は竿燈を試すことができるのだが、脇目もふらずに10分ほど歩いてバスに戻り、渋滞前の秋田市を脱出、1時間半かけて男鹿温泉のホテルに到着し、疲れた身体を温泉で癒すことができた。
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