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2008年4月27日改訂

今 日

昨 日

メドレー(お江戸日本橋(鼓)・早春賦・お江戸日本橋・さくらさくら)

濠に這ふ桜の枝の龍のごと  北舟
パノラマ写真(1600x770)539KB

Branches of cherry blossoms
spreading low along the moat look like dragons.

2000年7月31日開設

田安門東の牛ケ淵の桜

 

田安門東の牛ケ淵の桜(東京都千代田区) 2006.4.1

2008年の日記  

 

4
  3月

4月

5月

目次


 
2008年4月26日(土)雨
 
 
■■■       旅紀行ジャパン第100集 「釧路早春の旅」完成! ■■■
 
   4月26日(土)、今年第16作(通算第346作)の作品をアップした。

旅紀行ジャパン第100集「釧路早春の旅」

 
http://wadaphoto.jp/japan/kusiro1.htm
 
 この作品は、4月19日(土)・20日(日)の両日、北海道釧路市の友人の車で早春の釧路地方を旅したときのもので、3頁41枚の中編である。
        平成20年(2008)4月26日 作品:第15作  画像:(大37+小4)  頁数:3  ファイル数:96  ファイル容量:20.2MB
        平成12年(2000)〜平成20年(2008) 
作品数:346 頁数:1,235 ファイル数:34,074 ファイル容量:4,915MB

★☆★彡

早春の道東

  釧路の友人が運転する車で観光シーズン前の道東の早春の景色を切り取ってきた。真っ白な北海道と緑なす北海道の端境期に、茶褐色の北海道があった。釧路は霧が名物で、今回も春霞のような天候だったが、初めて霧のかからない摩周湖を見ることができで感激した。彩り豊かな光景ではないが、普段目にすることのない素顔の道東を記録できたことは、友人のお陰であり、心から感謝申し上げる。
 

丹頂鶴が生息する釧路湿原

丹頂鶴が生息する釧路湿原

拡大写真(1600x1200)399KB

 
   北海道の作品はこれで第6作となった。過去の北海道シリーズを振り返ってみると、最初の頃の写真は、稚拙で冷や汗ものである。漫画の「サザエさん」も後になるほど絵が上手くなっているが、私の作品も同じ経過を辿っている。8年目を迎え、「継続は力なり」を信条にコツコツと積み上げてきたお陰で、技術面での進歩のあとが見られるのはとても嬉しい。もっともデジカメの進化が全てかもしれないが・・・。(^^;  
 
早春の

摩周湖ましゅうこ

早春の摩周湖

パノラマ写真(2300x1000)603KB

 
    日本国内の作品集である「旅紀行ジャパン」がこの「釧路早春の旅」で遂に100集となった。純然たる「旅紀行ジャパン」は49集だが、「旅紀行日本の花」と「感動写真集」に掲載されている日本の旅の作品を加えると、丁度100集になる。  
 「旅紀行日本の祭り」は既に104集を数えて最も多いが、海外編である「特集!旅紀行」はまだ71集で、最も少ない。同志29人による「感動写真集」は98集を数えており、間もなく100集に到達する。Wa☆Daフォトギャラリーでは、裸祭りの作品がその他の作品に比べてアクセス数が10倍も多いため、ついついその方に力が入るが、今後は、作品数が最も少ない海外編に力を注いでゆきたい。 〈 完 〉 2008.4.26 和田義男
 

丹頂鶴の羽繕い 2/2

丹頂鶴の羽繕い 2/2

拡大写真(1600x1400)258KB

 

  2008年4月25日(金)晴  
 

■■■ 「満開の弘前城の夜桜」速報! ■■■ 

   平成20年(2008)4月23日(水)、東北新幹線とツアーバスを利用して、東北随一の桜の名所として知られる青森県弘前(ひろさき)市の弘前公園を取材した。みちのくの名城として知られる史跡・弘前城を中心に、ソメイヨシノなど約2,600本の桜が満開で、午後5時から7時半まで広い園内をくまなく歩き、ビュースポットを全て撮影することができた。
   今年は暖冬の影響で、弘前公園は平年より9日も早い4月21日(月)に満開となった。4月19日(土)からライトアップが始まったものの、予定を変更できないため、夜は午後5時で閉園となっていた。この日初めて午後9時まで開園されたので、タイミング良く満開の夜桜を鑑賞することができた。
 
弘前城の夜桜(弘前公園/青森県弘前市) 2008.4.23 18:25

弘前城の夜桜(弘前公園/青森県弘前市) 2008.4.23 18:25

パノラマ写真(2150X1000)543KB

  花篝弘前城の咲き揃ひ  北舟 

はなかがり ひろさきじょうの さきそろい

Lanterns at Hirosaki castle, the cherry blossoms at their best.

   弘前市が管理する弘前公園は、リンゴ産地のノウハウを生かし、古い枝を剪定して若い枝に切り替えているため、ボタン桜のように丸みを帯びた房のような花をつけており、これまでに見たこともない見事なソメイヨシノが咲き乱れている。慶長16年(1611)に建造された弘前城の天守閣や壕の周囲を埋め尽くす桜の光景は、日本屈指の桜の名所であり、とても感動した。後日、作品として発表する予定。乞うご期待!

 
2008年4月20日(日)曇
 
 
■■■       感動写真集第98集 「モロッコ感動の旅」完成! ■■■
 
   4月16日(水)、今年第14作(通算第345作)の作品をアップした。

感動写真集第98集/特集!旅紀行第71集  「モロッコ感動の旅」

 
http://wadaphoto.jp/kikou/moro1.htm
 
 この作品は、感動写真集の大御所・南光優さんの第16作で、今年2月11日(月)から20日(水)までの11日間、奥様と共にツアーに参加され、モロッコを旅されたときのもの。2007年2月19日発表の「冬海の水仙畑」以来、1年2ヵ月ぶりの待望の作品で10頁138枚の超大作となった。
  平成20年(2008)4月16日 作品:第14作  画像:(大113+小25)  頁数:10  ファイル数:286  ファイル容量:60.9MB
  平成12年(2000)〜平成20年(2008) 作品数:345 頁数:1,232 ファイル数:33,978 ファイル容量:4,895MB

★☆★彡

あとがき

 前々からモロッコは写真の題材として面白いのではということで興味を持っておりました。しかし、病後、直行便ではちょっと時間的に長く、体力面で心配がありましたが、この度、パリ経由で比較的ゆったりしたツアー(2月11日〜21日)がみつかり参加しました。パリの管制塔でストライキがあり、チョッと心配しましたが、それ以外問題なく、且つ好天に恵まれ、私達にとっては楽しい撮影旅行となりました。
 モロッコというと1942年のアメリカの映画ハンフリー・ボガート、イングリッド・バーグマン主演の「カサブランカ」があまりにも有名で、且つ旅行社のパンフレットのタイトルにも「哀愁のモロッコ旅情」と書かれていたので、なんとなくそのようなイメージでモロッコに臨んだ次第でしたが、最も強く印象に残ったのは広大な自然でした。紺碧の青空とダリを思わせる真っ白な雲、モロッコを二分する大アトラス山脈の両裾にどこまでも広がる原野(岩砂漠)、そしてサハラ砂漠でした。
 この広大な自然と街を実質8日間で旅行したことになりますが、撮影は自然に対してはまずまずでしたが、生活感のあるようなものをじっくり撮ることは出来ませんでした。なかでも旧市街のシーク(市場)でのターバンを巻いた彫りの深い老人の哲学的な表情は魅力的でしたが、気づかれると100%即座に拒否され、なかなかシャッターを押すことが出来ず残念でした。
 初めてラグダにも乗りましたが、ラクダが歩くときの上下の動きが激しく、チッとも楽でなく、落とされそうで写真を撮るのも大変でした。
  最終日カサブランカで映画カサブランカの雰囲気を模したレストランで映画の主題曲が弾かれる中、ラッキーにも家内が誕生日のお祝いをして戴き、帰りにオーナーのマダムと一緒に写真を撮らして貰い、思い出深いシーンになりました。デジカメしかなく、咄嗟のことできれいに撮れませんでしたが、モノクロにしたら哀愁のモロッコ旅情的写真になりました。 2008.4.16 南光 優
 

【編集子が選ぶ名作】

クサルの男

クサルの男

拡大写真(1600x1067)325KB

 
 
君の瞳に乾杯!
 
   このほど、感動写真集の大御所・南光優さんの第16作「モロッコ感動の旅」が完成した。2007年2月19日発表の「冬海の水仙畑」以来、約1年2ヵ月ぶりの作品で、10頁138枚の超大作となった。  
   モロッコの作品が加わったことで、Wa☆Daフォトギャラリーは32ヵ国をカバーすることになった。さすがに南光作品は素晴らしく、名作が沢山あるので外すに忍びなく、あれもこれもと夢中で編集しているうちに、感動の超大作となった。  
   南光さんも「あとがき」に書かれているように、イスラム文化も素晴らしいが、何より雄大なサハラ砂漠の景観に感動する。この「モロッコ感動の旅」は、モロッコのほぼ全てを網羅する定番の作品として、多くの読者を魅了し続けることになるだろう。  
 

【編集子が選ぶ名作】

夕日のキャラバン

夕日のキャラバン

拡大写真(2200x1450)399KB

 
   最後のカサブランカの夜は、南光さんの発案による白黒写真で構成した。永遠の名作として我々の心に残る映画「カサブランカ」と重ねあわせることで雰囲気を盛り上げ、主題曲もアメリカから internet で調達することができ、奥様の誕生祝いに花を添えさせて頂いた。  
 南光さんもすっかりお元気になられたので、これからもWa☆Daフォトギャラリーでさらに素晴らしい南光ワールドを築いて頂きたい。今夜は久々の南光作品の完成と、奥様の Happy Birthday のお祝いにレミーマルタンで ・・・ 君の瞳に乾杯!
                                                     〈 完 〉 2008.4.16  21:00 和田義男

 
2008年4月5日(土)晴
 
 
■■■ 「いやおひ第30号」に「還暦記念の赤褌水浴(完結編)」掲載! ■■■
 
   本日、東京都中央区湊一丁目に鎮座する鐵砲洲稲荷神社の石川辰夫・弥生会幹事長から平成20年4月1日発行の広報誌「いやおひ第30号」が送られてきた。その第4面に「還暦記念の赤褌水浴(完結編)」が掲載されていた。去る2月24日に弥生会から原稿の依頼があったもので、「デジタル写真家 弥生会会友 和田義男」と紹介されていた。  
   同誌には、1年前に「還暦記念の赤褌水浴」という随筆を寄稿し、2008年の第53回鐵砲洲稲荷神社寒中水浴大会に還暦記念の赤褌水浴をすることを予告しており、一年後に実現したものである。大変厳しい寒中水浴だったが、何とか無事にやり遂げることができ、その辺の顛末を完結編として書かせて頂いたものである。  
   この完結編の結語として、今後も寒中水浴を継続することを予告した。気力体力が続く限り、来年以降の新年は、鐵砲洲稲荷神社に詣で、真新しい白褌(びゃっこん)を締めて神前での寒中水浴からスタートする覚悟である。  
 

「還暦記念の赤褌水浴(完結編)」が掲載された「いやおひ30号」 2008.4.1

「還暦記念の赤褌水浴(完結編)」が掲載された「いやおひ30号」 2008.4.1

拡大写真(1111x1580)420KB

 
 
還暦記念 赤褌あかふん 水浴(完結編)
 
   弥生会の石川幹事長の爽やかな弁舌に乗せられ、平成19年4月1日発行の「いやおひ第26号」に「還暦記念の赤褌水浴」と題して、寒中水浴を決意した駄文を掲載して頂いたが、このたび、無謀にも褌一丁になり、8年目にしてはじめて撮る側から撮られる側に身を置いた。参拝客の視線を一身に感じたが、裸になっても恥ずかしさを感じなかったのは、喜ぶべきか、悲しむべきか分からないが、還暦という人生を一回りしてしまった年のせいなのは間違いない。

 第53回寒中水浴大会の公式水浴の後、中川宮司のご高配により、今年満60歳の厄年を迎えた平野五雄さんと三木芳樹さんと共に白褌を赤褌に締め替えて還暦記念水浴を行った。二度目の水浴は初回にも増して辛かったが、介添役の長谷川昇司・石川辰夫両氏始め約20人が一緒に水浴して還暦を祝って頂いたおかげで、何とか無事に成就することができた。
 褌は着物と同じで、痩せた人だと貧相に見えるが、少し肥満気味なのが幸いして、初心者にも係わらず、サマになった禊ができたものと居直っている。しかし、ベテランは寒いのをおくびにも出さず、泰然自若として寒中水浴を楽しんでいるふうだったが、初心者の私にはその余裕が無く、星さんに写して頂いた写真を見ると、いかにも辛そうで情けない表情である。次回はこの経験を生かして、長谷川さんのように笑顔で水浴といきたいものである。
 
 水槽を出ると足に感覚が無く、突っ張ってしまって思うように歩けなかったが、裸でいても皮膚がチクチクする程度で、辛さは和らいだ。入船湯で暖を取ったが、浴槽の湯は熱すぎでとても入れず、温(ぬる)めのシャワーを交代で使いながら身体を慣らして最後に湯に浸かった。冬になると野生の猿が温泉に浸かりに来るが、極楽とはこのことだと思った。

 しかし、事後は全身に渇が入ったように爽快で活力が湧き、体調が頗る良く、今年は一度も風邪を引かずに元気で冬を乗り切ることができた。年に一度くらいは死ぬ思い?をするのも悪くないと思うので、これかも毎年挑戦してみたいと思っている。来年は、是非、青柳会長とご一緒したいので、どうか宜しくお願いします。(完)
 
 

赤褌寒中水浴

赤褌寒中水浴

 
 

還暦記念水浴を果たした3人(左から三木芳樹さん・筆者・平野五雄さん)

還暦記念水浴を果たした3人(左から三木芳樹さん・筆者・平野五雄さん)

 
 

 
 

「還暦記念の赤褌水浴」が掲載された「いやおひ26号」 2007.4.1

「還暦記念の赤褌水浴」が掲載された「いやおひ26号」 2007.4.1

拡大写真(980x1400)312KB

 
 
還暦記念 赤褌あかふん 水浴 
 
   今年も晴天に恵まれ、木漏れ日の下で、江戸下町に残る半世紀以上も続く寒禊(かんみそぎ)の一部始終を激写し、Wa☆Daフォトギャラリーに「鐵砲洲寒中水浴'07」として、発表することができ、さい先の良いスタートを切ることができた。
 何よりも嬉しかったことは、私のような部外者を仲間として受け入れて頂いたことである。弥生会の直会のあと、浦安の三木さんと浅草の志村さんとともに石川邸の二次会に招かれ、美しいお母様の手料理と愛犬バロンのスキンシップのもてなしを受けた。

 また、戦後、鐵砲洲稲荷神社が再建されたときの貴重なビデオテープを拝見しながら青柳会長ら幹部の皆さんと歓談させていただき、楽しいひとときを過ごさせていただいた。誰彼の区別なく受け入れてくれる包容力は、さすが気っ風の良さで知られる江戸っ子だと思った。

 再三にわたり、石川幹事長や三木さんから寒中水浴を誘われてきたが、撮影を理由に断ってきた。しかし、今年三月六日に還暦を迎えるので、人生の大きな区切りを記念する意味で、来年の寒中水浴大会には同い年の三木さんとともに赤褌で参加することにした。青柳会長ともご一緒できれば幸甚である。

 私は「ふんどし談義」という作品を通じて、日本男児のアイデンティティ(日本人らしさ)は、裸褌(はだかふんどし)文化にあることを繰り返し述べてきたが、一年先とはいえ、公衆の面前で身をもってその姿を披露するとは思ってもみなかった。

 しかし、江戸っ子の開かれた文化の中に溶け込むことができた今、私もどっぷりと浸かってみたいと思った。インターネットでいえば、ROM(ロム Read Only Memory :読むだけのメモリー→読むだけの人、傍観者)からRAM(ラム Random Access Memory :読み書きできるメモリー→参加型の人)に変わろうとしている。

 趣味で始めたホームページを通じて人の輪が広がり、その影響を受けて変革してゆく自分がいる。これもインターネット文化のお陰で、団塊の世代の一つの生き方であるかも知れない。来年を愉しみに、今から身体を鍛えておこう。
 

 
2008年4月4日(金)晴
 
 
■■■       感動写真集第97集/特集!旅紀行第70集 「タージ・マハル探訪記」完成! ■■■
 
   昨日、今年第13作(通算第344作)の作品をアップした。

感動写真集第97集/特集!旅紀行第70集  「タージ・マハル探訪記」

 
http://wadaphoto.jp//kikou/taji1.htm
 
 この作品は、感動写真集「インド通信」でお馴染みの丹下誠司さんの第9作で、インド・アグラにある世界遺産「タージ・マハル」を一人旅で訪問し、撮影したもの。
   平成19年(2008)4月4日 作品:第13作  画像:(大26+小8)  頁数:2  ファイル数:66  ファイル容量:14.6MB
   平成12年(2000)〜平成19年(2007) 
作品数:344 頁数:1,221 ファイル数:33,611 ファイル容量:4,815MB

★☆★彡

あとがき

 この翌月、日本に帰国しましたので、思い出深いタージ・マハル日帰り旅行となりました。人間の記憶とは不思議なもので、画像から湧き出るイメージが、視覚面だけでなく、聴覚、嗅覚、味覚、触覚へと広がり、脳味噌にしっかりと残っているものです。2回もタージ・マハルを訪れたせいで、もうインドに仕事で戻れることはないかもしれませんが、また、新しい海外工事に挑めとばかりに、最近ケツがむずむずして来ているのも事実です。アグラに眠るムムターズ・マハルが呼んでいるのかも・・・・。 2008.4.4 丹下誠司
 

【編集子が選ぶ名作】

「タージ・マハル」正面の景観

「タージ・マハル」正面の景観

拡大写真(2200x1450)398KB

 
 
タージ・マハルの決定版!
 
   久々の丹下作品が完成した。この「タージ・マハル探訪記」は絶好の晴天に恵まれ、高精細の美しい写真と丹下節による紀行文で、日本に居ながらにしてインドが誇る世界遺産の醍醐味を味わうことが出来る至宝の作品であり、タージ・マハルの決定版である。「タージ・マハル」は、誰でも知っている世界遺産であるが、これほど巨大で美しいフォルムと白大理石の繊細な芸術品だったとは思いもよらず、とても感動した。  
 

【編集子が選ぶ名作】

タージ・マハルの美女

タージ・マハルの美女

拡大写真(1800x1000)300KB

 
   丹下さんにお聞きすると、制作期間は 2007.9.24 〜 2008.2.10 とのことで、激務の間を縫って文献を丹念に調べ、休日返上で書き上げた正確で明快な解説は、大変な労力がかかっている。和田フォトでは、すべて解説は「である調」で統一しているが、丹下作品だけは「ですます調」の丹下節で、原稿は無修正である。  
 丹下作品は9作目を数え、これまでに、インド通信の29頁404枚をはじめ、総計59頁689枚という大量の画像を発表している。質量ともにインドに関する世界一の写真資料であると評価しても過言ではないと思う。
 素晴らしい作品をお寄せ頂いた丹下さんには心よりお礼申し上げたい。待望の第10作も既に準備中とのことなので、さらなる名作の登場を鶴首している。丹下さん、有り難う!  監修 和田義男

 
2008年4月2日(水)晴
 
 
■■■       旅紀行ジャパン第99集/旅紀行日本の花第30集 「東京桜めぐり'08」完成! ■■■
 
   昨日、今年第12作(通算第343作)の作品をアップした。

旅紀行ジャパン第99集/旅紀行日本の花第30集 「東京桜めぐり'08」
 
http://wadaphoto.jp/sakura/sakurameguri1.htm

 
 この作品は、唯一の観桜日和に恵まれた3月29日(土)に電車を乗り継いで都内の桜めぐりをしたときのもので、2頁27枚の短編である。
    平成19年(2008)4月1日 作品:第12作  画像:(大24+小3)  頁数:2  ファイル数:60  ファイル容量:16MB
    平成12年(2000)〜平成19年(2007) 
作品数:343 頁数:1,219 ファイル数:33,481 ファイル容量:4,800MB

★☆★彡

日本人の心に生きる桜花

 毎年桜のシーズンが来ると、今年は何処に行こうかとソワソワする。29日の土曜日は、東京では今シーズン唯一の花見の日となり、4ヵ所ほど予定を立てて出掛けたが、午後から曇り始め、夜桜は寒くて中止した。日曜日も曇空で寒く、取材を断念した。
 
ボート池を覆うパノラマ桜の景観

ボート池を覆うパノラマ桜の景観

パノラマ写真(2400x900)488KB
 
   そのため、短編になってしまったが、最強の二刀流による撮影と渾身の編集で、必ずや満足頂いたものと思う。日本人の心に生きる桜花は、日本の美しい風景に溶け込み、場所の如何を問わず、心を打つものがある。  
 
満開の桜で埋まる井の頭池

満開の桜で埋まる井の頭池

拡大写真(1600x1200)555KB
 
   花のファンの方には申し訳ない。2007年7月8日に「箱根の紫陽花」を発表して以来、今日まで花の作品がないことをお詫びしたい。(^^; 筆者の興味が低いわけではないが、最近の傾向は、日本一の人気を誇る裸祭りや海外の作品に力を注ぎ、花シリーズなど国内の作品が少なかったことを反省している。  
 
車椅子のお婆さん/法明寺

車椅子のお婆さん/法明寺

拡大写真(1500x1125)596KB
 
   4月末に一泊二日の予定で、弘前城など東北を巡る観桜の旅を予定している。東北地方も東京と同じように、例年より1週間ほど開花が早まるという予報なので、既に散ってしまった桜を見ることになるかも知れないが、天候と満開を神に祈りながら、旅行を心待ちにしている。是非ご期待頂きたい!   2008.4.1  和田義男  

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