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2011年6月29日改訂

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♪ 早春賦メドレー

パノラマ写真(2000X1830)1.69MB

大藤の六百畳もありといふ   北舟

2000年7月16日開設

Huge wisteria blossoms,
they say over 1,000 square meters.

大空に広がる大藤

足利・大藤まつり

大空に広がる大藤/ あしかがフラワーパーク( 栃木県足利市)

2011年の日記   6月
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5月

6月 7月

「徒然日記」目次


 
2011年6月30日(月)曇
 
 

■■■ 俳句「海の風景」1,500句達成! ■■■ 

 
  ▼ 2011年6月30日(木)夜、日本の裸祭り第137集「玉前神社夏越禊’11」をアップして5句を俳句「海の風景」に追加し、「清けしや九十九里の浜の夏禊」の句で遂に1500句となった2000年7月16日の第1句「枇杷の木を揺すりゐし子ら玉の汗」から数えて足かけ12年、実質約11年かかって達成した。1000句から1500句までは、29ヶ月しか掛かっていない。「継続は力なり」を信条にコツコツと積み上げてきたが、矢張り感無量である。当面の目標は2000句だが、このペースで行けば、あと2〜3年で実現できる。ゴールは夢物語ではなくなってきたのが嬉しい。  
 

1500句目の俳句

1500句目の俳句
 

 
2011年6月29日(水)晴
 
   
   昨日、本年第21集/通算第470集となる作品をアップした。

               日本の裸祭り第137集 「玉前神社夏越禊’11」    撮影・制作:和田義男

 この作品は、去る6月19日(日)、千葉県長生郡一宮町の九十九里浜釣ヶ崎海岸で行われた第2回夏越の禊(四回目の浜垢離)を密着取材したものである。5頁103枚の長編となった。お時間のあるときに、ごゆるりとご覧下いただきたい。
 
 

和田義男

   
 
撮 影


2011年6月19日


OLYMPUS E-5 E-30 
 
 
9-18mm
12-60mm 70-300mm


1230万画素 1,380枚 2,996MB
 
 

 昨年同様直会のホストは栗原崇次(くりはら・たかつぐ)宮司が自ら担当され、酒食を共にしながら最後まで歓談させて頂いた。
 今回も宮司には、和田グループ 四期27人(水浴者24人)の名簿と共に、過去三回の禊を納めたスライドショーCDと鐵砲洲寒中水浴のCDを進呈し、喜んでいただいた。現地開会式での挨拶の写真で、宮司の懐に納められた封筒は、私が進呈したものである。
 これを嚆矢として、鐵砲洲稲荷神社弥生会と玉前神社関係者との交流が活発になることだろう。日本の伝統文化を愛する人々の輪が着実に広がってゆくことに、喜びを禁じ得ない。

和田グループのこと

 平成22年(2010)1月24日(日)の大寒禊からはじまった九十九里浜における玉前神社の浜垢離は今回で4度目を迎え、すっかり定着した観がある。最初はたった3人で発足した和田グループは、毎回増加し、今年1月23日(日)の大寒禊(3度目の浜垢離)では、早くも 申込者22人 参加者20人 水浴者18人(初心者9人)となったそして今回は、申込者30人 参加者27人 水浴者24人(初心者13人) となり、禊を行った45人の過半数を占めた。
 参加者の内訳は「茨城2 埼玉2 東京13 千葉1 神奈川3 静岡1 愛知1」などとなっており地元千葉が浦安市から参加された三木芳樹さん一人というのは少々寂しい気がする。前日に千葉入りされた愛知県岡崎市の大桑英雄さん(3回目)と静岡市の池端光春さん(2回目)は、遠路はるばる参加頂き、大変有り難い。
 今回から和田グループは、冬・夏を区別せず、最初から通しで番号を付けることにした。そのため、今回の参加者は第4期となる。これからも、気力・体力の続く限り、和田グループを編成し、全国から多くの方々がこの厳粛で美しい太平洋の禊に気軽に参加できるよう、微力を尽くしたい。

日本の裸祭り第137集 「玉前神社夏越禊’11」

撮影・制作 : 和田義男

   平成23年(2011)6月28日 作品:第21作  画像:(大89+小14) 頁数:5 ファイル数:205 ファイル容量:51.4MB
   平成12年(2000)〜平成23年(2011) 作品数:470 頁数:1,819 ファイル数:66,895 ファイル容量:10,532MB
 
 
   九十九里浜千里の波や夏禊  北舟 

つくもはま せんりのなみや なつみそぎ

Summer ablution, waves from thousands distance at Tsukumo beach.

 
 

編集子の選ぶ傑作

次々と寄せ来る波

次々と寄せ来る波

拡大写真(2150x1500)451KB
 
 

栗原宮司の和歌

今年の夏越の禊に際し栗原崇次(くりはら・たかつぐ)宮司が和歌二首を詠まれたのでこの作品に紹介させていただくため、直会の席でメモを頂いたが、律儀な宮司は、メモでは申し訳ないと中座され、短冊に直筆で和歌をしたため、光栄にもプレゼントしていただいた(写真下左)。
 向かって右の句が釣ヶ崎海岸の開会式での挨拶で紹介されたもの。左側が参集殿で紹介されたものである。「江安」は栗原宮司の雅号で、落款印も押して頂いたので、撮影して画像に取り込み、私の写真の上に重ね合わせて、写真和歌に謹製し、この作品の中で紹介させて頂いた。
 二首の和歌は、いずれも九十九里浜の禊に込められた栗原宮司の深い思いが詠み込められた傑作であり、私の宝物となった。
  和田義男
 
 

栗原宮司直筆の和歌二首

玉前神社から郵送された御礼状

栗原宮司直筆の和歌二首 玉前神社から郵送された御礼状

拡大写真(850x2000)174KB

拡大写真(1090x1600)151KB

 
 

宮司の熱き思い

▲ 夏越の禊が終わって間もなく、玉前神社から礼状が郵送されてきた(写真上右)。日付は、禊の翌日になっている。これほど、完璧に対応していただいたのは、初めてのことであり、栗原宮司の熱き思いが文面に表れていて、感動した。
 直会でお聞きしたところによると、九十九里浜釣ヶ崎海岸の石鳥居に日の出の太陽が重なるときに、海中で御来光を拝む禊を企画中であるという。 この神事は前日に宿泊しなければならないので、今、格安の宿を提供してもらえないか、検討中とのこと。栗原宮司のアイデアはとどまるところを知らない。日の出の禊が企画されれば真っ先に参加して、激写したい。今から楽しみである。 〈 完 〉 2011.06.28 監修 和田義男                                                 
 
 
栗原宮司の和歌 1/2 (写真短歌)

栗原宮司の和歌 1/2 (写真短歌)

パノラマ写真(2900x1500)685KB
 
 
栗原宮司の和歌 2/2 (写真短歌)

栗原宮司の和歌 2/2 (写真短歌)

拡大写真(2400x1600)617KB
 

 
2011年6月19日(日)曇
 
 
■■■     感動写真集〈 第163集 〉「豊川手筒まつり」 完成! ■■■
 
   昨日、本年第20集/通算第469集となる作品をアップした。

           感動写真集第163集 「豊川手筒まつり」    撮影・原作:宮嶋 茂  監修:和田義男

 この作品は、感動写真集同人・宮嶋 茂さんの第9作で、平成20年(2008)8月24日(日)、愛知県豊川市で開催された「豊川手筒まつり」を取材したものである。2頁29枚の短編である。お時間のあるときに、ごゆるりとご覧いただきたい。
 
 

 
 
撮影 ・ 原作 : 
 

宮嶋 茂みやじましげる

 

住居: 愛知県豊川市

趣味: 音楽鑑賞、寺めぐり
スポーツ: スイミング、サイクリング

 私は1946年生まれの61歳です。出身は愛知県で、現在タイ滞在は6年になりますが、この撮影を最後に帰国しました。

  毎年夏の終わりの頃に、市のグランドを会場に「豊川手筒まつり」として手筒花火の打ちあげが行われます。
 私の住む三河や隣の遠州地方で盛んにこの花火が打ちあげられます。孟宗竹の太いのを切り出し節を抜き麻布や藁縄を幾重にも巻き、その中へ火薬を詰めて打ちあげます。これらはすべて自分たちで行います。
 私が子供の頃には、私の町内でもこの花火の伝統が伝わっていまして、先輩の指導を受けながら作ってあげていましたが火薬詰めの作業の時に指を飛ばす爆発事故が起きて、以後危険ということで中止となり、私の町内からはこの伝統が失われてしまいました。しかし今も市内の一部にその伝統が伝わっています。
 まず始めは、筒を横にして地面に置きます。次ぎに花火のような道火を使って手筒花火に点火します。そしてある程度炎が上がったところで、それを垂直に抱きかかえてあげます。
 炎の出ている時間は数十秒ですが、立ち上がる炎はなかなかの見ものです。最後は「はね」と呼ばれ、ドン!という音と共に手筒の底が抜けます。この時爆発の勢いが炎と共に地面にぶち当たりますので、手筒を抱えた人は、それを足に受けないような姿勢でいないと危険です。またこの時の音が大きいほど良いとされており、紙を丸めて詰めたりして工夫をします。
 今もそうですが三河の男はこの手筒花火を打ちあげて初めて男だというようなところがありまして私も子供の頃に小さな手筒花火をあげた時には勇気がいったことを覚えています。

★☆★彡

感動写真集第163集/日本の祭り第167集  「豊川手筒まつり」

撮影・原作:宮嶋茂    監修: 和田義男

   平成23年(2011)6月18日 作品:第20作  画像:(大26+小3) 頁数:2 ファイル数:85 ファイル容量:12.6MB
   平成12年(2000)〜平成23年(2011) 作品数:469 頁数:1,814 ファイル数:66,685 ファイル容量:10,532MB
 
 
  花火師の手筒を抱へ仁王立  北舟 

はなびしの てづつをかかえ におうだち

Pyrotechnists standing firm, holding  a fire-cylinder in the arm.

 
 

編集子の選ぶ傑作

手筒を抱える花火師たち

手筒を抱える花火師たち

拡大写真(2150x1600)437KB

 
 
手筒花火は男のアドベンチャー浪漫
 鬱陶しい梅雨空の下で蒸し暑い日々が続くなか本日感動写真集同人宮嶋茂さんの第9作「豊川手筒まつり」が完成した。宮嶋さんは、平成19年(2007)春、タイから帰国され、現在豊川市に住んでおられる。
 
 この作品は、帰国の翌年、地元で開催された手筒まつりを撮影され、CDにコピーしてお送りいただいていたもので、発表が本日になってしまい、大変申し訳なく思っている。
 宮嶋さんの帰国後第1作は、豊川市の夜空を焦がすロマンと感動のページェント(野外劇)で、8万人の観衆をうならせただけあり、この作品からも花火師たちのクールで男らしいパフォーマンスが彷彿としており、素晴らしい作品に仕上がった。

 「豊川手筒まつり」は、2頁29枚の短編だが、BGMには、2頁とも全国から選りすぐった太鼓演奏を流している。勇壮な手筒花火には豪快な太鼓の音がよく似合う「豊川太鼓」「豊川手筒太鼓」などと銘打って花火の打ち上げに合わせて演奏する企画は如何だろうか。更に盛り上がることは間違いない。
 手筒花火は、20年ほど前に豊川市の町興しの一環として始まった比較的新しい夏祭である。新しいとはいえ、江戸時代から各地に分散して伝わっていた伝統の手筒花火を統合し、一つのイベントとして復活させたもので、賞賛すべき企画であった。
 廃れかけていた伝統文化が鮮やかに蘇り三河っ子の自慢の一つになった。18万人の街で8万人もの観衆が集まるビッグ・イベントとなったことは、感動的であり、家康公も草葉の陰で喜んでおられることだろう。これからも、夏の夜の アドベンチャー浪漫 として、更に発展することを祈念したい。 〈 完 〉 2011.06.18 監修 和田義男                                                 
 

 
2011年6月15日(水)曇
 
   
   昨日、本年第19集/通算第468集となる作品をアップした。

    感動写真集第162集/日本の裸祭り第136集 「盛岡舟っこ流し'10」    撮影・原作:曽根由香  監修:和田義男

 この作品は、41人目の感動写真集同人・曽根由香さんの第6作で、平成22年8月22日(日)、岩手県盛岡市の盆の送り火行事として知られる北上川の「舟っこ流し」に参加した仙北二丁目自治会を取材したものである。1頁8枚の超短編となった。お時間のあるときに、ごゆるりとご覧いただきたい。
 
 
駒形流舟会の

流舟ながしぶね

  17:44

駒形流舟会の流舟 17:44

拡大写真(2400x1600)850KB

 
 
 
曽根由香  そねゆか 
住居:埼玉県さいたま市(旧 大宮市)
趣味:写真撮影、MyCarスプリンターの 車内で生活する事
特技:何処でも寝れる事、運転免許第一種は制覇(第二種は普通二種と大型二種
    のみ取得)
 
 

★☆★彡

 
 

感動写真集第162集/日本の裸祭り第136集  「盛岡舟っこ流し'10」

 
 

撮影・原作: 曽根由香  監修 : 和田義男

 
   平成23年(2011)6月14日 作品:第19作  画像:(大7+小0) 頁数:1 ファイル数:19 ファイル容量:5.5MB
 平成12年(2000)〜平成23年(2011) 作品数:468 頁数:1,812 ファイル数:66,600 ファイル容量:10,519MB
 
 
 
 
  竜頭舟赤褌どもが夏川原  北舟 

りゅうずぶね あかふんどもが なつがわら

A summer boat with a dragon-head, Guys of red loincloth at the river shore.

 
 

【編集子が選ぶ名作】

北上川きたかみがわ

に入水する

流舟ながしぶね

  2010.8.22 16:42

北上川に入水する流舟 2010.8.22 16:42

拡大写真(2450x1600)731KB

 
 

赤褌あかふん

万歳!
 梅雨で蒸し暑い日々が続いているが、夏祭りの中止を受けて空いた時間をフルに活用し、取りこぼしていた作品の編集が進んでいる。本日、41人目の感動写真集同人となられた曽根由香さんの第6作「盛岡舟っこ流し'10」が完成した。
 
 今回の作品は裸祭りシリーズの中では珍しく1頁8枚という短編である。最近の作品は中長編が主体なので、作品として発表できるものか迷ったが、あえて発表することとした。
 短いものでもキラリと光るものがあれば、きっと読者は満足して下さるに違いないと思ったからである。曽根さんの天性の感性とカメラワークは素晴らしく、また、これまでにない巨大なサイズでアップしたので、短くとも必ずや満足して頂けるものと確信している。

 団塊の世代の筆者でも小学低学年のころは、まだ水褌姿がみられ、筆者は黒猫褌(高知では「いどくい」)かフリチンで泳いでいた赤褌は格好良く大きくなったら締めてみたいという憧れを抱いたものである。東京では裸褌祭が希少価値を持つような事態になってしまったが、地方では堂々と息づいている。どうか、盛岡の男たちも赤褌文化を絶やすことなく、続けていってほしい。「赤褌」万歳! 〈 完 〉 2011.06.14 監修 和田義男                                                 
 
 
  紅蓮の火赤褌どもが送舟  北舟 

ぐれんのひ あかふんどもが おくりぶね

The burning flames like a red lotus, the ancestor-sending boat by naked guys of red loincloth.

 
 

【編集子が選ぶ名作】

紅蓮の炎を上げて燃える送舟 16:48

紅蓮の炎を上げて燃える送舟 16:48 / 北上川

拡大写真(2250x1600)678KB

 

 
2011年6月13日(月)雨
 
 
■■■ 俳句「海の風景」累計アクセス160000達成! ■■■
 
  ▼ 本日、午後3時前に俳句「海の風景」を開いたところ、累計アクセス件数が「1600000」と、16の後に0が5つ並んでいた。毎日、7000〜10000件のアクセスをもらっているWa☆Daフォトギャラリーだが、英訳写真俳句のアクセスは、必ずしも活発とはいえず、一日30〜60件くらいである。それでも「塵も積もれば山となる」のたとえどおり、16万件を超えたのは嬉しい。  
 
16万アクセスを達成した俳句「海の風景」

16万アクセスを達成した俳句「海の風景」

 
   「英訳写真俳句」をinternetで発信しているのは、筆者だけである。2000年7月16日以来、累計1500句となり、「継続は力なり」を実感する。写真の片手間に発句するというスタンのため、駄作・凡作が多いが、そのうち何かが見えてくるに違いない。なにせ、芭蕉の時代と違って、吟行は、世界の旅であり、地球規模なのである。「各頁にかならず1句を詠む」というのはきついルールであるが、これからも手抜きせず、続けてゆきたい。応援を賜れば幸甚である。  

 
2011年6月12日(日)雨
 
 
■■■ 楽天・amazon アフィリエート広告を導入! ■■■
 
  ▼ このほど、Wa☆Daフォトギャラリーの主要頁に、楽天ICHIBAとamazonの二大internet通販店のアフィリエート広告のバナー(横幕)を掲載した。これまで、JTBなどの旅行・宿泊関連サイトだけの広告だったが、この二大通販店を利用することにより、あらゆる品物が検索でき、実際の店舗から購入するのに比べて20〜80%の値段で配送されてくるので、利用して頂きたい。Wa☆Daフォトギャラリーから入って頂ければ、当方に手数料が入るので、サイトの管理運営や取材の補助として使わせて頂きたい。  
 
楽天のアフィリエート広告
 
 
 
アマゾンのアフィリエート広告
 
   楽天の特定商品やアマゾンの商品は、送料が無料となるので、電車賃を払って店に往復する手間が省け、少額の商品にも送料がかからなければ、気軽に購入できる。アマゾンは、新品の本だけでなく、古本も扱っており、また、本以外の商品にも手を広げつつある。  
    最近の傾向として、両店ともバナーから来店しただけでは謝礼はなく、商品が購入され、代金が支払われた時点で、紹介料が発生する仕組みになっている。楽天のシステムは、商品の購入額に応じたポイントが私のカードに与えられる。アマゾンは、紹介料が5000円貯まる毎に現金が指定口座に入金される。各店ともポータル(入口)サイトを数多く増やすことで、売り上げにつなげようというコンセプトであり、手間いらずで店が増やせるという知能的な方法である。今後、internetビジネスの主流となってゆくと思われる。  

 
2011年6月11日(土)雨
 
 
■■■     感動写真集〈 第161集 〉「ロシア初夏の旅」 完成! ■■■
 
   昨日、本年第18集/通算第468集となる作品をアップした。

   感動写真集〈 第161集 〉・特集!旅紀行〈 第104集 〉「ロシア初夏の旅」  http://wadaphoto.jp/kikou/rosia01.htm

                                                      撮影・原作:松井公代  監修:和田義男

 この作品は、感動写真集同人・松井公代さんの第8作で、平成18年(2006)6月23日(金)から7月2日(日)までの10日間、ルックJTB心ゆく旅「黄金の環・ロシア世界遺産の古都とモスクワ・サンクトペテルブルク10日間」の旅に参加され
たときの記録である。8頁179枚の感動巨編となった。どうかお時間のあるときに、ごゆるりとご覧頂きたい。
 
 

【編集子が選ぶ名作】

リザパラジェーニヤ教会の美しいクーポル(クレムリン)

リザパラジェーニヤ教会の美しいクーポル(クレムリン)

拡大写真(1400x1260)266KB

 
 
  夏空やクレムリンの葱坊主 北舟 

なつぞらや くれむりんの ねぎぼうず

The summer sky, onion heads of Kremlin.

 
 

クスコの松井公代

拡大写真(1400x1200)338KB
 
 
撮影 ・ 原作 : 
 

松井公代まつい きみよ

 
住居:愛知県刈谷市

現在の楽しみ:旅行・60の手習いで始めたパソコン・
         お友達とのちょっと贅沢なランチ

あとがき

 和田様が取材予定されていた夏祭りが中止となり、楽しみになされていたお祭りファンの方々は、がっかりされていることと思います。
 
 取り上げていただいた“ロシア旅行”は2006年6月に参りましたので、些か 記憶もうすれてきましたが、絢爛豪華なエカテリーナ宮殿や水の宮殿ピョートル大帝の夏の離宮、エルミタージュ美術館などなど、ロシア ロマノフ王朝の栄華の都サンクトペテルブルグは感動でした。
 
 白夜の季節でしたので、夜遅くまでネフスキー大通りは人であふれ、若いお嬢さんたちは美人ぞろいで、、、楽しい街歩きでした。
 
 すぐあと7月初め サンクトペテルブルグで開催されるサミットに備えて、空港には銃を持った兵隊さんがいっぱいで、びっくりしたことを思い出しました。(日本からは小泉首相が出席されました。)
 
 その後5年間、日本は総理大臣が次々変わり、大震災に見まわれ、先の見えない不安な状態に覆われていますが、早く 苦難の中にも明るさが感じられるようになってほしいものと 願うばかりです。 2011.6.10

★☆★彡

感動写真集 第161集 / 特集!旅紀行 第104集 「ロシア初夏の旅」

撮影・原作: 松井公代    監修: 和田義男

  平成23年(2011)6月10日 作品:第18作  画像:(大139+小40) 頁数:8 ファイル数:416 ファイル容量:132.5MB
  平成12年(2000)〜平成23年(2011) 作品数:467 頁数:1,811 ファイル数:66,480 ファイル容量:10,504MB
 
 
  夏の空パステルブルーの御殿かな 北舟 

なつのそら ぱすてるぶるーの ごてんかな

The palace of pastel blue, under the summer sky.

 
 

【編集子が選ぶ名作】

エカテリーナ宮殿と庭園/サンクトペテルブルク

エカテリーナ宮殿と庭園

拡大写真(2000x1200)493KB

 
 
初夏の美しい 「ロシア」に乾杯!
 
 本日感動写真集同人の松井公代さんの第8作となる「ロシア初夏の旅」が完成した。今回はロシアの誇る世界文化遺産を巡る贅沢な旅で編集にも熱が入り松井さんの名ショットのお陰で、8頁179枚という感動巨編となりロシアの旅の決定版といえる作品に仕上がったと自負している。
 ロシアといえば、ソルジェニーツィンの「収容所群島」のように、ソ連邦時代の寒くて暗い国というイメージを持つ人が多いと思うが、実際に行ってみると、カラフルなクーポルで美しく彩られた聖堂やパステルカラーの美しい建物が沢山あり街行く人々の表情も明るく豊かな感性と文化に溢れた明るい国であることがわかる。
 また、世界遺産を見ようとすると、どうしても寺院や宮殿など、建物ばかりになって、うんざりして
和田義男
くるが、街角でロシア美人のカチューシャや子供たちの姿を切り取ってくることを忘れない松井さんのお陰で、話題の豊富で、多彩な作品にになったのが嬉しい。
  ロシアという大国を扱う大きなテーマのため、波乱に富んだ歴史と音楽やバレーなどの素晴らしい芸術に出会うたびに解説を加えるという作業を余儀なくされたため、「解説は2〜3行」という方針では、説明仕切れなくなり、長くなってしまったところもあるので、興味のない方は読み飛ばして頂きたい。
 この作品の全文をじっくり読んで高精細画像の隅々までゆっくりと鑑賞するなら、何時間もかかるだろう。時間がたっぷりあるときに、ごゆるりとご覧頂ければ有り難い。飽きが来ないよう、解説には万全を期したので、半月に及ぶ編集作業が必要だった。途中からは、楽しみながら作業を進めることができ、今は達成感で一杯である。今宵は愛するスコッチ・グレンフィディックで乾杯しよう。 オーチン・ハラショー。 スパシーバ。  ザ・ズダロービイェ
         Очень хорошо0
. Спасибо. За здоровье!  /  Very good. Thank you. Toast to your health!
 
 
  夏空に尖塔聳ゆヤーチャイカ 北舟 

なつぞらに せんとうそびゆ やーちゃいか

A steeple rising into the summer sky, I am a sea gull.

 
 

【編集子が選ぶ名作】

ネヴァ川から望むペトロパヴロフスク要塞/サンクトペテルブルク

ネヴァ川から望むペトロパヴロフスク要塞

拡大写真(2000x1200)347KB

 
 
「ロシア民謡」に乾杯!
 
 今回、BGMには、特に力を入れた。全8頁にトータル24曲を流している。そのうち、最初の3頁にロシアの巨匠・チャイコフスキーのクラシック音楽9曲を載せ、残る5頁にロシア民謡15曲を掲載している。そして、各頁の末尾には、その頁に流れる歌曲の解説を加えた。8頁24曲の解説を書くだけで、日曜の丸一日を費やした。
 
 ソ連との冷戦時代を長く経験した我々団塊の世代は、「ロシアは近くて遠い国」というイメージが強かったが、BGMにロシアのフォークソングを使おうと探してみると、日本ではロシア民謡というジャンルがあり、とてもすてきな曲が多く、小学校から聞き覚えた歌が沢山あることに気付いた。
 そしてまた、ロシア語の歌は、無伴奏の合唱が殆どであることを知った。これは、ロシア正教が楽器を使わずに、いわゆるアカペラで賛美歌を歌う習慣があるためであった。そのハーモニーの素晴らしさと、地底からわき起こるような澄んだ美しい肉声の何と素晴らしいことだろうか。
 この作品に流れるロシア民謡のアカペラ曲は、ロシア国立室内合唱団とアレクサンドロフ赤軍合唱団による歌曲である。前者の指揮者は、戦後世代のワレリー・ポリャンスキーで、モスクワ音楽院の出身で、現在、ロシアで最も評価の高い合唱指揮者であるという。また、後者のレパートリーは約2000曲、ロシアを中心に古今東西の作曲家の作品や民謡、民俗舞踊などを得意としている。これまでに40ヵ国以上の国々で公演を行い、絶賛を博しているという。
  ロシア人の諺に 「明日できることは、今日するな」というのがあり、ロシア人の性格とお国柄をよく表しているが、歌に関して調べてみると、「おとぎ話はつくりもの、歌はほんもの」、「心中するのはばかげている。だが歌とならばかまわない。」というのがあった。歌好き、踊り好きのロシア人の特性を良くあらわしている。
 いわゆる日本でいうロシア民謡(ロシアの伝統的歌曲)が世界の歌の宝庫のひとつであるといわれているのは、独創性があるからで、イタリアなどの民謡が独唱的で高い美声を聞かせるように作られているのに対し、ロシア民謡は、合唱的であり低音のバスが重要な役割を担っていることに特徴があるという。ロマと呼ばれるジプシーなどの少数民族の独特の歌い回しが溶け込んでロシア民謡に彩りを添えていることも指摘されている。
 音楽は、政治に関係なく国境を越え、美しい曲は本当に美しく感動的である。無垢な子供のときに耳にしたロシア民謡が未だにヴィヴィッドに蘇るのは、ロシア民謡の素晴らしさと普遍性からきているからだろう。今回は日本語訳を調べ原詩の内容を理解することができるようにした。日本語訳と原詩とが乖離(かいり)している曲もあって面白かった。 ロシア民謡は、これからも多くの人々の琴線に響き渡るに違いない。〈 完 〉
                                                   2011.06.10 監修 和田義男
 
 
   ピョートルの噴水今に夏離宮  北舟 

ぴょーとるの ふんすいいまに なつりきゅう

The Summer Imperial Villa, Pyotr's fountains even now.

 
 

【編集子が選ぶ名作】

ピョートル大帝「夏の宮殿」前の大滝と20mの噴水 / 下の公園

ピョートル大帝「夏の宮殿」前の大滝と20mの噴水 / 下の公園

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2011年6月日(火)曇
 
 
■■■ Wa☆Daフォトギャラリー累計アクセス1,700万件突破! ■■■
 
  ▼ 今朝起床後、午前6時前に居間のパソコンを起動したところ、2000.7.16から累計アクセスが17,000,420件となっており、今朝早朝、累計アクセス件数が1,700万件を突破したことが分かった。2011年1月27日(木)に1,600万アクセスを達成してから130日、7,692/日だった。   
   1,600万アクセス達成時は、100万件を得るのに111日、9,009/日だったので、一日平均1,317件減少した。その原因は、3.11東日本大震災であることは明らかである。一時的に日曜日に1万アクセスを超えた日もあったが、3ヶ月経っても一日7,000〜8,000件程度で推移しており、 未だに正常に戻っ ていない。日々のアクセス件数が社会の景気や人心のバロメーターになっているのは、興味深いことだが、毎日1万アクセスが当たり前となる日を目指して、これからもクオリティの高い作品を多数アップしてゆきたい。  
 
累計アクセス1700万件を超えたトップページ

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