ホームページお知らせお便りコーナー俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィール
Wa☆Daフォトギャラリー  Wa☆Daフォトギャラリー  

2011年5月30日改訂

今 日

昨 日

♪ 早春賦メドレー

 

苫小屋や忍野の空は富士の春  北舟

 

拡大写真(2000X1700)920KB

A straw-thatched hut,
spring is the sky of Oshino with Mt. Fuji.

2000年7月16日開設

藁葺の民家と富士山

河口湖早春の旅

藁葺の民家と富士山/忍野八海(山梨県忍野村)

2011年の日記  
wadapho.jp 内検索  
  4月 5月 6月

「徒然日記」目次


 
2011年5月30日(月)雨
 
 
■■■ 3.11東日本大震災以後初めてアクセス1万件を突破! ■■■
 
  ▼ 関東・甲信地方は、5月27日(金)に梅雨入りし、台風2号の影響もあって、かなりの雨が降った週末だったが、今朝、パソコンを起動してみると、昨日5月29日(日)のアクセス件数が10019件となり、3.11東日本大震災以後初めて1万件を突破したことが分かった。大震災以後、1日のアクセス件数が7000〜8000件に落ち込んでいただけに、久しぶりの大台越えが懐かしく、嬉しかった。   
   その原因は、日曜日は台風来襲のため、外出を控え、自宅でパソコンを楽しんだ人が増えたためと思われる。また、大震災の心的ストレスも緩和され、通常のライフスタイルに復帰してきたことも伺える。毎日1万アクセスが当たり前となる日を目指して、これからもクオリティの高い作品を多数アップしてゆきたい。  
 
久々にアクセス1万件を超えたトップページ

久々にアクセス1万件を超えたトップページ

 

 
2011年5月28日(土)雨
 
 
■■■     感動写真集〈 第160集 〉「芦別健夏山笠」 完成! ■■■
 
   昨日、本年第17集/通算第466集となる作品をアップした。

   感動写真集〈 第160集 〉・日本の裸祭り〈 第135集 〉「芦別健夏山笠」   撮影・原作: H. I.    監修: 和田義男

 この作品は、感動写真集同人・H.I.さんの第7作で、平成22年(2010年)7月17日(土)北海道芦別市で行われた芦別健夏山笠の「追い山」を取材したもので、3頁56枚の中編である。お時間のあるときにごゆるりとご覧いただきたい。 
 
 

編集子の選ぶ傑作

山笠会場に入場する褌衆

山笠会場に入場する褌衆

拡大写真(1800x1670)650KB

 
 
  道産子の粋なふんどし夏祭 北舟 

どさんこの いきなふんどし なつまつり

 The summer festival, cool loincloths of guys born and bred in Hokkaido.

 
 

 H. I.   エッチ アイ

 

お便り大歓迎!

住居:北海道    年齢:45歳   趣味:国内旅行、ドライブ

 

 写真は小学生の高学年頃から少しづつ始め、就職してから一眼レフを購入。一時期ビデオ撮影に変更した時期があったが、ニコンD70を購入してから写真撮影に復帰、昨年はオリンパスE510を追加購入。D70を最近発売されたニコンD90に変更。 2010.12.30

あとがき

  あまり知られていないと思いますが、北海道にも博多祇園山笠の流れを引き継ぐ山笠があります。昭和60年頃に芦別市で夏祭りのイベントで祇園山笠を始めたそうで、当初は鉄で組んだ山笠だったそうです。
   祭の装束も締め込みは市販のさらしで、普通の青い法被を着ていたそうです。そんな健夏山笠も博多祇園山笠振興会の公認を得て、本家の流れを継ぐ形となって現在に至っています。  
    さすがに芦別市の人口流出は避けられず、参加者の確保に苦労しているようですが、市役所の職員や近郊の自衛隊の協力、全国からの祭参加者の受け入れなどの努力をしています。芦別市役所に尋ねると参加も可能と聞いております。今年、平成23年の「追い山」は7月16日(土)に開催予定で、「追い山」まであと51日です。是非、一度挑戦してみて下さい。  2011.05.27 H. I.
 
            【問い合わせ先】 芦別市商工観光課商工観光係(電話 0124-22-2111)
 
 

★☆★彡

 
 

感動写真集〈 第160集 〉・日本の裸祭り〈 第135集 〉「芦別健夏山笠」

 
 

撮影・原作: H. I.  監修 : 和田義男

 
    平成23年(2011)5月27日 作品:第17作  画像:(大51+小5) 頁数:3  ファイル数:120  ファイル容量:36.5MB
  平成12年(2000)〜平成23年(2011) 作品数:466 頁数:1,803 ファイル数:66,064 ファイル容量:10,371MB
 
 
 
  山笠や北大黒の白ふどし 北舟 

やまかさや きただいこくの しろふどし

Yamakasa festival, North Daikoku group wearing a white loincloth.

 
 

編集子の選ぶ傑作

パワー全開!/見事優勝した北大黒流の追い山

パワー全開!/見事優勝した北大黒流の追い山

拡大写真(2000x1330)550KB

 
 
感動!「健夏山笠」
 早い梅雨入りを思わせる5月27日(金)の曇天の下で、本年17作目となったH.I.さんの第7作「芦別健夏山笠」が完成した。
 DVDで送られてきた写真を見たとき、博多祇園山笠の写真と勘違いするほど、よく似ている祭に驚いた。
 調べてみると、博多祇園山笠に感動した芦別の道産子たちが始めた山笠だった。新しい歴史を拓こうとする芦別市や芦別健夏山笠振興会の熱意は只者ではなく本場博多と寸分変わらぬ男のロマンと迫力に脱帽する。
 かつて炭鉱で栄えた町が閉山の憂き目に遭い寂れた町を立て直す起爆剤として選んだのがこの健夏山笠という官民一体の町興しだった。
和田義男
 今年で23回目を迎える健夏山笠は、芦別の夏祭として完成し、しっかりと根を下ろしている。博多祇園山笠振興会から正式のお墨付を得た祭はここが最初で最後だろう。毎年博多山笠に留学生を送り、本場の精神と技術を学び、「北の山笠」、「道産子の山笠」として独立独歩できる素晴らしい裸祭に成長した。
 江戸時代から続く伝統の裸祭は廃れたり褌がパンツなどに変質してゆくなかで平成元年(1989)に伝統を新たに創造した芦別は、希有な存在である。鉢巻、水法被、締め込み(褌)、舁き縄、地下足袋という伝統衣装は、一人の違反者もなく、整然としていて美しい。これからも芦別市の誇りとして、変質させることなく、後世につないでいって欲しい。

 本場・博多山笠の「追い山」は、大観衆と立ち入り規制の中で行われるため、その一部始終を撮影するのは殆ど不可能である。今回、H.I.さんの感性豊かなカメラアングルで、数々の名作を切り取った画像はどれも素晴らしく、超高精細画像に調整して発表することができた。読者におかれては、巨大画像の隅々までじっくりと観賞し、ロマンと感動を味わって頂きたい。簡単に撮影できたように見えるが、勢い水を掛ける裸たちや多くの他のカメラマンに邪魔されて没となった画像も多々あり、悪戦苦闘した末の名作である。
 室蘭市在住の道産子 H.I. さんのお陰で、芦別の男たちの躍動する素晴らしい山笠の世界を存分に記録し、こゝに発表できたことを同好の方々と喜びを分かち合いたい。この作品が芦別健夏山笠の定番となり、全国に認知されて更なる発展を遂げられんことを祈念している。
 最後に、芦別市役所におかれましては、電話取材に快く応じていただき、調査のうえ詳しい解説を賜ったことに感謝申し上げるとともに、今後益々のご発展を祈念しています。ありがとうございました! 〈 拝 〉
                                                    2011.5.27 監修   和田義男
 

 
2011年5月23日(月)雨
 
   
   さきほど、本年第16集/通算第465集となる作品をアップした。

感動写真集〈 第159集 〉・日本の裸祭り〈 第134集 〉「ホーランエンヤ'11」   撮影・原作:辻 竜二    監修: 和田義男

 この作品は、感動写真集同人・辻竜二さんの第2作で、平成23年(2011年)1月9日(日)大分県豊後高田市で開かれた新年恒例の裸祭「ホーランエンヤ」を取材したもので、2頁23枚の短編である。お時間のあるときにごゆるりとご覧いただきたい。 
 
 

編集子の選ぶ傑作

祝儀を受け取り、紅白餅を渡す

祝儀を受け取り、紅白餅を渡す

拡大写真(2400X1600)470KB
 
 
  福餅を川辺に配る宝船  北舟 

ふくもちを かわべにくばる たからぶね

A treasure boat, delivering rice cakes of good luck along the river.
 
 
撮影・原作:  竜二  つじ りゅうじ 
出生:昭和44年(1969)長崎県佐世保市
住居:長崎県佐世保市
職業:水道工事 
趣味:写真、車、野鳥(観察・撮影)

あとがき

 1月9日午前11時半から開始ということでしたが、早めに行き、地元の人に宝来船の運行ルートを教わったりしてから、桂川の下流にて待機しました。開始2時間ほど前には日が射していましたが、30分ほど前からかなり雨が降り始め、どうなることかと心配しましたが、開始直後には雨も止み、何とか持ちこたえました。
 乗船者はコース途中の停船所にて全員が乗り込み祭りが始まりますまず一旦下流に下りますがここで1名が船を降り琴平宮のお払いを受けます。宝来船はすぐに出発しますので、お払いを受けた者は随伴船に乗り込み、本船を追って乗り移りました。
 この後は上流へ向かいながら右岸左岸を蛇行しながら待ち受ける観客に餅まきが行われます。これと同時進行して、観衆や地元の方からのご祝儀やお供えがあると締め込みの若者が川に飛び込み、受け取りに行きます。そのつど随伴船が泳いでいった若者を迎えに行き、本船に戻していました。
 最後は市役所前の広場(若宮八幡秋季大祭と同じ場所)にて待ち受ける大観衆に盛大に餅が撒かれ、この後若宮八幡に参拝して締めとなります。
 この日、外気温は4℃で、かなりの突風が吹いており、水からあがった青年たちの寒さは想像もつきません。
 どれだけ撒かれたのかわからないほど大量の餅が岸に届かず、川に落ちて漂っていましたが、随伴船や学生のカヌー部らしい参加者が拾い集めて年配の方々に配っていました。

感動写真集〈 第159集 〉・日本の裸祭り〈 第134集 〉「ホーランエンヤ'11」

撮影・原作:辻 竜二    監修: 和田義男

  平成23年(2011)5月23日 作品:第16作  画像:(大23+小0) 頁数:2  ファイル数:25  ファイル容量:22.5MB
  平成12年(2000)〜平成23年(2011) 作品数:465 頁数:1,800 ファイル数:65,717 ファイル容量:10,325MB
 
 
  宝来の白褌一本初泳  北舟 

ほうらいの びゃっこんいっぽん はつおよぎ

The first swimming of the year,  only wearing a white loincloth of good fortune.
 
 

編集子の選ぶ傑作

祝儀を受け取りに厳寒の桂川に飛び込む

祝儀を受け取りに厳寒の桂川に飛び込む

拡大写真(2000X1350)552KB

 
 

水軍の伝統文化

 感動写真集同人・辻竜二さんの第2作「ホーランエンヤ'11」 が完成した。ホーランエンヤは、清原浩さんが平成19年(2007)に初めて発表されて以来、今回で4作目となる。他の祭と同様、毎回、同じメニューで催行されるので、真新しい視点がないと、新鮮味がなく、読者に飽きられてしまう。 しかし、同時に、取材を継続することで、その祭を見る視点や関心が深まり、これまでに撮れていなかったシーンが追加されるなど、味わいも更に深まって行く利点がある。
和田義男
 特に今回は、過去になかった2400x1600ドットや3000x2000ドットといった極めて高精細画像をアップしたので、1枚の画像の情報量は膨大である。どうかじっくりとご覧頂きたい。
 ホーランエンヤは、宝来船が福餅をばらまき、観衆が差し出す祝儀を褌一丁の若者が泳いで取りに行くという、とてもシンプルな裸祭であるが、江戸時代から続く、日本の伝統文化が変質することなく再現されており、新春を迎えるにふさわしい目出度い祭である。
 今回は、恵比寿・大黒に見立てた男児の踊り子の写真をもとに、瀬戸内海の水軍の流れを汲む「坂越の船祭り」の「女形のシデ振り」を紹介した。漕ぎ手たちの褌の締め方といい、櫂の形といい、漕ぎ手を鼓舞する振り袖の男性といい、類似性が極めて高く、瀬戸内海西部に位置する豊後高田市のホーランエンヤは、同じ水軍の文化を受け継いでいるものと思われ、興味深い。 〈 完 〉 平成22年(2011)5月23日  和田義男
 

 
2011年5月21日(土)晴
 
 
■■■     旅紀行日本の花第35集「足利・大藤まつり」 完成! ■■■
 
   快晴の旅行日和に恵まれた平成23年(2011)5月9日(月)、栃木県足利市(あしかがし)の「あしかがフラワーパーク」で開かれている「大藤まつり」を見に、家内と二人でぶらり旅に出かけた。177.82km2に15.4万人が住む足利市(あしかがし)は、栃木県南西部にある地方都市で、古くは下野国(しもつけのくに)足利庄(あしかがのしょう)として栄え、フランシスコ・ザビエルが坂東(ばんどう)の大学と呼んだ有名な足利学校があることで知られる。

 3頁71枚の中編となった。お時間のあるときに、ごゆるりとご覧頂きたい。

        旅紀行日本の花第35集 / 旅紀行ジャパン第125集 「足利・大藤まつり」    撮影・制作 : 和田義男
 
 
 

編集子の選ぶ傑作

人の身長ほどもある 大長藤おおながふじ

人の身長ほどもある大長藤

拡大写真(2000X1500)1.22MB

 
 
  足利や房六尺の藤の花  北舟 

あしかがや ふさろくしゃくの ふじのはな

Ashikaga country, a bunch of wisteria blossoms is six feet long.

 
 

和田義男

   
 
撮 影


2011年5月9日



OLYMPUS E
-5  
 
12-60mm  9-18mm


1230万画素 580枚 1,350MB
 
 

 5月20日(金)本年第15作(通算464作)が完成した 「旅紀行日本の花」 シリーズは、「尾瀬の水芭蕉」以来1年半ぶりの作品で、休眠状態にあったため、前作の「秩父の芝桜」のに続き、花シリーズを連続してアップした。前回同様、精力的に編集し、今回も撮影後8日目というスピード発表となった。
  「大藤」を見に行ったのだが、他にも違った花があり、また、話題も豊富で、バラエティ豊かな作品になった。帰りにバスを途中下車して見学した足利学校は、おまけのようなものだがこんなところにザビエルが絶賛した大学があったのかと感動した。
下がり藤   上がり藤
  野田九尺藤や八重黒龍藤をinternetで検索すると、あちこちで栽培され、一般公開されている。しかし、その規模においては、「あしかがフラワーパーク」を越えるところはなさそうで、日本一の大藤だと宣伝しても良いのではないかと思われる。
 「あしかがフラワーパーク」の入園料は、花の咲き具合により変動しており1年で一番の大藤の見頃を迎えたときは大人:1700円 / 子供:800円だった。今日、サイトをのぞいてみると、大人:1200円 / 子供:600円になっていた。来訪客の満足度に連動した価格設定はとても良心的で、好感を持った。

旅紀行日本の花第35集/旅紀行ジャパン第125集「足利・大藤まつり」

撮影・制作 : 和田義男

   平成23年(2011)5月20日 作品:第15作  画像:(大57+小14) 頁数:3  ファイル数:156  ファイル容量:90.3MB
   平成12年(2000)〜平成23年(2011) 作品数:464 頁数:1,798 ファイル数:65,692 ファイル容量:10,302MB
 
 
  三色の今を盛りに藤の花  北舟 

さんしょくの いまをさかりに ふじのはな

Wisteria blossoms of three colors, in full broom today.

 
 

編集子の選ぶ傑作

三色の藤の花

三色の藤の花

拡大写真(2000X1700)1.25MB

 
 
 

大津絵おおつえ

藤娘ふじむすめ
 
 
 
 
藤娘の人形(資料)
 日本原産の藤の花は万葉集にも詠まれていて、古来から親しまれた花だといわれているが余り身近に見ることもなく、また、民謡や唱歌などにも唄われていない。唯一、人口(じんこう)に膾炙(かいしゃ)しているのが「藤娘」で、歌舞伎や日本舞踊の演目として知られているほか、日本人形や羽子板の押絵にも用いられている。

藤のイラスト

 日本女性の美しさの象徴とも思える藤娘は、調べてみると、大津絵(おおつえ)から発していた。

大津絵は、滋賀県大津市で江戸時代初期から名産としてきた民俗絵画で、さまざまな画題を扱っていた。

 東海道を旅する旅人たちの間の土産物や護符として人気があり、その中に藤娘の絵があった。大津絵は、江戸時代を通じ、東海道大津宿の名物となり、文化・文政期(1804-1829)には「大津絵十種」と呼ばれる代表的画題が確定し、一方で護符としての効能も唱えられるようになった。「藤娘」は良縁、「鬼の寒念仏」は子供の夜泣き、「雷公」は雷除けなどに御利益があるとされ、全国的に広まっていった。
 
 
 「藤娘」は、織田信長の時代、摂津の守・荒木村重という武将の孫・又兵衛が発案した戯れ絵で、大津絵の画題の一つとして知られるようになり、「かつぎ娘」、「藤かつぎ娘」ともいわれるようになった。娘が黒の塗り笠に藤づくしの衣装で藤の花枝をかたげている姿が典型的な「藤娘」といわれるものである。
 又兵衛は京都で名高い画工の弟子となったが、師匠に勘当され、落ちぶれて極貧を極めた。みかねた妹の「藤波」が白拍子(舞の遊女)となり、兄を助けた。しかし、はからずも「藤波」は人手にかかり死亡。又兵衛は悲しみの末、京都を去り、大津の追分(おいわけ)で妹・藤波の菩提のため仏画を売り初め、これが名物となり、「大津絵」となった。大津絵「藤娘」の絵は、又兵衛の妹「藤波」の舞の姿である。(「大津絵の由来」明治27年(1894)杉本善郎著)
 やがて、大津絵の「かつぎ娘」に題材をとった長唄や日本舞踊の演目として「藤娘」が生まれ、文政9年(1826)江戸中村座で二代目関三十郎により初演された。
 歌舞伎の「藤娘」は、昭和12年(1937)に六代目尾上菊五郎(おのえ・きくごろう)が五変化舞踊の一つだった藤娘を独立させ、長唄の間に「藤音頭」を挿入し、舞台演出を一新して上演したのがはじまり。藤の絡んだ松の大木は松が男を藤が女を象徴している。筋は、藤の絡んだ松の大木の前で、藤の枝を手にした藤の精が意のままにならぬ男心を切々と嘆きつつ踊る。やがて酒に酔い、興にのって踊るうちに、遠くで寺の鐘が鳴って夕暮れを告げると、娘は夕暮れとともに姿を消す。
                藤音頭 ( 岡鬼太郎作 )
 
 藤の花房色よく長く 可愛いがろとて酒買うて 飲ませたら うちの男松に からんでしめて てもさても 十返りという名のにくや かへるという忌み言葉 はなものいわぬ ためしでも しらぬそぶりは ならのきょう 松にすがるも すきずき 松をまとうも すきずき 好いて好かれて はなれぬ仲は ときわぎの たち帰えらで きみとわれとか おゝ嬉し おゝうれし
  大津絵の藤娘
 
   歌舞伎の「藤娘」で初めて「藤音頭」という歌謡が生まれているが、一般に広まって後世に伝えられることはなかった。藤の花は、とても美しく、日本人の感性にふさわしい伝統の花であるので、今後、更にポピュラーな花として一般に知られるようになることを願いたい。〈 完 〉 2011.5.20 和田義男  
 
 
  大藤の六百畳もありといふ  北舟 

おおふじの ろっぴゃくじょうも ありという

Huge wisteria blossoms, they say over 1,000 square meters.

 
 

編集子の選ぶ傑作

大空に広がる大藤

大空に広がる大藤

パノラマ写真(2000X1830)1.69MB

 

 
2011年5月12日(木)曇
 
 
■■■     旅紀行日本の花第34集「秩父の芝桜」 完成! ■■■
 
   快晴の旅行日和に恵まれた平成23年(2011)5月4日(水)みどりの日、家内と共に秩父の芝桜を見に、ぶらり旅に出かけた。 目指すは、7年前に旅した埼玉県秩父市(ちちぶし)羊山(ひつじやま)公園「芝桜の丘」である。・・・

 3頁48枚の中編となった。お時間のあるときに、ごゆるりとご覧頂きたい。

        旅紀行日本の花第34集 / 旅紀行ジャパン第124集 「秩父の芝桜」    撮影・制作 : 和田義男
 
 
 

編集子の選ぶ傑作

山吹と八重桜の道 / 木漏れ日散策コース

山吹と八重桜の道 / 木漏れ日散策コース

拡大写真(1800x1400)980KB

 
 
  山吹の実の一つだにありぬべし  北舟 

やまぶきの みのひとつだに ありぬべし

A kerria should bear a fruit.

 
 

和田義男

   
 
撮 影


2011年5月4日



OLYMPUS E
-5  
 
12-60mm  9-18mm


1230万画素 260枚 589MB
 
 

 5月12日(木)本年第14作(通算463作)が完成した「旅紀行日本の花」 シリーズは、「尾瀬の水芭蕉」以来実に1年半ぶりの作品で、休眠状態にあったことを深くお詫びしたい。その反省もあって、今回は撮影後8日目というスピード発表となった。
  7年前に「秩父・芝桜の丘」を発表しているので、新鮮味がないのではないかと心配したが、そのときの様子と対比することで、「芝桜の丘」の進化・発展がわかり、また違った趣が出たのではないかと思う。 同時に、私の撮影技術や編集内容の進化・発展?も感じ取って頂ければ有り難い。

 「芝桜の丘」は7年前に比べると栽培面積は11,700m2から17,600m2となり、50%5900m2拡張された。植えられた芝桜は、24.5万株から63%15.5万株増えて40万株余りとなった。花の種類は9種と変わらないが、種類が変わっている。
 首都圏から近いこともあり、一シーズンに100万人を超える観光客があり、秩父夜祭に並ぶ観光資源として、秩父市の活性化に大きく貢献している。入場料を取らなくてもやっていけるのが素晴らしい。最初にこのプロジェクトを企画した人は、表彰ものである。秩父市の今後更なる発展を祈念したい。

旅紀行日本の花第32集/旅紀行ジャパン第124集「秩父の芝桜」

撮影・制作 : 和田義男

   平成23年(2011)5月12日 作品:第14作  画像:(大40+小8) 頁数:3  ファイル数:113  ファイル容量:51.0MB
   平成12年(2000)〜平成23年(2011) 作品数:463 頁数:1,795 ファイル数:65,536 ファイル容量:10,212MB
 
 
  秩父路や流るる如き芝桜  北舟 

ちちぶじや ながれるごとき しばざくら

The country of Chichibu, moss phlox look like a stream.

 
 

編集子の選ぶ傑作

「芝桜の丘」北面

「芝桜の丘」北面

パノラマ写真(2250X1000)879KB

 
 

元気を出そう!日本

 

 
 3.11東日本大震災から2ヶ月が経ち、余震も殆ど感じられなくなった東京では、エスカレーターの停止など、節電ムードではあるが、平常生活に戻っている。震災直後、多くの被災者のことを思えば、自粛ムードになったのは当然で、夏祭をはじめ、殆どのイベントが中止になった。  
   しかし、平常以上に活動することが復興の応援につながることが徐々に自覚されるようになり、ゴールデンウィークのUターンラッシュが予想外に凄かったのは、その左証だろう。  
   夏祭の中止を早々と決めてしまったのは今となっては早計だったように思われる未だに1万人の方々が海底に眠ったままの状態にあることに心が痛むが、これまで以上にイベントや旅行などに参加して消費活動を活発にし、沈滞気味の日本に元気を取り戻し、微力ながら復興に寄与したいと思う。 〈 完 〉  2011.5.12 和田義男  
 
 
  武甲山見上ぐる丘の芝桜  北舟 

ぶこうさん みあぐるおかの しばざくら

The hill of moss phlox, looking up Mt. Buko.

 
 
編集子の選ぶ傑作
芝桜と 武甲山ぶこうさん (1,304m)

芝桜と武甲山(1,304m)

拡大写真(2000X1500)960KB

 

 
2011年5月7日(土)曇
 
 

■■■ 

トップページに「作品一覧」を追加! ■■■
 
    ゴールデンウィークも今日明日で終わりだが、東日本大震災のお陰で夏祭が中止となり、時間が余ったので、ホームページの手入れを行った。具体的には、俳句「海の風景」に俳句「海の風景」目次 を新設したほか、トップページに以下のように「作品一覧」を追加した。  
   これまでは、作品数が多いため、総目次の掲載は見合わせ、「旅紀行ジャパン」などジャンル毎の目次を作成し、トップページには最新作のみサムネール表示していた。今回、一念発起し、ジャンル毎の目次ページから全ての作品を拾い出し、一年ごとに整理した表を作成した。これで、トップページを見ただけでWa☆Daフォトギャラリーの全容が把握できるようになった。  
   本年7月16日で満11歳を迎えるWa☆Daフォトギャラリーだが、作品数は460を超え、トップページも六尺褌のように細長くなってしまった。改めて膨大な作品数に驚く。しかし、これは通過点に過ぎない。どこまで長くなるか分からないが、これからも気力体力の続く限り、ロマンと感動溢れる写真を求めて世界の旅を続けて行きたい。  
 

春光やブルーモスクのミナレット   北舟

パノラマ写真(2900X1600)758KB

The spring sunlight, the minalets of Blue Mosque.

トルコ感動の旅・上

6本のミナレットが象徴する巨大なブルーモスク(スルタンアフメット・ジャーミィ)

 

6本のミナレットが象徴する巨大なブルーモスク(スルタンアフメット・ジャーミィ)/イスタンブール(トルコ)
 

作 品 一 覧

2011

「河口湖早春の旅」「ポルトガル初夏の旅」「風治八幡宮川渡神幸祭」「タヒチ・ボラボラ島の旅」「保原つつこ引祭」「冬の美瑛」「寒中みそぎ祭'11」「日本の野鳥を撮る旅'10」「八海山滝行」「玉前神社大寒禊’11」「鐵砲洲寒中水浴'11」「白子海岸初禊」「胡四王蘇民祭」「徒然日記の年賀状」
2010 「荒川神社小芋まつり」「若宮八幡ヤッサ祭」「クロアチア秋の旅」「若宮八幡裸祭'10」「日本の裸褌文化【禊】」「アメリカ西部荒野の旅」「伊手熊野神社蘇民祭」「津屋崎祇園山笠」「太田神社黒虎相撲」「ル・コルビュジエ東方への旅」「宮島玉取祭'10」「見付天神裸祭'10」「和田乃神社奉納相撲」「虎柏神社奉納相撲」「ヴェネツィアの結婚式」「とねり少年相撲大会」「立川諏訪神社奉納相撲」「オーストリア初夏の旅」「北舟の英訳写真俳句白褌 BYAKKON」 「博多山笠寸描」「日本祭百景/下巻」 「日本裸祭百景/下巻」「日本祭百景/中巻」「日本裸祭百景/中巻」「日本祭百景/上巻」「日本裸祭百景/上巻」「夏越の釣ヶ崎海岸禊」「褌談義」「鐵砲洲奉祝大祭」「トルコ感動の旅・下」「トルコ感動の旅・中」「トルコ感動の旅・上」「北イタリアと南仏の旅」「目指せ!ヘルンリ・ヒュッテ」「アラリンホルン登頂の旅」「500周年!西大寺会陽」「雪の金沢兼六園」「カルカソンヌの結婚式」「木古内寒中みそぎ祭」「玉前神社大寒禊」「鐵砲洲寒中水浴'10」「豊後正月裸祭」「東国三寺社初詣」「日本の野鳥を撮る旅'09/増補」「フィレンツェ散策」
2009 「大野八幡神社やんさ祭」「鐵砲洲寒中水浴の栞」「秋の岡山城後楽園」「緒方三社川越しまつり」「九寨黄龍成都の旅」「秋の熊本城探訪」「日本の野鳥を撮る旅'09」「若宮八幡裸祭'09」「みなと横浜散策」「釣上古式子供相撲土俵入り」「ブルガリア・ルーマニアの旅」「見付天神裸祭」「チュニジアサハラ砂漠」「尾瀬の水芭蕉」「吉田の火祭り」「ギリシャ・エーゲ海紀行/エーゲ海編」「八朔相撲祭」「和田義男講演会」「八ヶ岳野辺山高原の四季」「ギリシャ・エーゲ海紀行」「靖國奉納大相撲」「モンブラン登頂の旅」「秩父夜祭'08」「イグアスの滝」「早春の会津路」「早春の山形蔵王」「国府宮はだか祭'09」「天念寺鬼会'09」「岩戸寺修正鬼会」「登別湯かけ合戦」「立源寺水行」「黒石寺蘇民祭'09」「四天王寺どやどや'09」「東北ドイツの旅・下」「東北ドイツの旅・上」「小松神社裸参り」「鐵砲洲寒中水浴'09」「鷹栖観音鬼会'09」「若宮八幡裸祭'08」
2008 「秩父川瀬祭」「日本の野鳥を撮る旅」「エローラ石窟寺院」「江差・瓶子岩しめ縄飾り」「春のアメリカ二人旅」「日本の結婚式」「盛岡舟っこ流し」「秋の広島散策」「和田義男写真展」「木曽路秋の旅」「ブライトホルン登頂の旅」「武州御嶽山滝行」「中部地方の祭・春夏編」「東北四大祭の旅」「大和田の荒神輿」「南ドイツの旅・下」「江ノ島白褌神輿」「南ドイツの旅・中」「南ドイツの旅・上」「クロアチア感動の旅」「南アフリカの旅」「江戸っ子!鐵砲洲大祭」「みちのく観桜の旅」「釧路早春の旅」「モロッコ感動の旅」「軽井沢の夏/後編」「タージ・マハル」「東京桜めぐり'08」「田県神社豊年祭」「ネパール感動の旅」「中部地方の冬祭り」「成佛寺修正鬼会」「栃堀裸押合大祭」「宝光院はだか祭」「ホーランエンヤ'08」「鷹栖観音鬼会」「鐵砲洲寒中水浴'08」「七日堂裸詣り」
2007 「太宰府秋の旅」「池ノ上みそぎ祭」「若宮八幡裸祭'07」「櫛来社のケベス祭」「感動の立山連峰」「ニュージー早春の旅」「諏訪大社十五夜相撲」「とねり少年角力大会」「夏の桂林寸描」「海辺の町ヘルシンキ」「水の都ストックホルム」「夏のベルゲン」「夏のフィヨルド探訪」「港町オスロの夏」「箱根の紫陽花」「夏のコペンハーゲン」「青梅大祭'07」「伊那・高遠の桜」「国宝・松本城の桜」「天念寺修正鬼会」「鐵砲洲節分祭」 「江ノ島寒中神輿 '07」「黒石寺蘇民祭」 「妙法輪寺寒の荒行」「冬海の水仙畑」「鹿島神宮大寒禊」「ガンジスの夜明け」「青島神社裸まいり」「寒中水浴'07」 「豊後高田ホーランエンヤ」「加賀鳶はだか放水」 「江戸の伝統芸能」 「日本祭全集」 「日本裸祭全集」
2006 「わっしょい!深川祭(二の宮)」「韓流結婚式」「霧の桂林紀行」「若宮八幡裸祭り」「大和のふるさと」「ガンダーラ仏教美術」「千穂の夜神楽」「海上保安庁観閲式」「スイス夏の旅〈後編〉」「スイス夏の旅〈前編〉」「江戸っ子!三社祭」「タイの王宮文化」「アンコール・ワット」「中国路の春雨桜」「宮島の春雨桜」「インカ帝国の夢」「東京桜めぐり」「魅惑のイスタンブール」「2006年梅の旅」「アジャンタ遺跡・下巻」「アジャンタ遺跡・上巻」「しおざわ雪譜まつり(山伏滝行)」「國府宮はだか祭」「七管海上総合訓練」「飫肥城下まつり」「続・中国山地の雲海」「江ノ島寒中神輿」「鐵砲洲稲荷神社 続・寒中水浴大会」「秋のナイアガラ瀑布」「カナダ紅葉の旅」
2005 「道通宮子供会陽」「秩父夜祭」「秋の箱根路」「秋のカナディアンロッキー」「船橋大神宮奉納相撲」「絲綢之路シルクロードの旅」「立山黒部夏紀行」「道東初夏の旅」「わっしょい!深川祭」「初夏のロッキー・ハイク」「夏の叡山延暦寺」「鎌倉の蓮の花」「函館初夏の旅」「初夏の小倉城」「お囃子発表会」「世界遺産フマユーン廟」「残雪の信濃路」「青梅大祭2」「沖縄美ら海紀行(八重山編)」「鐵砲洲祭(勘三郎襲名祝)」「沖縄美ら海紀行(本島編)」「早春のナイアガラ瀑布」「千鳥ヶ淵の桜」「川辺の町ロンドン」「中田裸祭り」「ワット・ボウォニウェート」「天下の奇祭!西大寺会陽」「日本三大奇祭」「アンダルシアの白い村」「二見若宮神社・夫婦岩注連縄張り」「北海道冬の旅」「筥崎宮玉せせり」「奥久慈雨情」「北陸雪の旅」
2004 「下香楽円座餅つき」「浅間山鬼押出し」「国崎二船祭り」「鯨を追う男たち(南氷洋)」「唐津くんち」「福岡神社/たこ舞神事」「タイの王宮文化」「四00年目の江戸祭禮」「坂越の船祭り」インド世界遺産クトゥブ・ミナール」「神輿一体走り」「紅葉の涸沢」「船橋大神宮奉納こども相撲」「こっこでしょ・長崎くんち2004」「秋の白川郷」「瀬戸物の里」「玉祖神社・占手神事」「大原はだか祭り」「巾着田の曼珠沙華」「霧の上高地」「夏の北アルプス縦走」「宮島玉取祭」「雨季のヒマラヤ点描」「大姑娘山の花園」「軽井沢の夏」「博多祇園山笠」「江の島天王祭」「黄金の涅槃仏」「おしぐらんご」 
「金鯱の名古屋城」
「新緑の犬山城」「祭り屋台 in 姫路」「神の島の祭り」
「三社祭2004」「ラ・マンチャの風車」
「タイ仏教寺院ワットプラケオ」「青梅大祭」「秩父・芝桜の丘」「塩船観音の躑躅」「アユタヤの遺跡」「鎌倉まつり」「羽村堰の桜」「吉野梅郷」「高尾山薬王院・大火渡り祭」「和良比はだか祭り」「冬の飛騨高山」「長勝寺・寒の荒行」「雪の白川郷」「青梅マラソン」「エベレスト街道」「江ノ島寒中神輿錬成会」「アランフェス宮殿」「青梅だるま市」「素晴らしい八ヶ岳」「拝島大師達磨市」「アルハンブラ宮殿」
2003 「二見夫婦岩しめ縄張り神事」「羽田空港」「江戸開府400年/江戸天下祭」「秋の御岳渓谷」「屋久島の森へ」「御岳山」「晩秋の日光路」「130万本の秋桜」「京都紅葉の旅」「原の獅子舞」「小河内の鹿島踊」「カヌーの御岳渓谷」「大野八幡神社やんさ祭り」「福岡神社/蛸舞式神事」「ニュージーランドの山々」「カナディアンロッキー」「マッターホルン」「ラベンダーの里」「夏山の思い出・山岳の魅力」「残雪の立山」「知恩院の鐘」「人形浄瑠璃の里」「あぢさい寺」「青梅の花菖蒲」「アドリア海の女王・VENEZIA」「淺草・三社祭」「白馬の水芭蕉」「北海道・早春の湖」「江戸開府400年・神田祭」「ふんどし談議」「破魔弓祭・的ばかい」「早春の熊野三山」「黄昏の彦根城」「琵琶湖竹生島」「藤原岳の福寿草」「ペリトモレノ氷河」「南極大陸の夏」「知床半島・流氷の尾白鷲」「光の芸術・神戸ルミナリエ」「夏の穂高連峰(上高地特別編)」「白銀の上高地(三部作 3/3)」「雪の大菩薩嶺(三部作 2/3)」「中国山地の雲海」「三峰山の霧氷(三部作 1/3)」「多摩川の夏」「京都・保津川下り」「ドイツ最高峰ツークシュピッツェ」
2002 「播州編・赤穂義士祭」「巨大船誕生!」「JCG大阪湾クルーズ」「鞍馬天狗の里」「モーゼルワイン紀行」「鞍馬の火祭り」「灘のけんか祭り2002」「海神社・海上渡御祭」「玉垂宮/鬼夜」「高良大社へこかき祭」「宗像大社/沖津宮現地大祭」「高野山金剛峯寺」「岸和田だんじり祭」「徳島・阿波踊り」「祇園祭・山鉾巡行」「祇園祭・宵山」「比叡山延暦寺」「インフィオラータ2002」「姫路城の桜」「好古園」「私のテニス仲間 Version 2002」「楠公武者行列」「京都・葵祭速報!」「大阪・浪花の桜」「奈良・吉野山の桜」「京都・東山桜めぐり」「2002年春桜速報!」「奈良西ノ京」「奈良古寺巡礼」「日本三大奇祭」「どやどや写真展」「四天王寺どやどや」「京都秋の紅葉展」
2001 「京都宇治探訪」「京都東山散策」「京都大原の秋」「京都洛西の旅」「淡路島紀行」「みなとまち神戸」「播州秋祭・ふんどし談議」「播州秋祭・男たちの写真展」「播州秋祭・灘のけんか祭り」「播州秋祭・浜の宮天満宮」「ロワール渓谷の古城」「ベルサイユ宮殿」「故宮探訪」「船のある風景(後編)」「船のある風景(前編)」「悲劇の画家ゴッホ」「水上都市ベニス」「砂上の僧院 モン・サン・ミッシェル」「ザルツブルクへの旅」「城塞都市 カルカソンヌ」「万里の長城(慕田峪・八達嶺)」「ポンペイの遺跡」「ワインの里ボルドー・メドック」
2000 「アメリカ編」「ロシア編」「オーストリア編」「中国編」「イギリス編」「イタリア編」「フランス編」
 
 

初春や褌登山の蘇民祭  北舟

 

拡大写真(2000X1500)849KB

Somin festival, the mountain climbing naked
with a string loincloth at the beginning of spring.

増訂!胡四王蘇民祭

蘇民祭実行委員会佐藤昭男会長の後に続く裸衆
 

蘇民祭実行委員会佐藤昭男会長の後に続く裸衆/胡四王山(岩手県花巻市)

 

 
2011年5月3日(火)曇
 
 
■■■     旅紀行ジャパン第123集 「河口湖早春の旅」 完成! ■■■
 
    この作品は、連日、東日本大震災の惨事が報道されるなか、日本一の富士山と桜を撮影して明るく爽やかな気分になってもらおうと、4月20日(水)の早朝、家内と共に1泊2日の日程で出掛けた河口湖の旅を記録したものである。

4頁88枚の中編となった。お時間のあるときに、ごゆるりとご覧頂きたい。

                旅紀行ジャパン第123集 「河口湖早春の旅」   撮影・制作 : 和田義男
 
 
 

【編集子が選ぶ名作】

富士山に向かって走る富士急5000型電車

富士山に向かって走る富士急5000型電車

拡大写真(2400X1600)545KB

 
 
  青空を我が物顔に春の富士  北舟 

あおぞらを わがものがおに はるのふじ

Mt. Fuji of spring, as though occupying the blue sky.

 
 

和田義男

   
 
撮 影


2011年4月20-21日



OLYMPUS E
-5  
 
12-60mm  9-18mm


1230万画素 980枚 2.4GB
 
 

 5月3日(火)ゴールデンウィークの最中に本年第13作(通算462作)が完成した例年なら青梅大祭や鐵砲洲稲荷神社例大祭など江戸夏祭の取材で忙しいのだが、東日本大震災の影響で祭の自粛が相次ぎ、連休は編集に没頭することができたからである。
  「旅紀行ジャパン」はこれで123作となったが、2010年2月以来のことで、1年3ヵ月ぶりの発表となった。国内の作品は日本一を誇る「旅紀行日本の裸祭り」を中心とした祭の取材を優先してきたが、今後、疎かになっていた「旅紀行ジャパン」や「旅紀行日本の花」を強化してゆきたいと思う。

旅紀行ジャパン第123集 「河口湖早春の旅」

撮影・制作 : 和田義男

   平成23年(2011)5月3日 作品:第13作  画像:(大85+小5) 頁数:4  ファイル数:197  ファイル容量:67.6MB
   平成12年(2000)〜平成23年(2011) 作品数:462 頁数:1,792 ファイル数:65,425 ファイル容量:10,161MB
 
 
  藁葺の忍野の里や春の富士  北舟 

わらぶきの おしののさとや はるのふじ

Mt. Fuji of spring, Oshino village of straw-thatched houses.

 
 

編集子の選ぶ傑作

滝と水車小屋のある田舎家

滝と水車小屋のある家

拡大写真(2400X1400)514KB

 
 
感動の

富士山ふじさん

 
 日本一といわれる富士山は、その高さばかりでなく、独立峰としての美しさや神々しさなど、あらゆる面において日本一の山である。日本といえば、昔から 「ふじやま、げいしゃ」などといわれて、海外からも富士山が日本の代名詞となっているのは良く知られている。  
   私はこれまで色々な角度から富士山を眺めてきたが、これほど間近に見たことはなかった。富士山をテーマに撮ることがなく、富士はいつも脇役だったからだろう。今回も一見「河口湖」がテーマのように思われるかも知れないが、富士山を最も美しく見るために河口湖を選んだのであり、今回、初めて「富士山」を正面に見据えて撮影した。その結果、これほど大きく見えた富士山は初めてであり、また、これほど美しく見えたことも初めてである。そして、愛機 OLYMPUS E-5 のお陰で、感動の富士山を多数ビビッドに切り取ることが出来た。  
   新幹線に乗る機会が多いため、どうしても東海道から富士山を眺めることが多いが、東海道から見た富士は、右肩に瘤(こぶ)があり、いびつな形である。この瘤は、宝永山(ほうえいざん)で、宝永4年(1707)の大噴火で誕生した側火山(寄生火山)である。富士山南東斜面に位置し、標高は2,693mある。  
   箱根から見た富士山は、瘤が見えないので、稜線がなだらかで美しい。しかし、山の裾野は箱根の外輪山に邪魔されて、隠れてしまう。なにより富士山までの距離が遠いので、小さな富士となってしまう。  
   河口湖や忍野八海から見た富士山は掛け値無しに素晴らしい。今回満開の桜と共に切り取った河口湖の富士山は、圧巻である。これも旅行社のツアーを利用せず、手作り・ぶらり旅だったからこそ出来たのである。二日目は予想に反して曇りがちの天候になってしまったが、これからも天候にこだわる必要があるときは、ぶらり旅で行くことにしたい。〈 完 〉2011.5.3 和田義男  
 
 
  白富士を仰ぐ湖畔や桜花  北舟 

しらふじを あおぐこはんや さくらばな

Cherry blossoms by the lake, looking up at the white Fuji.

 
 
編集子の選ぶ傑作
富士 と 産屋ヶ崎うぶがやさき の桜 / 河口湖北岸

春富士と産屋ヶ崎の桜 / 河口湖北岸

拡大写真(2600X1850)961KB

 

  4月 5月 6月

「徒然日記」目次

特集!旅紀行(海外写真集)   世界の名城 感動写真集
旅紀行ジャパン   奉納相撲   多摩川紀行
旅紀行日本の祭り 旅紀行日本の裸祭り 旅紀行日本の花
Wa☆Daフォトギャラリー

今 日

 和田フォトギャラリー

昨 日

 Copyright (C) 2000-2011 Yoshio Wada. All Rights Reserved. 
ホームページお知らせお便りコーナー俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィール