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冬晴れの絶好の水浴日となった平成22年(2010)1月10日(日)、東京都中央区湊1丁目に鎮座する鐵砲洲稲荷神社で、第55回寒中水浴大会が開かれ、かねてから準備していた水浴和田グループの代表として、三度目の寒中禊を行った。 鐵砲洲稲荷神社公式サイト 地図 |
鐵砲洲稲荷神社寒中水浴大会の作品は、今年で6作目となるため、解説は必要最小限に留めた。初めてご覧になる方は、★
寒中水浴'05 以下の作品を参照いただきたい。 |
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【凡例】 ▲:上の画像の説明文 ▼:下の画像の説明文 〈画像の左クリック〉:別窓に拡大写真を表示 |
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鐵砲洲稲荷神社の初詣風景 2010.1.1 00:10
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拡大写真(1800x1200)282KB |
撮影:小林豊一 |
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▼ 大会前日の1月9日(土)は、午後3時から鐵砲洲稲荷神社弥生会など地元氏子の方々により、寒中水浴に使用される水槽の設営や注水など、事前準備が行われた。 |
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撮影:小林豊一 |
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撮影:小林豊一 |
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拡大写真(1800x900)364KB |
撮影:小林豊一 |
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拡大写真(1400x1000)291KB |
撮影:小林豊一 |
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▲▼ 拝殿前に据え付けられた直径10mの円形水槽は、平成19年(2007)の第52回大会のときに新調されたもの。近くの消火栓から導いた消防ホースにより、水槽がほぼ一杯になるまで注水された。 |
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撮影:小林豊一 |
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▼ 禊用の清水は、一晩露天に晒して十分に冷却される。水槽に埃が入らないよう、ビニールカバーがかけられた。 |
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撮影:小林豊一 |
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▼ 大会当日の1月10日(日)、午前9時前に神社に着くと、既に水槽のカバーが外され、重さ135kgの氷柱2本が入れられていた。昨夜から冷却されているので、水温は約5℃になっている。 |
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撮影:小林豊一 |
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撮影:小林豊一 |
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▲▼ 弥生会の青柳会長や石川幹事長、中川宮司など、お世話になる方々に挨拶した後、拝殿に行くと、一般参加者用にお送りした「寒中水浴の栞」が置かれていた。 |
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弥生会が300部用意した寒中水浴の栞(白黒両面刷6頁) |
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撮影:和田義男 |
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▲ 石川さんによると、水浴参加者だけでなく、参拝者や見学者などにも読んで頂き、寒中水浴の正しい知識を持って貰おうということで、300部印刷したという。しかし、最終的には、400名もの見学者が集まったため、途中で品切れとなってしまった。 |
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内容は、水浴和田グループ用の
寒中水浴の栞 から和田グループに関する部分を除外して6頁に纏めたもので、とても好評だったという。大変嬉しかったので、来年も更に補筆改訂して新版を提供することにしたい。 |
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拡大写真(1600x1120)300KB |
撮影:小林豊一 |
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▼ 今年から「水浴和田グループ」を編成し、昨年の12月1日から 第55回鐵砲洲寒中水浴のご案内 をWa☆Daフォトギャラリーに掲載して参加者を募集したところ、全国から22人の申込みがあった。 |
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水浴和田グループ役員の打合せ/社務所二階 09:20
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▲ 筆者・和田義男(青梅市 62歳)が代表となり、相談役は奥村次郎さん(金沢市 経験15回以上 74歳)、世話役は三木芳樹さん(浦安市 9回 62歳)と新尺俊勝さん(群馬県 4回 49歳)、写真班は徳光善宜さん(北海道 52歳)、支援班は伊藤秀行さん(国分寺市 44歳)にお願いした。 |
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▼ 午前9時30分から10時30分まで、社務所一階で参加者の受付が行われた。参加者は、初穂料1000円を納め、氏名・住所を記帳すると、「寒中水浴の栞」が手渡された。 |
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▼ 筆者は受付を済ませた後、弥生会が用意した褌・鉢巻セット(1000円)を購入した。今回、和田グループは、これに衣装統一して水浴を行うことにしたが、新品・同等品の持ち込みもOKとした。 |
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弥生会が用意した越中褌は、透明の外袋に「鐵砲洲稲荷神社 寒中水浴大会 褌・鉢巻セット 1,000円 弥生会」と印刷されたラベルが張られており、中味は浅草「あだちや」で販売されているものと同じだった。 |
● 褌 「いなせな男の クラシックパンツ 越中褌」 生地 : 白晒木綿 本体 : (長さc幅)105cmc34cm 前垂先端を端縫い 紐 :(長さc幅)145cmc3.5cm 二つ折り 袋縫い ロゴ :rien 製造 :(株)戸田屋商店 03(3661)9566 |
● 鉢巻 生地 : 白晒木綿 (長さc幅) 92cmc5.5cm 三つ折り |
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寒中水浴大会用の褌・鉢巻セット |
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拡大写真(1600X720)167KB |
撮影:和田義男 |
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▼ 社務所二階に上がり、午前9時30分から午前10時まで和田グループの受付を行い、申込者22人のうち19人が地元東京をはじめ、北海道、石川、群馬、埼玉、千葉、神奈川、愛知、京都、愛媛、福岡の都道府県から参加し、17人(初心者9人(台湾人1人))が集団水浴することになった。 |
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撮影:徳光善徳 |
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▼ 当日は、「和田グループ参加者一覧」、「寒中水浴の栞」、贈呈品(私のインタビューが掲載されているタウン誌「月刊武州路09年12月号」、1000万アクセス突破記念CD、お世話頂いた人に和田家謹製越中褌)をA4の記名封筒に入れて用意し、到着した人から順に封筒を手渡し、それをもって点呼とした。 |
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水浴和田グループ用「寒中水浴の栞」(カラー両面刷8頁) |
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撮影:和田義男 |
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▼ 午後10時からミーティングを行い、最初に和田代表が挨拶し、スタッフを紹介した。そのあと新尺世話役が寒中水浴の意義や心構えについて説明したあと、越中褌・鉢巻の締め方の実演指導を行った。
pdf資料:和田グループ結成の挨拶 |
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新尺世話役が説明した寒中水浴の心構えの中で、「大勢の中にいても神と自分が一対一で対峙しているとイメージし、心を込めて神に届くように大きな声を出すべし」との指摘は、けだし名言と思われた。 |
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拡大写真(1600x1000)254KB |
撮影:徳光善徳 |
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▼ 冬晴れの穏やかな天候に恵まれたため、青柳弥生会会長の発案で、急遽水槽に氷柱2本が追加投入された。 |
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撮影:小林豊一 |
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▼ 水浴和田グループのミーティングはスムーズに終わり、午前10時半ころには、全員が新しい白越中褌・白鉢巻を締めて裸形となった。今年は暖かく、日差しがあり、用意されたストーブには火を入れることがなかった。 |
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社務所二階で褌・鉢巻を締めて水行の用意をする和田グループ 10:30
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拡大写真(1600x1200)292kB |
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▼ 時間があったので長老参加者たちと記念写真を撮った。向かって左端は、高野山・真言宗 阿闍梨の小林宗次郎さん(東京都港区 63歳)で、平成20年(2008)9月上旬、東京都青梅市・御岳山(みたけさん)山頂(929m)に鎮座する武蔵御岳神社(むさしみたけじんじゃ)滝行の取材で知り合い、鐵砲洲にお誘いしたところ、昨年から参加されている。私と違って体脂肪のない引き締まった身体は、厳しい修行で鍛えられた高僧の証しである。 武州御岳山滝行 |
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小林宗次郎さん(63歳) |
筆者(62歳) |
衷鼾カ近さん(76歳) |
奥村次郎(74歳) |
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拡大写真(1600x1100)213KB 撮影:徳光善徳 |
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▲ 私の左隣の衷鼾カ近さん(国立市 76歳)も同じ滝行の取材で知り合った方で、昨年はご都合が悪く、今年初めて参加された最長老者である。山歩きを趣味にされているだけあってとても元気で、来年も参加される。右端が奥村次郎さん(金沢市 74歳)で、15回以上も参加されているベテランで、過去の作品を見ると、参加20回との説明もあるが、要は多すぎて正確な回数が分からなくなっている。 |
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撮影:小林豊一 |
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としあらた ふどしあらたに てっぽうず |
The New Year, gathering at Teppouzu wearing a new loincloth. |
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拡大写真(1600x1200)367KB |
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