ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク
 

Wa☆Daフォトギャラリー

 旅紀行日本の祭り

2010年7月4日改訂

今 日

昨 日

♪翁千歳三番叟

拡大写真(2000X1250)495KB
五月晴三番叟の晴舞台  北舟
Fine weather in May, fine stage of Sanbansoh.

2010年6月21日制作

天下泰平、五穀豊穣、千秋万歳を寿ぐ三番叟

天下泰平、五穀豊穣、千秋万歳を寿ぐ三番叟/鐵砲洲稲荷神社神楽殿/東京都中央区)

 

Wa☆Daフォトギャラリー10周年記念作品

御鎮座壱千百七拾年

鐵砲洲稲荷神社神紋   鐵砲洲稲荷神社   鐵砲洲稲荷神社神紋

鐵砲洲奉祝大祭

江戸っ子!鐵砲洲大祭

三番叟

はじめに

 
 平成22年(2010)5月1日(土)から5日(水)にかけて東京都中央区湊一丁目に鎮座する鐵砲洲稲荷神社(中川文隆宮司)で御鎮座千百七十年奉祝大祭が開かれたので、弥生会の手配で5月2日(日)から神社近くのホテルに2泊し、密着取材した。  
 鐵砲洲稲荷神社の例大祭は3年ごとに開催されるため、今年は陰祭りの年に当たるが、御鎮座1170年の節目を迎えたことから鳳輦(ほうれん)と御本社神輿が氏子町内17ヵ町に繰り出し、各町内の氏子たちが御本社神輿をリレーする盛大な祝典となった。  
 鐵砲洲といえば、歌舞伎座前の神輿練りが有名だが、歌舞伎座では4月30日(金)に閉場式が行われて120年余の歴史に幕が下ろされ、新しい歌舞伎座に立て替えられることになったため、氏子たちは、歌舞伎座前で最後の神輿練りを行う機会に恵まれ、大勢の観客と共に名残を惜しむ光景が見られた。  

 

【凡例】  ▲:上の画像の説明文  ▼:下の画像の説明文  〈画像の左クリック〉:別窓に拡大写真を表示

新富座こども歌舞伎の楽屋となった教室/中央区立中央小学校 2010.5.2. 12:40

新富座こども歌舞伎の楽屋となった教室/中央区立中央小学校 2010.5.2. 12:40

拡大写真(2000X1500)599KB

▲▼ 5月2日(日)鐵砲洲稲荷神社で新富座こども歌舞伎例大祭奉納公演が開催されたため「新富座こども歌舞伎の会」諸河文子代表のご厚意により、楽屋となった中央区立中央小学校の教室にカメラを持ち込み、密着取材させて頂いた。 新富座こども歌舞伎
露出部にドーランを塗る

露出部にドーランを塗る

拡大写真(1200X1150)279KB

 

新富座しんとみざ

こども歌舞伎
▲▼ 東京都中央区には、松竹の「歌舞伎座」「新橋演舞場」や市川左團次が創設した「明治座」があり、歌舞伎などの演劇の舞台として人気を博している。明治時代には中央区新富に東京一といわれた「新富座」があったことから、地元有志が一丸となり、日本の誇る伝統芸能を現代の子供たちにも伝えてゆきたいとの一心から「新富座こども歌舞伎」の会を立ち上げ、今年で4年目を迎えた。
顔のメイク

顔のメイク

拡大写真(1400X1400)412KB

  ▲▼ 出演する小中学生たちは中央区在住の男女で公募で選ばれ約半年の稽古を経て平成18年(2008)2月3日(日)に鐵砲洲稲荷神社の節分祭で三人吉三(さんにんきちさ)を初めて奉納した。その年の鐵砲洲大祭では5月4日(日)に公演が行われ当時取材した作品が 江戸っ子!鐵砲洲大祭/子供歌舞伎 である。「たった3年間でこれだけ素晴らしい芸を身につけた子供たちの努力と指導者の熱意に頭が下がる。」が筆者の感想だった。
カツラをつける

カツラをつける

拡大写真(1800X1500)476KB

▲▼ 写真でご覧の通りこども歌舞伎とはいえ舞台衣装は大人の歌舞伎と全く同じもので、かつら大澤、金井大道具、松竹衣装、前進座、パシフィックアートセンターなどの会社や本職から協力・協賛を受けた本格的なものである。
カツラの調整

カツラの調整

拡大写真(1400X1150)265KB

▲▼ またこのボランティア事業は中央区教育委員会や中央区文化・国際交流振興協会の後援を受けているほか、芸術文化振興基金助成事業でもあり、多方面からの支援を得ている。
こめかみの仕上げ

こめかみの仕上げ

拡大写真(1200X1600)363KB

こども歌舞伎のお練り/鐵砲洲稲荷神社へ向かう 13:00

こども歌舞伎のお練り/鐵砲洲稲荷神社へ向かう 13:00

拡大写真(1800X1530)898KB

▲ 準備が完了したこどもたちは、楽屋を後にし、お練りと呼ばれる隊列行進をして鐵砲洲稲荷神社に向かった。
鐵砲洲稲荷神社拝殿へ

鐵砲洲稲荷神社拝殿へ

拡大写真(2000X1500)737KB

▲▼ こども歌舞伎の一行は、正門の石鳥居をくぐって境内に入った後、拝殿にあがり、参拝とお祓いを受けた。
拝殿で参拝してお祓いを受ける 13:20
 

諸河文子代表

拝殿で参拝してお祓いを受ける 13:20

拡大写真(1800X1630)540KB

▲▼ 午後1時半ころから公演が始まった。今回の出し物は、寿式三番叟(ことぶきしき・さんばんそう)、三人吉三巴白浪(さんにんきちさ・ともえのしらなみ)大川端庚申塚(おおかわばた・こうしんづか)の場、白浪五人男(しらなみごにんおとこ)稲瀬川勢揃(いなせがわ・せいぞろい)の場の三本立てである。
プログラム(裏)
プログラム(表)
プログラム(裏) プログラム(表)

拡大写真(1000x1400)373KB

拡大写真(1000x1400)356KB

大盛況の新富座こども歌舞伎 13:40

大盛況の新富座こども歌舞伎 13:40

パノラマ写真(2400X1000)616KB

▲▼ 鐵砲洲稲荷神社の境内は、大勢の観客で埋め尽くされ大盛況の中で例大祭公演が始まった。裃姿で口上を述べたのは、中央小学校5年生の山本時平くん。彼は、三人吉三巴の白浪で太郎右衛門(たろうえもん)に扮している。
口上/山本時平(中央小5年)

口上/山本時平(中央小5年)

拡大写真(1800X1400)355KB

寿式ことぶきしき

三番叟さんばんそう

 13:50
倉田茉利(中央小5年) 百瀬さくら(竹早小5年)  

寿式三番叟/百瀬さくら(竹早小5年)・倉田茉利(中央小5年) 13:50

拡大写真(1800X1350)462KB

  五月晴三番叟の晴舞台  北舟 

さつきばれ さんばんそうの はれぶたい

Fine weather in May, fine stage of Sanbansoh.

天下泰平、五穀豊穣、千秋万歳を寿ぐ

三番叟さんばんそう

天下泰平、五穀豊穣、千秋万歳を寿ぐ三番叟

拡大写真(2000X1250)495KB

 
寿式ことぶきしき

三番叟さんばんそう

 
▲▼ 三番叟(さんばんそう)能の「翁(おきな)がもとになった晴れがましい舞踊で、国が安らかに治まり、国民が幸せに暮らせて五穀が豊かに実るようにという祈りが込められている。鈴を鳴らし、舞台を踏みならす所作は、天地の精霊への呼びかけであり天候に恵まれ土地が肥えることを願う気持ちを表しているという。

三番叟さんばんそう

の躍動
三番叟の躍動 1/2 三番叟の躍動 2/2

拡大写真(1600x1200)330KB

拡大写真(1600x1200)350KB

▲▼ 歌舞伎では開幕前に祝儀として舞われれる。プログラムには、3人が踊っている写真が掲載されているが諸河代表によると、三番叟は二人で踊るのが正規で、本来の姿に戻したという。
目出度い

三番叟さんばんそう

のフィナーレ

目出度い三番叟のフィナーレ

拡大写真(2000X1400)509KB

Wa☆Daフォトギャラリー

今 日

 和田フォトギャラリー

昨 日

 Copyright (C) 2000-2013 Yoshio Wada. All Rights Reserved. 

ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク