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▼ 鐵砲洲稲荷神社では、奉祝大祭にあわせて、約30年ぶりに稚児行列を復活し、この日の昼前、稚児装束を身につけた55人の幼児が鳳輦と共に新橋演舞場から歌舞伎座までパレードし、歌舞伎座で記念写真を撮った。 |
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資料:鐵砲洲稲荷神社 |
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▼ 稚児行列は、御本社神輿渡御と平行して行われるため、筆者は撮影できず、小林豊一さんが密着取材して1,000万画素600枚2.4GBもの画像をお送り頂いたので、ここに紹介したい。 |
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稚児衣装に着替える児童たち/中央区立中央小学校体育館 2010.5.3. 09:25
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拡大写真(1800X1020)331KB |
撮影:小林豊一 |
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▲▼ かつて、「稚児」は乳児、幼児を意味する言葉で、「ちのみご」という言葉が縮んだものと考えられている。後に6歳くらいまでの幼児(袴着・ひもとき前)に拡大され、袴着・ひもとき〜元服・裳着の間の少年少女は「童」(わらは・わらべ)と呼ばれた。 |
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撮影:小林豊一 |
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▲▼ 現代においては、祭りの中で、特徴的な化粧を施し、お揃いの衣装を着た概ね小学生以下の男児・女児が稚児と呼ばれる場合が多い。 |
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撮影:小林豊一 |
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▲▼ 稚児の衣装は、平安装束が多く、男児は神官装束、女児は巫女装束が一般的で、鐵砲洲稲荷神社もその例に沿っている。袴は不可欠と考えられており、男児は烏帽子(えぼし)、女児は天冠(てんかん)を被る場合が多い。持ち物としては、舞扇、蓮・桜・紅葉・等の造花が一般的。 |
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撮影:小林豊一 |
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▲▼ 化粧は額に「アヤツコ」と呼ばれるまじないの意味がある模様、又は「位星(くらいほし)」と呼ばれる丸を黒又は赤で入れ、鼻筋を白く塗るのが基本。位星は、その形から黒丸(くろまる)とも呼ばれる。鐵砲洲では、黒いスタンプインクを丸鉛筆に付けて額に転写していた。 |
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拡大写真(1400X1800)293KB |
撮影:小林豊一 |
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▲▼ 位星(黒丸)は、眉の上にもう一つの円い眉が乗っている不思議な化粧法だが、身分の高い公卿(くげ)などの貴族の化粧法として用いられていた。 |
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拡大写真(1150X1600)225KB |
撮影:小林豊一 |
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▲▼ この化粧法は、現在では稚児のほかに歌舞伎に用いられている。位星の化粧を施すと、本当に高い身分の人のように見え、いかにも麿(まろ)といった貴族の感じが出て来るから不思議である。 |
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男児は金の |
烏帽子 |
の神官装束/鐵砲洲稲荷神社 10:05 |
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拡大写真(1500X1800)507KB |
撮影:小林豊一 |
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みんなで参拝後記念撮影/鐵砲洲稲荷神社 10:25
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拡大写真(2000X1333)4561KB |
撮影:小林豊一 |
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▼ 稚児衣装に身を包んだ子供たちは、午前11時過ぎに新橋演舞場前で御本社神輿の前を進む鳳輦(ほうれん)一行に合流して稚児行列を編成し、一足先に歌舞伎座までパレードした。 |
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←新橋演舞場 |
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時事通信社 |
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拡大写真(2000X1100)456KB |
撮影:小林豊一 |
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拡大写真(1600X1067)405KB |
撮影:小林豊一 |
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ほうれんの ちごぎょうれつや なつたちぬ |
Summer has come, the Children's Parade with a portable shrine. |
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拡大写真(1800X1720)571KB |
撮影:小林豊一 |
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拡大写真(2000X1333)571KB |
撮影:小林豊一 |
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拡大写真(1800X1200)359KB |
撮影:小林豊一 |
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稚児行列をサポートした |
敬神婦人会 |
の方々 |
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拡大写真(1600X1300)340KB |
撮影:小林豊一 |
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