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 旅紀行日本の裸祭り

2018年10月19日改訂

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旅と写真は元気の泉

感動の裸祭CD完成!

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2001年11月10日制作

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ふんどし談議 2/2

←播州秋祭ふんどし談義→

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■■■ ふんどし談議 PART1 ■■■

   
 秋祭りシリーズのメインとなる「播州秋祭・灘のけんか祭り」が完成したが、さっそく色々と感想が寄せられた。その中で、灘のけんか祭り というホームページを主宰し、祭りにも錬り子として参加されているという地元の方から、説明文にある「ふんどし」という表現は誤りで、あれは「まわし」なので、できれば訂正して欲しいとの申し入れがあった。
少し訂正なんですけれども,「ふんどし」ではなく「まわし」です。正式には「泥まわし」なんですけれども。相撲取りが稽古でつけているあのやつです。よく皆さん間違われるんですけれどもね。できれば直していただきたいなと思いメールいたしました。正しい灘のけんか祭りを理解して欲しいので・・・
 そこで、次のような返事を出した。
 「ふんどし」の件ですが、地元の方は「まわし」と呼んでおられることは存じ上げております。「ふんどし」を広辞苑で調べますと、「男子の陰部をおおい隠す布。たふさぎ。したおび。ふどし。」とあり、また「まわし」は、「腰にまとう布。ふんどし。特に力士の締込み。」と説明されており、「まわし」も「ふんどし」であることには変わりありません。
 
 語感として「まわし」といいますと、広辞苑にあるように、私を含め日本全国の方々は相撲をイメージしてしまいます。そこで、「ヤッサ」を屋台と書かせていただいているように、あえて「ふんどし」と書かせていただきました。「ふんどし」という言葉は、歴史ある素晴らしい言葉で、日本人のアイデンティティやメンタリティをあらわす重要なキーワードだと認識しています。
 播州の秋祭りで着用される「まわし」には、生地が厚くて堅い相撲まわしと、相撲まわしよりも薄手で柔らかく、祭り用にあつらえたものとがあるようですね。

 ご指摘をいただきましたので「地元では祭りに締めるふんどしをまわしと呼んでいる」旨、解説文に追加したいと思います。

  なお、灘のけんか祭りの翌日、祭りの写真を2ページにわたって掲載した神戸新聞は「締め込み」という表現を用いていた。
 しばらくして、同じ人から返事が寄せられた。

 やはり,「ふんどし」という表現は,私たち練り子からはちょっと嫌われますね。やはり「まわし」という表現をつかってもらいたいと思います。全国的にみればそういう表現の方がいいのかもしれないですが。一練り子の意見ではやはり「まわし」!です。

 そこで、もう一度、自説を展開した。

 皆さん、「ふんどし」という言葉に偏見をお持ちなのでしょうか。皆さんの格好は、どこから見てもふんどし姿です。それをまわしと呼ぼうとも、ふんどしをしていることには変わりありません。ふんどしを着用している祭りは全国にあまたあります。六尺褌や締め込み、赤褌を含む水褌(すいこん)、越中褌、相撲まわしに近いものなど、種類は色々ですが、どれも日本の伝統を感じさせる祭り衣装です。ふんどしをしていることは、決して恥ずかしいことではありません。男らしくて日本古来の美学を感じます。皆さんもそう思っておられるのではないのでしょうか。
 これからもふんどしが屋外で他人に見せる日本古来の伝統衣装として存続を願うものです。私のこだわりに免じて、どうか「ふんどし」という言葉を使うことをお許し下さい。
 サンテレビの播州の秋祭りシリーズをずっと録画していますが、浜の宮や灘のけんか祭りは、例外無しにふんどし(まわし)着用を義務づけておられるようで、嬉しい限りですが、祭りによっては、パンツやトレパンが混じってきており、残念に思っています。どうかこれからも伝統を崩さないように願っています。子供の奉納相撲でパンツの上にまわしを締めさせていた神社がありましたが、嘆かわしいことです。

 別の方からは、次のような感想が寄せられた。

 僕等の学生時代には、まだ、六尺ふんどしで泳いだものでして、今でも自分で締めることができると思います。でも、正直なところ、僕の趣味から言わせて頂くなら、ふんどし姿の男性の裸体はいただけません。やはり、ヴィーナスのような女性美がいいですな・・・

 私の返事は次のとおりである。思わぬふんどし談議となってしまった。

 ふんどし姿は意見が分かれるところですね。好むと好まざるとにかかわらず、日本人に生まれてきた以上、単なる下着だけでなく、労働着や祭りの衣装、国技の相撲のまわしなどとして日本に定着してきた長い伝統文化を簡単に捨て去るわけにはいけない気がします。日本人のアイデンティティの一つとして、ふんどしが祭りの衣装としてこれからも存続して欲しいと思っています。まわりがみんなふんどしを締めていると、ふんどしをしていない方が恥ずかしい気になりました。播州の女性は、ふんどし姿の男性に魅力を感じるそうで、その格好のまま彼女を駅まで送ってくる若い子が沢山いました。
ふんどし談議 2/2

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