ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク
 

和田義男

 旅紀行ジャパン

2006年9月8日改訂
行進曲メドレー

拡大写真(1400x1050)232KB

2006年9月7日作成

「やしま」業務管理官から説明を受ける松村副大臣

「やしま」業務管理官から説明を受ける松村副大臣(海上保安庁観閲式/東京湾)

海上保安庁ロゴマーク

海上保安庁観閲式

旗艦

 

 出港後、訓練海域に到着するまでの間、招待客に船橋の見学が許されていたので、船橋に昇ると、船橋中央で操船する船長と航海長の姿があった。船橋の右舷側ではガイド担当の女性海上保安官がマイク片手に船内放送に専従していた。

船橋で操船する「やしま」船長(左)と航海長(右)

船橋で操船する「やしま」船長(左)と航海長(右)

 

巡視船「やしま」

 

 巡視船「やしま」は、横浜海上保安部に所属する総トン数5,200ton 、全長130mのヘリコプター2機搭載型巡視船で、9,000馬力のディーゼル・エンジン2機を搭載し、速力約23ノットで航走する。搭載するベル212型機は2機とも最大速力120ノット、最大搭載人員11名。

船内放送でガイド役を務める女性保安官

船内放送でガイド役を務める女性保安官

 

 フラッグ・シップ(旗艦)「やしま」は萩原博美(はぎわら・ひろみ)第三管区海上保安本部長が観閲式・総合訓練の指揮をとる総合指揮船で、訓練海域に到着すると、前に「いず」、後ろに「はやと」「ちくぜん」を従える単縦陣をとる。

東京港を出港する「やしま」

東京港を出港する「やしま」

拡大写真(1600x1200)340KB

 夏の海富士山頂に様候  北舟 

なつのうみ ふじさんちょうに ようそうろう

 

取材中、幸運にも松村副大臣と石川長官が昇橋して視察する光景に遭遇し、その様子を撮影することができた。

「やしま」船橋を視察する松村副大臣(中央)と石川長官(左)

「やしま」船橋を視察する松村副大臣(中央)と石川長官(左)

拡大写真(1400x1000)188KB

「やしま」業務管理官から説明を受ける松村副大臣

「やしま」業務管理官から説明を受ける松村副大臣

拡大写真(1400x1050)232KB

 

船の司令塔に当たる船橋には、「海上保安友の会*」の会員や家族連れの招待客などが見学に訪れていた。

  *海上保安友の会:海を愛する人々が海上保安官との交流や相互親睦などを通じて海の認識を深めるため昭和63年(1988)4月に設立されたファンクラブ。  海上保安友の会のホームページ  

「やしま」船橋を見学する人たち

「やしま」船橋を見学する人たち

 

子供たちが電子海図と連動した最新式のカラフルなレーダー映像の説明を受け、熱心に聞いていた。

レーダーの説明を受ける子供たち

レーダーの説明を受ける子供たち

拡大写真(1400x1050)212KB

 

 船橋前面の上甲板右舷では、観客が東京港の風景を楽しんでいた。観閲式では、観閲船隊と受閲船隊とが右舷対右舷の単縦陣ですれ違うため、右舷前方がベストポジションである。多くのアマチュア・カメラマンたちが場所取りのため、立ったまま頑張っていた。写真下左の白衣の人は、臨時に乗船している救護班の医師である。

東京港のクルージングを楽しむ招待客たち

東京港のクルージングを楽しむ招待客たち

拡大写真(1400x1050)270KB

 

 東京港入口の防波堤灯台を通過すると右(西)に羽田空港がある。丁度B滑走路に着陸するジャンボ機が進入してきた。海上から見るとかなりの低空飛行である。

羽田空港B滑走路に着陸するANAのジャンボ機

羽田空港B滑走路に着陸するANAのジャンボ機

拡大写真(1600x1050)211KB

 

巡視船「はやと」

 

 鈴なりの招待客を乗せた「はやと」は、鹿児島海上保安部に所属する総トン数3,200ton 、全長105mのヘリコプター搭載型巡視船。観閲船隊3番船として、晴海埠頭で観客を乗せ、「やしま」のすぐ後を航行する。

鈴なりの乗客を乗せたヘリ搭載型巡視船「はやと」

鈴なりの乗客を乗せたヘリ搭載型巡視船「はやと」

拡大写真(1350x1600)340KB

   「はやと」の下にある「東京」は船籍港を示す。海上保安庁の巡視船は全て東京を船籍港としている。その下の英数字は国連の付属機関である国際海事機関(IMO アイエムオー International Maritime Organization)が全世界の船舶を識別するために付与したIMO番号で、従来の船舶番号に相当する。  

羽田沖訓練海域の衛星写真

マウスカーソルで画面のどこかをポイントすると説明が現れます。

羽田沖訓練海域の衛星写真

資料

 

東京灯標とうきょうとうひょう

 

 東京港の入口に建つ東京灯標は、昭和44年(1969)に東京灯船の代替えとして建造された。東京港のシンボル的存在で、灯塔はたくましさをあらわし、貝殻をかたどった見張室はやさしさをイメージしているという。

東京港に入口に建つ東京灯標

東京港に入口に建つ東京灯標

拡大写真(1600x1070)236KB

 

巡視船「いず」

 

 横浜海上保安部に所属する巡視船「いず」は、平成7年(1995)1月17日に発生した阪神・淡路大震災の教訓を生かして建造された総トン数3,500tonの災害対応型巡視船である。 医療機器を備えた医務室や宿泊設備、食事提供、500tonの清水タンク、雑用水製造装置など、医療・宿泊・輸送・生活援助機能をもつ。へり甲板があるが、ヘリコプターは搭載していない。観閲船隊1番船として、横浜港で観客を乗せ、旗艦「やしま」を先導する。

スマートな船体に乗客を満載した「いず」

スマートな船体に乗客を満載した「いず」

拡大写真(2000x1000)276KB

Wa☆Daフォトギャラリー

今 日

 和田フォトギャラリー

昨 日

 Copyright (C) 2000-2006 Yoshio Wada. All Rights Reserved. 

ホームページお知らせお便りコーナー徒然日記俳句・海の風景ホームページ奮闘記作者のプロフィールリンク