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和田義男

 旅紀行ジャパン

2006年9月10日改訂
行進曲メドレー

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2006年9月7日作成

炸裂する警告投てき弾

炸裂する警告投てき弾(海上保安庁観閲式/東京湾)

海上保安庁ロゴマーク

海上保安庁観閲式

警備

 

密輸容疑船捕捉訓練

 

人命救助・防災訓練が終わった後、ドクロマークを付けた巡視艇を密輸容疑船に見立てた捕捉訓練が始まった。

容疑船を追跡する巡視船艇

容疑船を追跡する巡視船艇

武装保安官を乗せて追尾する巡視艇

武装保安官を乗せて追尾する巡視艇

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   追跡する巡視船艇には鉄兜(てつかぶと)姿の武装保安官の姿が見える。黄色と黒のチェック模様の旗が停戦命令のL旗。そのそばのUY旗は訓練中であることをあらわし、これらは全て国際信号である。

追跡する巡視船艇

追跡する巡視船艇

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警視庁警備艇「ふじ」

 

 警視庁は26隻の船艇を保有するが、101署のうち唯一東京水上警察署(水警すいけい)が警備艇を持つ。水警には大小8隻の船艇があるが、「視1 ふじ」が警視庁のフラッグ・シップで、総トン数 29.ton、全長 21.81m。警備艇の活動範囲は、東京港から狭い河川まで広範囲に及び、時には伊豆諸島まで赴くこともあるという。                                                

機動隊員を乗せて追尾する警備艇「ふじ」(警視庁)

機動隊員を乗せて追尾する警備艇「ふじ」(警視庁)

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 水警は、神奈川県警、兵庫県警、福岡県警など、大港湾を管轄する県警にあり、港内や河川、運河水域などが行動範囲。海域については、税関や消防などと同じように海上保安庁の管轄と重複するが、関係機関相互の連携がはかられている。

   水警の警備艇は、警察権のない技官(海技従事者)が操船し、必要に応じて警察官が上乗りする。海保の巡視船は、警察権を持つ海上保安官が自ら操船している。  東京水上警察署のホームページ  
   迫真の追跡劇の感動シーンを切り取ろうと、「やしま」前部甲板の右舷では、アマチュア・カメラマンの真剣な姿が見られた。マスコミ各社の報道陣は、ヘリコプター格納庫の屋上で取材していた。

名作を狙うカメラマンたち

名作を狙うカメラマンたち

 

 スピーカーからの呼びかけや警笛、国際信号旗のL旗掲揚など、あらゆる手段を講じても停船しないため、光と大音響を発する警告投てき弾が投げられ、容疑船の船上で炸裂した。

炸裂する警告投てき弾

炸裂する警告投てき弾

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 夏の警告弾の炸裂す  北舟 

なつのうみ けいこくだんの さくれつす

 

自動小銃

 

 しばらくして密輸容疑船による自動小銃の空包(くうほう)射撃が始まった。小銃の「パン・パン・パン・・・」という射撃音が更に緊張感を増幅する。迫真の訓練は、佳境に入った。

訓練で自動小銃の空砲射撃を行う密輸容疑者たち

訓練で自動小銃の空砲射撃を行う密輸容疑者たち

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   巡視艇の上部甲板に陣取っていた武装保安官は、間髪を入れずに応戦し、激しい射撃戦が展開された。実弾が発射されない空砲射撃ではあるが、本物の自動小銃を使った発砲なので、実弾射撃と変わらない迫力がある。

自動小銃で応戦する海上保安官

自動小銃で応戦する海上保安官

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強行接舷による捕捉・逮捕

 

 海上保安官の発砲により、容疑者たちは両手をあげて投降したため、強行接舷により容疑船を捕捉し、保安官が移乗して無事犯人の逮捕に成功。保安官たちは鉄兜に防弾チョッキを付けているとはいえ、命がけの銃撃戦であり、大変厳しい任務である。

密輸船の捕捉・逮捕

密輸船の捕捉・逮捕

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