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6月17日(火)、ローテンブルク旧市街のホテルに一泊した後、ツアー7日目となる18日(水)は、ロマンチック街道をバスで1時間半ほど北上し、ロマンチック街道の起点となるヴュルツブルクを観光した。 |
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フランケン地方の中心都市で、ロマンチック街道の北の起点であるヴュルツブルクの歴史は古く、紀元前1000年頃には、既にケルト人がマイン川沿いに城砦を築いていたという。7世紀に聖キリアンがこの地で殉教を遂げると、8世紀には司教座が置かれ、歴代の司教領主の下で町は発展していった。 |
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王冠の女神が手にしているのは月桂冠とヴュルツブルク市章 |
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ヴュルツブルクは日本にゆかりのある町で、長崎の出島で活躍した医師シーボルトは、この町に生まれ、医学を学んだ後、鎖国の日本に赴任した。また、滋賀県大津市と姉妹都市の関係にある。 |
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ヴュルツブルク大学で研究した物理学者レントゲンは、1895年にX線を発見し、後に第1回ノーベル物理学賞を受賞した。 |
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ヴュルツブルクのレジデンツ Würzburger Residenz
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ヴュルツブルクでの見所は、領主司教の宮殿・レジデンツである。バロック建築様式を代表するヨーロッパでも屈指の宮殿であり、バルタザール・ノイマンの設計により、1720年〜1744年に建てられた。1981年、庭園と宮殿前広場を含む形で「ヴュルツブルク司教館、その庭園群と広場」として世界文化遺産に登録された。 |
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レジデンツに設けられたホーフ教会/西側1階入口より祭壇を望む
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ドイツには城をあらわす言葉に「ブルク Burg 」「シュロス Schloβ」「レジデンツ Residenz」の三種がある。かつてはブルグと訳されていたブルクは、ヴュルツブルクやローテンブルクのように地名に取り入れられているが、城砦のような初期の戦闘本位の城を意味する。 |
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シュロスは、ノイシュヴァンシュタイン城のように戦闘目的に加えて領主や王など支配者の居住施設を備えた城である。レジデンツは、戦闘の目的はなく、支配者の居城で、宮殿と訳されるのが一般的である。ヴュルツブルクのレジデンツは、ヴュルツブルク宮殿とも呼ばれ、この地を統治した大司教の居城である。 |
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ヴュルツブルクのレジデンツは「宮殿中の宮殿」ともいわれ、かのナポレオンが「ヨーロッパで一番美しい司教宮殿」と賞賛したという。レジデンツの南側に造られたホーフ庭園 Hofgarten も美しい庭園である。 |
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4つの塔を持つロマネスク様式の大聖堂は、9世紀に創建された古い教会の跡地に11〜12世紀に建てられた教会である。現在の建物は第二次世界大戦後に再建されたもの。 |
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1473〜1543年に造られた石造りのアルテ・マイン橋がマイン川に架かっている。キリアン像をはじめとする12体の砂岩でできた聖人像が立っている。 |
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なつのそら しゅごせいじんの おわすはし |
Summer sky, a patron saint on the bridge. |
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マリエンベルク要塞 Festung Marienberg
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マリエンベルク要塞は、1253年から1719年まで、レジデンツが建設される以前の歴代ヴュルツブルク大司教の居城となっていたもので、とても堅固なつくりとなっている。現在は領主館博物館、マインフランケン博物館として公開されている。 |
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マリエンカペレ(マリア礼拝堂) Marien Kapelle
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マルクト広場に面して建つ三身廊ホール式教会のマリエンカペレ(マリア礼拝堂)は、1337〜1470年に建立された後期ゴシック建築である。ピンクがかった赤と白の塗色は、女性らしさをあらわした清楚な雰囲気がある。 |
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