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ルアウ
Lū'au |
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シェラトン・コナでは、毎週月曜日の夜、海沿いの広場で Island Breese Productions
による
Haleo Luau
(ハレオ・ルアウ)が開催される。前日に予約していたので、2日目のこの夜、カイルア・コナの観光から帰った後に参加した。 |
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ルアウ(宴)「ハレオ/Voice of Life」のチェックイン・カウンター / シェラトン・コナ 2013.06.17 17:15-19:40
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シェラトン・コナ全景 |
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↓芝生のルアウ会場 |
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ホテル提供写真 |
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▲▼ ルアウとは饗宴のことで、ハレオは
Voice of Life
(生命の声)という意味らしい。ポリネシア人の生命の声を聞かせるという趣向のようで、大いに期待して臨んだ。
ドレスコードもなく、気楽なディナー・ショーだった。 |
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ククイナッツの黒いレイとプルメリアの赤いレイ/フラダンス必需品
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▲▼
会場は、とても広い芝生の広場で、ハワイ情緒満点の場所だった。入口でプルメリアやククイナッツで作ったレイが売られていた。これらはフラの必需品である。また、ウクレレやこのグループ作成の二種類の音楽CD(1枚10ドル)が売られていたので、2枚とも購入した。 |
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ルアウ(宴)「ハレオ」の開演 / シェラトン・コナ 17:17
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▲▼ 午後5時過ぎ、来客たちに一人づつビールやワイン、ソフトドリンクが手渡され、全員が案内された席に座ると、間もなく開演し、アロハシャツに腰巻、裸足でスキンヘッド
skinhead の男性がマイクを持ち、英語で挨拶を始めた。この人は歌手で、歌も上手かった。この格好を見れば、ドレスコードがないのも頷けるが、ハワイではアロハシャツが正装だという。 |
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アロハシャツ・腰巻・裸足の司会者(歌手)の挨拶
17:18
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タトゥー
Tattoo |
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まだ時間が早いので、ディナーが用意されるまでの間、ダンサーたちとの交流タイムとなり、ペインティングと木版で手足にタトゥー
tattoo
(入れ墨)を入れてくれるサービスが好評で、老若男女が列を作った。無料のサービスだが、チップを出す人もいた。 |
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タトゥーの語源は、タヒチ語のタタウ
Tatau
から来ている。ポリネシアの島々では色々な意味を持つ部族特有のタトゥー(トライバル・タトゥー
Trival Tattoo
)があり、サモアでは、今でもその伝統が継承されているという。 |
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▲▼
日本では、入れ墨=暴力団というイメージが定着してしまい、白眼視されるタトゥーだが、世界的に見ると、サッカー選手で有名なイギリス人のデビッド・ベッカムがタトゥーを入れているように、愛好者が大勢いる。このアトラクションでも全員が歓迎の意を表しており、タトゥーを入れて貰わなかった我々夫婦をいぶかしく思う人がいた。(笑) |
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トライバル・タトゥーの歴史【タヒチ】
トライバル・タトゥーの歴史【サモア】
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シャカ・サイン
Shaka
Sign |
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写真下の男性が握った手の親指と小指を立てて子供に示しているサインがハワイでよく見られるシャカ・サインである。この男性のように手の甲を相手に向けるのがシャカ・サインで、手の甲を内側にして五指を相手に見せるのはハングルース Hang Loose
と呼ばれて、区別されている。 |
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▲ ハングルースは、「気楽に行こうよ!」「アロハ(こんにちは)」「マハロ(ありがとう)」などの挨拶の意味で使われ、シャカ・サインの方は「元気?!」「今日もがんばろうぜ!
」などの励ましの意味で使われるという。さすれば、この男性は、子供に「元気で行こう!」と励ましていることになる。 |
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ファイヤー・ナイフ
Fire Knife |
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▼ 次頁に登場するサモアのファイヤーナイフ・ダンスで使うファイア・ナイフに見立てた棒で、バトン・トワラーのような仕草を教えていたが、人気は今ひとつ。本番では赤い部分が火を着ける場所なのだろう。 |
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ポイ
Poi |
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ポイは、紐の先におもりがついたパフォーマンス・ジャグリング道具、または道具を用いた踊りのことで、二つ一組で使う。ニュージーランドのマオリ族を起源とし、マオリ語でボールという意味
がある。 |
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元来、ポイは、マオリ族男性の筋力トレーニングの道具として使われていたとの説がある。現在のマオリ族では女性が布製のポイを歌いながら回すポイ・ダンスが一般的で、この後のショーに登場した。 |
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ハラ
Hala |
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ルアウ・ショーの舞台の両側に大きなハラの木が植わっていた。気根が見事な木で、日本では、その姿形からタコノキと呼ばれている。原産地はポリネシアなので、土着の木なのだろう。パイナップルに似た果実は食用になり、その葉はラウハラ(「ハラの葉」の意)と呼ばれ、カゴや帽子、バッグなどのラウハラ細工の材料となる。 |
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▼ 午後6時になると、夕食の準備ができたので、前列のテーブルから順に呼ばれて、ブッフェ(バイキング)・スタイルの食事を取った。一列に並べられた料理は、両サイドから皿に取れるようになっている。 |
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料理には名札が置かれ、中味が分かるようになっていた。薄紫色のペーストは、タロイモから作ったポイで、ハワイ人の主食だった。日本人のご飯のように特段の味がないので、おかずと一緒に食べる。長く置いておくと発酵して酸っぱくなるが、腐敗するわけではないので、食べても大丈夫らしく、保存食にもなるらしい。 |
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タロイモからできたポイとアイランド風シダの芽(ワラビ)サラダ
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▲▼
ルアウは、土を掘って豚の丸焼きを作るのがかつてのやり方だが、観光ルアウなので、そこまでの野趣溢れる料理は出ない。しかし、木のプレートを使い、ハワイらしさを持たせた料理が並んでおり、料理長の工夫のあとが見られる。 |
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♪ ハワイアンとタヒチアン
Hawaiian &
Tahitian |
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● この頁に流れるBGMは、このルアウで購入したもので、Island Breese
による
ALOHA 'ĀINA
と Gathering Of The Kings
の2枚のCDから抜粋したハワイアンとタヒチアンの曲を流している。英語とハワイ語の曲が混在しているが、ハワイ語の曲は意味がつかめないものの、フラ・カヒコの雰囲気が良く出ていて、英語曲より好きだ。 |
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ハワイアンは、Birth
Of Hawaii - Aloha 'Āina - Aloha Is Word
- Manua Kea - Aloha 'Āina
の5曲。タヒチアンは
Birth Of Tahiti - Tahitian Intro -
Tahitian Otea
の3曲で、筆者としては、CDのタイトルにもなっているアロハ・アイナAloha
'Āina
が好きだ。 |
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アロハ・アイナは、Love
of the land
という意味。意訳すれば「愛の島」ということになる。オリ(詠唱)のあと、メレ(歌)が始まる典型的な古典フラ(フラ・カヒコ)のスタイルをとっている。 |
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最後はタロイモで作ったロールパンとトロピカル・フルーツ・バター
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フラ
Hula |
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最初に、フリー百科事典ウィキペディアに掲載されている「フラ」の解説を引用するので、是非、一読願いたい。基礎知識として、頭に入れておくと、これからの理解が容易になる。
フラ(ハワイ語:
hula)はハワイの伝統的な歌舞音曲である。フラにはダンス、演奏、詠唱、歌唱の全てが含まれる。カヒコと呼ばれる古典的なスタイル(古典フラ)と、アウアナと呼ばれる現代的なスタイル(現代フラ)がある。フラは総合芸術であると同時に宗教的な行為でもあり、日本の能楽と同様、単なるダンスや音楽の概念では捉えられないものである。
フラを学ぶための教室をハラウ、フラの教師をクムと呼ぶ。
「フラ」の意味がダンスであることから、専門家の間では「フラ」と呼ぶが、世界的にも、一般には英語の一般名詞ダンス(dance)を補い、フラダンスと紹介される。
フラの起源については諸説ある。ある伝説によれば、女神ラカ(英語版)がモロカイ島の聖地カアナにフラを生んだという。モロカイ島では毎年5月にフラの誕生を祝い、「踊りの中心」を意味するカフラピコという祭りが開かれている。別の伝説では、ヒイアカ(英語版)が姉の火山の女神ペレの荒い気性をなだめるために踊ったのが始まりだという。
どちらにしろ、古代のハワイは無文字社会であった為、フラの正確な起源は解らない。ただ、ハワイ人がマルケサス諸島やタヒチから渡って来たことは確かであり、フラもまたこれらの土地からポリネシア人が持ってきた歌舞音曲がハワイにおいて発展したものと考えるのが自然である。
ハワイが西洋と接触する1778年以前からのフラは宗教儀式と緊密に結びついたものであり、パフと呼ばれるサメ皮の太鼓の伴奏で行われるダンスは、神に捧げられる最も神聖なものである。
1820年にハワイにやってきたプロテスタントのアメリカ人宣教師たちは、フラを異教の踊りとして断罪し、禁止している。ハワイのダンスは、伝統芸術を奨励したカラカウア王の時代に復活した。このとき詩歌や衣装を新たに組み合わせて作られたのがフラクイと呼ばれる新しい形式である。フラクイでは神聖なパフは避けられ、代わりに伝統的な楽器であるイプ(ヒョウタン)が結びつけられた。しかしながらフラの儀式的・祈祷的側面は20世紀に入るまで守られており、フラの練習と実演は、女神ラカに捧げるものであった。
その後フラは観光やハリウッド映画の影響で大きな変貌を遂げたが、1970年代以降、ハワイでは再び古代のハワイ文化の有り様への関心が高まっており(ハワイアン・ルネッサンス)、その一環としてフラ・カヒコに真摯に取り組む者が増えた。 |
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マロ(褌)を思わせる衣装でプー(法螺貝)を吹鳴する男性
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▲▼
全員が料理を取り終わり、着席して食事をはじめた頃、舞台でフラの始まりを告げるプー
Pu
(法螺貝)が鳴らされたあと、赤いドレスを着た裸足のフラ・ダンサーが登場してディナー・ショーが始まった。 |
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フラ・アウアナ
Hula
Auana |
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赤いアロハシャツを着た3人の男性によるウクレレやギターの演奏をバックに赤いドレスの女性が踊るフラは、19世紀以降、欧米の音楽を取り入れて創り出された新しい形式のフラ・アウアナである。英語を交えた歌と和音を出すことが出来る楽器を使用している点が古典形式のフラ・カヒコとの最大の差異である。レパートリーは固定されておらず、新作も創られているという。ちなみに、アウアナとは、「正道をそれる」という意味。 |
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とこなつの あかいむーむー かいのれい |
Shell
leis and red muumuus of perpetual summer. |
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ムームー
Mu'umu'u |
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ムームーは、ハワイで女性の正装とされているゆったりとしたドレス。日本においてもフラダンスの衣装として着られるほか、中高年女性の夏の部屋着や、健康ランドの女性用館内着として用いられることもある。 |
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かつてハワイの女性は上半身裸で過ごしていたが、キャプテン・クックがハワイ島を発見した後、白人文化が流入するようになり、裸を野蛮とするキリスト教文化を背負う宣教師が裸体を隠すために衣服を着せたのがムームーの始まりという。ムームーとは、ハワイ語で「短く切る」という意味。西洋風のドレスでは暑苦しいため、袖や裾を短く切ったものがムームーとなって定着した。 |
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タヒチアン・ダンス
Ori Tahiti |
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▲▼ ルアウ・ショーに早々と登場したのは、オリ・タヒチと呼ばれるタヒチアン・ダンス。このリズムや装束は、日本でもよく目にする。代表的な種類は、アパリマ
Apa Rima
とオテア
Ote 'a
である。オテアは、タヒチの伝統楽器トエレのリズムにあわせて踊るもので、男性は足、女性は腰の動きが主体の運動量の多い激しく速い動きの踊り。アパリマは、ウクレレや伝統打楽器の演奏に伴って、手の動きで歌詞を表現する踊りで、ゆったりとした動きとなる。 |
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タヒチアン・ダンスに関する秀逸なブログがあり、その特徴をよくあらわしているので、コメントを抜粋する。
〜最近、タヒチアン・ダンスを習い始めました。フラは神様の踊り。タヒチは恋の踊り。マオリは戦いの踊り。さて、タヒチにもDrumだけで踊るオテアと音楽・歌にあわせて踊るアフプロゥやアパリマがあります。ベーシックのレッスンではパフ(太鼓)とトエレという木の楽器の音に合わせて練習します。最初はクム(編者註:ダンスの先生)がたたくパフだけですが、途中から元ドラマーのクムのご主人のトエレが入ってきたりします。このトエレの音が入ってくると だんだんテンションがあがってくるんです。タヒチは、とても体力が必要で、すっごく しんどいのに ハイテンション!〜 |
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▲▼
タヒチ観光局のタヒチアン・ダンスの説明は、次のとおり。
力強さと妖艶さをあわせもつ「タヒチアン・ダンス」。豪快で魅惑的な衣装を身にまとい、リズミカルなテンポを奏でるタヒチアン・ドラムに合わせて腰を動かすパワフルな踊りや、美しい音色が広がるタヒチアン・バンジョーと共に優雅に踊るタヒチアン・ダンスは、女性ならではのボディラインを活かしたもの。見る人の心を魅了するタヒチの重要な伝統文化の1つです。 |
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フラ・カヒコ
Hula
Kahiko |
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フラ・カヒコは、女性が腰蓑だけのトップレス、男性はマロという褌一丁で踊っていた古代ハワイのフラを継承した踊りで、神々にささげる神聖な踊りと考えられている。最初に日本の神道の祝詞にあたるオリをよみあげた後、歌い手のメレ(チャント)に合わせて踊り出す。いずれもハワイ語を使う。カヒコ
Kahiko は「古い・原初の・はるか昔の」、オリ
Oli
は「詠唱」、メレ
Mele は「歌」という意味。
現代では、カヒコといえどもさすがにトップレスはない。 |
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火壺(fire pot)
を捧げて踊るフラ・カヒコ(ハワイ) 18:50
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▲▼
フラ・カヒコでは、イプヘケ Ipu Heke と呼ばれるヒョウタンや、鮫の皮で作られたパフドラム
Pahu Drum をフラの師範であるクムフラ
Kumu Hula が叩いてリズムをとる。ダンサーがイリイリ
'Ili'ili と呼ばれる石のカスタネットや、カラアウ
Kala' au と呼ばれる棒でリズムをとったりする場合もある。フラ・カヒコは宗教的行為としてヘイアウ(神殿)に奉納されることもある。そうした場でのフラ・カヒコは、南国的で陽気なフラのイメージからは想像出来ない、極めて厳粛なものであるという。
フラ・カヒコで使われる楽器 |
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フラ・カヒコには、現代のフラ・アイアナには見られない野趣と不思議な力強さが感じられる。フラは、もともと男性の踊り(カネ・フラ Kane Hula )だったのがその原因かもしれない。本来、カヒコを踊るときは、化粧をしたり、アクセサリーを身につけたりしないという。日本の神楽(かぐら)のように、カヒコは、ポリネシアの神々に捧げる厳粛な奉納舞踊だからなのだろう。 |
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イプヘケ(大瓢箪
)やカラアウ(棒)でリズムを取って踊る 18:52
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マロ(褌)一丁のフラ・カヒコ |
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▼ シェラトン・コナのルアウは、フラ・カヒコにおいても現代的な装束が導入されている。女性のトップレスがないのは仕方無いこととしても、男性のカネ・フラ
Kane Hula
では、マロ
malo
一丁のフラを見たいものだと思い、帰国後インターネットで検索したところ、きちんとその裸文化を踏襲しているカヒコがあったので、ここで紹介したい。 |
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写真下は、2005年にオアフ島のワイキキ・ビーチで撮影されたものだが、フラの始まりを告げるプー
Pu
を吹く二人の男性は、マロ一丁の姿である。 |
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マロ(褌)一丁のフラ・カヒコ /
YouTube などより抜粋
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再び、フラ・アウアナとなり、若い二人のカップルが踊ってくれた。男性は上半身裸だがズボンをはいている。女性もムームーの上に腰蓑をつけている。裸踊りが野蛮だとする西洋文化の偏見で、ハワイの人々の持つ本来の美しさが損なわれてしまったと思うのは、筆者だけではあるまい。 |
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ちなみに、現在、キリスト教の宣教師たちは、アフリカや南米アマゾンなどの独自の文化を持つ裸族に対して、衣服を強制するようなことはないという。白人の傲慢により、貴重な伝統文化を破壊し、取り返しのつかない犯罪を犯してしまったことを後悔してのことだろう。 |
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ハラ(タコノキ)とヤシに囲まれた舞台を見守る観客たち 18:56
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▲▼ 幕間(まくあい)となり、ここで、司会者がハワイで結婚記念日を祝う老夫婦たちを紹介したので、拍手が湧き上がり、がぜん、場が盛り上がった。 |
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日没時に祝福の「♪ブルー・ハワイ」を熱唱する司会者 19:00
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▲▼
頃合いを見計らい、スキンヘッドの男性が、お祝いにブルーハワイを熱唱し、それにあわせて踊るカップルが沢山いた。 |
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「♪ブルー・ハワイ」をバックにダンスする観客たち 19:01
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Dreams come true
in blue Hawaii And mine could all come true This magic night of nights
with you |
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